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えっ??乾燥小ジワは○○るの?

目元や口元にできやすい乾燥小じわは

若い世代でも悩んでいる人が多い肌トラブルの1つです。しかしこの乾燥小じわは、きちんとケアすれば目立たなくすることも可能です!!


[1]乾燥による小じわのメカニズムは?


◇乾燥による小じわの症状
「小じわ」とは、目尻や口元など、皮膚の薄い部分に小さく刻まれたシワのことを指します。「ちりめんじわ」や「乾燥小じわ」とも呼ばれています。
肌は3層構造になっており、外側から順に「表皮」「真皮」「皮下組織」となっていますが、小じわは、私達が直接触れることができる1番外側の表皮のしわです。


表皮はさらに4層構造になっており、1番外側にあるのが「角質層」です。肌が乾燥すると角質層にある角質がはがれていき、角質層の中にある肌の潤いが蒸発することで肌に隙間ができてしまいます。これが「小じわ」です。
小じわは、年配の方だけでなく、若い世代でも目立つこともあり、小じわができると肌のキメが乱れ、ハリやツヤもなくなってしまうので、老けたような印象を持たれてしまう原因となります。また、小じわをそのままにしておくと、大きな深いシワに進行していくため、気になったらすぐに対策をすることが大切です。


◇小じわができる原因


▼皮膚表面の乾燥

上記でも説明したように、小じわができる最大の要因は「表皮の乾燥」です。本来、表皮の角質の水分は皮脂やセラミド、天然保湿因子などで守られています。また日々正しい保湿ができていれば、肌は自ら保湿物質を作って角質内に水分を蓄えておくことができるため、ハリのある肌を保つことができます。
しかし、普段角質の水分を守ってくれているバリア機能が弱まると、肌の水分が蒸発し、肌の潤いも奪われ、乾燥により肌にシワが刻まれる原因となってしまいます。

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▼スキンケア方法

よかれと思って行っているスキンケア方法が間違っていると、かえって肌のバリア機能を弱め、乾燥を進行させてしまっている場合があります。例えば、「クレンジングや洗顔の回数が多い」「汚れを取ろうと強くこする」「長時間のケア」「熱いお湯で長風呂する」などの行為は、肌に負担をかけ、肌に必要な皮脂まで取り除いてしまいます。
特に目元は、マスカラやアイライナーの汚れが落ちにくいため、ゴシゴシと強くこすってしまうことも多いのではないでしょうか? 目元は皮膚が薄く、刺激を与え続けると肌に負担がかかり、小じわの原因となってしまうこともあるため注意が必要です。

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▼紫外線

肌の老化の80%は、紫外線などの外部環境が影響しているといわれています。紫外線は、しわだけでなく、たるみやほうれい線など皮膚の老化にもつながるため、紫外線対策はとても重要です。


▼加齢

肌の潤いを保つ成分として必要なのが「セラミド」ですが、これは年齢とともに減少します。年齢が上がるにつれ肌は乾燥しやすくなるため、日頃から保湿が必要になります。


▼タバコ

タバコはさまざまな害があるといわれていますが、女性ホルモンや体格の差などから、男性よりも女性の方がタバコの影響を受けやすいといわれています。
タバコに含まれるニコチンは血流の流れを悪くさせという働きがあるため、摂取し続けると肌の乾燥が進むといわれています。それにより、しみや小じわが増え、黒ずんだ張りのない「スモーカーズ・フェイス」という喫煙者独特の顔つきにになってしまい、実年齢よりもふけて見られることが多くなります。
さらに、タバコ1本でレモン半分のビタミンCを壊すともいわれており、体内のビタミンCが不足することでシミができやすくなります。喫煙女性は、タバコを吸わない女性に比べて小じわが3倍以上多いというデータもあるため、肌のためには禁煙が必要です。いきなり禁煙するのが難しい場合は、徐々に本数を減らしていくよう努力しましょう。

[2]乾燥小じわのケアの方法や対策について


◇加湿
肌の潤いを保つために重要なことは「加湿」です。肌のためには湿度は60~70%が理想とされており、50%以下の場合は湿度を上げる工夫が必要です。加湿と聞くと加湿器を一番に思い浮かべますが、それだけでなく、日々のちょっとした工夫で湿度を上げることができます。


まずは部屋に湿度計を置き、湿度がどのくらいかをこまめにチェックするようにしましょう。洗濯物を室内干ししたり、カーテンや観葉植物に霧吹きをして湿度を上げたり、冬場は、エアコンより、石油ストーブやガスファンヒーターを使用する、アレカヤシやオーガスタなどの加湿効果のある観葉植物を室内に置く、マスクをするなどの工夫で湿度を上げることが可能です。

自分のできる範囲で試してみてはいかがでしょうか!

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