【RIKAKO AIDA LIVE TOUR 2023「Act 2」大阪・東京公演レポート】The Curtain raise of "Act 2"
みなさんこんにちは、はまーです。
2023年10月13日の名古屋公演から始まり、22日の東京公演で千秋楽を迎えた、RIKAKO AIDA LIVE TOUR 2023「Act 2」。
まずはこのLIVE TOURが無事に全公演終了したことに対して、LIVEに携わってくださったスタッフの方々全員へ、何よりも感謝を伝えたいと思います。
今回のLIVE TOURは、逢田梨香子 1st LIVE TOUR 2020-2021「Curtain raise」と同様に、タイトルに含まれたCDがコンセプトとなっているLIVEとなっています。
期間にして僅か9日ですが余りにも多くの事が詰まっていた、逢田さんの「第二幕」の幕開けに相応しいLIVEであったと、胸を張って断言できます。
なので、今から「私にとっての」このLIVEの価値と意味を私の言葉で証明していきたいと思います。
勿論「レポート」でもあるので、なるべく客観的事実も羅列していきたいと思います。
書いていく内容としましては、各曲の解説と私の気づき、そしていつものようにMCを覚えている範囲で口語調で書いていった後に、最後にこのLIVEの意義を纏めて終わりたいと思います。
本編に入る前に注意点が三つほどあります。
一つ目は、私自身名古屋公演が不参加であり、大阪公演が後半から参加なので、名古屋公演、大阪公演前半の内容には触れずに書いていきたいと思います。
二つ目は、いつも書いている事ですが、これは飽くまで私個人の解釈であり、普遍的な「正解」ではないことを示しておきます。
皆さんの心の中にある大切な想いを何よりも大事にしてほしいですし、そんな想いに少しでも寄り添えるような言葉を紡いでいきたいと思います。
三つ目は、写真は高田梓さんの撮影された写真から拝借させて頂いています。
前置きは短く、それでは本編に入ります。
セットリスト
1. My Trailer
ミニアルバムM1「Act 2」が会場に流れ出す。
ピアノと逢田さんのコーラスによって、どこか幻想的で優しい雰囲気が会場に満ちていく。
そこから紡がれるのは、どこか不器用で真っ直ぐな彼女の覚悟の歌。
「My Trailer」、直訳で「私の予告編」。
様々なインタビュー及びLIVEのMCでも触れられていましたが、「Act 2」というアルバムで、自分の殻を破って新たな自分に出会いたい、という逢田さんの覚悟と、これまでの逢田さんの軌跡を強く感じる曲となっています。
この曲を一曲目に歌う意味はこの歌詞があるからだと思っています。
逢田さんにとって、このLIVE TOUR 「Act 2」を通して「次の私」と「巡り逢う」のだと思います。
だから「ここ」って歌っているのでしょう。
個人の話になりますが、実は「My Trailer」が「Act 2」最推しでして。
ちょっとネタバレ踏んだ時、「ハナウタとまわり道」が一曲目だと勘違いして東京公演に参加しました。
「ハナウタとまわり道」が来るのか~、って思いながら一曲目のイントロ聞いた瞬間、冗談抜きで頭おかしくなって、三秒で爆泣きしたのはいい思い出です。
2. for…
セトリ何も知らないマンが「二曲目なんだろう…」ってなっていたら、力強い「まだ誰も」というフレーズが聞こえてきて、どこまでもテンションが上がりました。
「さよなら中野サンプラザ音楽祭」でコール打って滅茶苦茶楽しかったのは覚えていたのですが、改めて二サビ後のコール楽しすぎるなあ!!って思いました。
サイリウムの色やルールの指定はないってよく逢田さんがMCで触れてくださりますし、僕自身も本心からそう思っていますが、それでもこの楽曲になると会場が赤に染まる景色はいつ見ても、感慨深いです。
まあ、私は「My Trailer」で爆泣きしたままだったので、最初泣きながらコール打っていましたが…w
MC.1(東京公演のみ)
普段ならもう少し覚えているはずなのですが、後半と最後のMCに命懸けすぎた結果、ここの部分の記憶がほぼ消し飛んでいます。
大変申し訳ありません…
大阪のアンコール後のMCで、「名古屋で衣装に触れるの忘れてたんだよ!」って仰っていた逢田さん。
大阪もアンコール用のLIVE Tシャツに着替えてから衣装の話忘れてた…!ってなっていたので、今回の東京公演で初めて衣装に触れたとのこと。
「Curtain raise」の「Mirror Mirror」衣装(私が勝手にそう呼んでいます)のようにアシンメトリーな白ベースの衣装です。
東京公演のMCでも触れられていましたが、カチューシャがワンポイントアクセで非常に可愛らしいと思います。
上の「for…」の部分でも触れましたが、いつものように、
というどこまでも逢田さんの優しさの詰まった言葉がありました。
私がこのMC1で一番嬉しかったのは、逢田さんが「このLIVEが初めての参加だよ!っていう人」って聞いてくださったときに、冗談抜きで30-40人の方がいた事です。
逢田さんの歩んできた道のりが、またこうして新たな出会いに繋がっている。
そんな事実が何よりも嬉しかったです。
3. ハナウタとまわり道
前の「さよなら中野サンプラザ音楽祭」のブログでも語りましたが、この曲は、ちょっと辛いことがあっても、守りたい毎日があるから明日という日を迎えよう、という暗いことを踏まえてもなお明るく生きよう、という大切なことを教えてくれる楽曲だと思っています。
「ハナウタとまわり道」だけではなく、この「Act 2」というミニアルバムに含まれているどの曲にも共通する部分だと思っていますが、暗い部分に触れてはいるけど、それ「だけ」じゃなくて。
逢田さんがそこからどう歩んでいくのか、どう前を向いていくのか、ということをどの曲も丁寧に歌い上げていると思っています。
だからこそ、聴き終わった後にどこか爽快感というか、「明日も頑張るぞ!」って素直に思える曲が多いのでしょう。
4. 天使の記憶
真面目な話をすると、この曲を聴いて「さよなら中野サンプラザ音楽祭」を思い出しました。
以上で真面目な話パート終わりです。
いやだって……、この曲の逢田さん可愛すぎて、脳が破壊され続けた記憶しかないのですが。
真面目な歌詞の話もできますが、それ以上に笑顔でこの曲を歌い上げた逢田さんの可愛さが勝っているので、以上でこのパートも終わります(え?)
5. ブルーアワー(another blue ver.)
アコースティックパートということで、アコースティックギター演奏者として高慶さん、そして東京公演からは、キーボード担当として西村奈央さんを加えて三曲披露されました。
なんと、この西村奈央さん。「Nao Nishimura」名義で「幻日のヨハネ」に楽曲提供してくださっている方なのです。
しかも、その楽曲は逢田さんの担当しているリコにとって大きな意味を持つ楽曲である「Hey, dear my friends」。
「Curtain raise」の時のバンマスである野間康介さんがその出会いをきっかけに「Dream hopper」の作曲を担当してくださったように、逢田さんのこれまでの出逢いによって新たなものが作り出されていくのが本当に好きで。
これも、ここまで逢田さんが歩んできたからこそできた事なんだろうな、っていつも思います。
この楽曲を聞いて思ったことが二つあって。
一つは、「REMAINED」の時のように座りながら歌っていたのですが、座りながらでも、どこまでも感情を込めながら力強く歌っていたのがとても印象的でした。
もう一つは、「another blue ver.」ということで、元々の楽曲と比べてどこか悲壮感が少ないというか、「今だからこそ歌える『ブルーアワー』」だと感じました。
披露後のMCでも触れられていましたが、2020年8月7日にリリースされたこの楽曲はコロナ禍で生まれた楽曲であり、会えなかった日々を象徴する曲だからこそ、形を変えてもこうして我々の前で披露されることに何よりも価値があると私も思いました。
ラスサビの「美しいほどに切なさ連れて 瞬くように消えてしまうから」の後に一拍開けるのが本当に好きです。
6. ORDINARY LOVE
原点にして頂点。
元々アコギで演奏されている「ORDINARY LOVE」ですが、自分はそういった調和性以上に、生音でこの曲を思いを込めながら、丁寧に紡ぎあげた逢田さんの姿に、どこまでも涙があふれて止まりませんでした。
「Curtain raise」の話ばかりで申し訳ないのですが、直感的にあのLIVE TOURが脳裏をよぎりました。
見えなくても、上から降ってくる桜吹雪が私には見えました。
何と言いますか、これまで私はLIVEの中の一曲として、ずっとこの曲を僕は聴いていたのですが、「Curtain raise」のアンコールラストの時の様に、どこまでも感情をこめて歌い上げていた逢田さんを強く感じたのです。
「Act 2」という「新たな自分」を示すLIVEで、きっと「これまでの自分」を示す必要性はある意味ないのかもしれません。
ですが、それでも、これまでの自分がいたからこそ、次はこういう自分に出会えると思う、という逢田さんの信念を強く感じて、感無量でした。
どのLIVEでも披露されているこの曲だからこそ、歌うたびにその瞬間の「逢田梨香子」、とこれまでの「逢田梨香子」が詰まっているのが本当に好きです。
いつの日か逢田さんが言っていたように「名刺代わり」の楽曲だと思います。
7. Dearly
まさか、この曲が来るとは思いませんでした。
という言葉から始まった「Dearly」。
この曲何から話せばいいのでしょう。「ORDINARY LOVE」から「ありふれた毎日が 特別な意味を持つ」という繋がりであったり、
という歌詞が私にとって持つ意味を話したりしてもいいのですが、収拾がつかなくなるので、一番話したいことを話したいと思います。
「I will」にも通ずる部分だと思っているのですが、
これらの歌詞を読んでどう思いますか?
私は果てしない「共感」があります。
まるで私自身が逢田さんに抱えている感情そのものだな、って。
でも、不思議じゃありませんか?
これらの歌詞は「逢田さん」が「我々に向かって」歌っている事なんですよね。
そこから考えられるのはただ一つ。
逢田さんもきっと、私たちに対して同じような感情を持ってくださっている、ということです。
だからこそ、改めて思います。
「ありがとう」って、伝えたいなって。
今、ここから。
MC.2
大阪公演
正確には覚えてないので、かなり曖昧な表現になりますが、
という旨の発言があった事を記しておきます。
この発言に逢田さんの優しさが詰まっていると思います。
東京公演
水を飲んでいる逢田さんに対して、これまでのLIVEではイッキコールがあったらしいのですが(え?w)、東京ではそれが無く、
と、逢田さんが仰っていて思わず笑ってしまいました。
筆者も私事ですが、インフルA型にLIVE後に罹患しまして。
私の知り合いの人も行きたくても行けなくなった人もいて。
行けなかった人がこのブログを読んで下さっているかはわかりませんが、そんな貴方の届けたい気持ちは届いているよ、って逢田さんが仰っていたことはここに記しておきたいと思います。
8. うまれる
作詞:逢田梨香子の本楽曲。
どこまでも逢田さんの葛藤を紡いでいる楽曲だと思いますが、何の葛藤か、正確に私は確信していません。憶測で物を語りたくないので、飽くまで私の「感じた事」のみに焦点を当てて話をしていきたいと思います。
この楽曲で私が強烈な印象を受けたのは二番のサビです。
生き写しのような私を消してしまおう。
「うまれる」という曲のテーマについて、「Mirror Mirror」でも感じましたが、もうひとりの自分というか、「鏡像」のような過去の自分との決別だと私は感じました。
あったかもしれない、もう一つの可能性の世界の自分。
そんな「もう一人の自分」の目には、今の自分はきっと映らないのでしょう。
だって、違う世界なのだから。
そんな自分であったら、どうなのだろうか。
誰しもが考える事だと思います。「if」の自分。
そんなことを考えるのは、今の人生に葛藤しているからだと、私は思います。
うまれた意味を知らない、知りたい。
誰か、私が今ここに生きている意味を教えてくれ、と泣き叫んでも、そんな声は誰にも届かず、消えて行く。
きっと逢田さんはそんな日々を葛藤と共に超えてきたからこそ、今この場所に立っているのでしょう。
そんな逢田さんの出した答えは、「もう一人の自分」、僕は「if」の自分だと思っていますが、それとの離別だ、と。
きっと「夜明けとともに過ぎ去った日々」、声優になってからこれまで逢田さんの歩んできた日々が、逢田さんの今までの道のりを証明しているのでしょう。
葛藤していた過去の自分、あったかもしれないもう一人の自分。
もう同じ場所にはとどまっていられないから。
前に進むしかないのだから。
だからそんな自分へ、「ありがとう」を置いていくことを選んだのでしょう。
「ありがとう」といえるほど、逢田さんは歩んできたのでしょう。
今の自分と共に生きることを逢田さんは選んだのだと思います。
それは当たり前のように見えて、どこまでも難しいことだと思っています。
それは自分を認める、ということだから。
それでも、そんな自分の意味を見つけ出した逢田さんを、私は信じたいです。
うまれた意味はここに。
9. Lotus
「うまれる」から紡がれるは、「逢田梨香子」の自己証明。
「うまれる」で歌われていたことにどこまでもリンクしていて、逢田さんが「Lotus」を次に披露した意味をどこまでも感じています。
10. FUTURE LINE / 11. Dream hopper
「Lotus」から披露されたのは1st EP 「Principal」と2nd EP「フィクション」からの曲たち。
これまでの「逢田梨香子」が「Act 2」の「新たな『逢田梨香子』」に繋がっている。
そんな当たり前の事を曲を通して、何処までも再認識しました。
MC.3
一番伝えたいところです。
言葉の細かい部分は違うかもしれませんが、大事な言葉であったり、伝えたい概念は私の信念、「誇り」に懸けて紡いでいきます。
大阪公演
後程東京公演のMCでも触れますが、逢田さんの葛藤に至った理由について、どの公演でも話していました。(名古屋でも話していたとの旨を人から聞きました)
ですが、大阪公演のみ、その葛藤の内容についてあまりにも鮮明に触れていました。
それは、Aqoursメンバーと。
衝撃が走りました。
確かにAqoursメンバーの中で一番最初にソロデビューしたのは逢田さんでしたが、その事が逢田さんの葛藤に繋がっているとは、正直自分は考えてませんでした。
「Curtain raise」東京公演のMC(夜公演)でソロデビューした時に壁にぶち当たったという旨の話はありましたが、その理由までは知りませんでした。
今の逢田さんは自身の在り方に納得していますし、「私の好きな『逢田梨香子』でいられる」って仰っていたので(「Curtain raise」大阪昼公演MC)心配とかは特にないのですが、純粋に驚きました。
「Act 2」関連のインタビューを読むと、どの記事でも用いられていた「殻を破る」という言葉。MCでも同様に直接逢田さんが仰っていたのが印象的でした。
後半の、みなさんの「Act 2」の話は、本気で感動しました。
急に物事が変わるなんてことは人生においてそうそうなくて。
結局日々の積み重ねが自分を形作るので、そんな日々を不器用に重ねていくしかないんですよね。
逢田さん自身の言葉を紡ぐMCという場所で、我々に対する優しい言葉であったり、逢田さん自身の葛藤しながらでも得た答えを投げかけてくださった事が何よりも嬉しかったです。
「プリズム」関連のMCは東京公演の部分で行いたいと思います。
もうひとつ印象的な言葉を記して、東京公演に移りたいと思います。
東京公演
この後のMCが一番大切だと私は感じました。
「Curtain raise」というLIVE TOURが三か所六公演を通して、「幕開け」を表現したのと同様に、「Act 2」というLIVE TOURを通して、逢田さん自身が「出会いたい 次の私」(My Trailer)に出逢えたのだと思います。
だから、大阪公演ではどの公演よりも葛藤に満ちたMCをしていたのだと思いますし、東京公演では、未来への明るい展望を持つような言葉で締めたのだと思います(後述)。
逢田さんのLIVEの魅力の一つとして、このようにLIVEを通して我々に気づきを与えて下さったり、それと同時に逢田さん自身も気づきを得るという事があります。
このことはInstagramでも触れられています。
わかっているつもりでいて、わかっていなかった。
だから、気がついた。
僕がとても大切にしている概念です。
上の言葉達を受けとったとき、色々な感情が綯い交ぜになって思わず泣いてしまったのを覚えています。
僕にとっての「I will」や「君がくれた光」など、人生の苦境においてどこまでも自分を支えてくれた逢田さんの楽曲のことが脳裏をよぎりました。
こうやってすぐ歌詞や言葉の話をしたがる自分ですが、それだけ私の人生において「歌」というのは大きな意味を持っていまして。
歌や言葉というのはどれほど時間を経ても変わらないものです。
だから当時自分が感じていた気持ちや空気感をいつでも思い出すことが出来ます。
それと同時に、聴けば聴くほど新しい思い出がその歌や言葉に足されていきます。
そういう意味では、「変わり続ける」ものである歌や言葉が大好きです。
私事にはなりますが、逢田さんの「私みたいに足掻いたり藻掻いたりしてる人がいる」という言葉がどこまでも嬉しかったです。
金曜日にあった名古屋のLIVE、本当は行きたかった。
でも、その日は自分の四年分の人生の意味が問われるような試験の日で。
逢田さんの晴れ舞台だからこそ中途半端な自分では向き合いたくなかったし、逢田さんの勝負の舞台だからこそ、自分も勝負をしに、自分の舞台に立つことにしました。
最近の人生、本当にこの試験であったり、様々なことで自身の覚悟や、「うまれた意味」について葛藤することが多くて、足掻きながら生きてきた自覚があったので「同じように」って仰ってくださったことが何よりも嬉しくて、涙が止まりませんでした。
12. プリズム
みんなの背中を支える、であったり、背中を押したいという願いが詰まった「プリズム」という楽曲。
私自身もこの楽曲には並々ならぬ思いが元々ありました。
自身が2021年に逢田さんの誕生日を祝して制作した(作詞担当)楽曲名はなんと「プリズム」。
プリズムのように色々な色を見せてくれる方だな、という私の思いから生まれた曲ですが、まさか公式から同じ曲名で出るとは思っておらず、正直かなり驚きました。
この「プリズム」という楽曲の歌詞、あまりにもこれまで話してきた「うまれる」の話やMCの話との関係が強い思いました。
「今までの私」が「この先」と「これからの自分」に繋がっている。
優しさも悲しみも、戸惑いも、思わず立ち止まる瞬間も、そのすべてを「越えていけ」。
そんな逢田さんの覚悟と、力強さゆえに「君『も』大丈夫だよ」って伝えてくれる優しさをどこまでも感じました。
(フォロワーさんの素敵な考えより)
EN.1 ME(名古屋) / Adolescence(大阪) / I will(東京)
「ME」について語り得る言葉を自分は持ち得てないので、大阪公演の「Adolescence」から。
この曲聞いたとき思わず泣いてしまった記憶がほとんどを占めているのですが(こいつずっと泣いてるじゃん)、一番好きな歌詞の話をします。
出逢い。
逢田さんのお陰で自分は様々な縁に恵まれました。
なんか、僕が凄いとか言ってくださる方がいるんですけど(いないかもしれませんけどw)、それって僕が凄いんじゃなくて、僕を信じてくれる人が凄いんですよ。
思わず頑張ろうって思えるような、会えてよかったな、って言えてしまうような出逢いが、正しく僕にとっての「人生の宝物」です。
東京公演で披露されたのは「I will」。
初披露は2022年8月8日「Dear ME」、二度目の披露となります。
この曲、あまりに思い入れが大きいのですが、それはきっと逢田さんも同じで。
Cメロを歌い上げて、ラスサビ前半を歌っているときに、思わず言葉に詰まっている逢田さんを見て、自分もとめどない涙が溢れました。
披露後のMCで「I will」には苦い思い出があると(音域的にうまく歌えなかった、とのこと)言っていたり、「Dear ME」の時に「今だから届けられる曲」と仰っていたりと、逢田さんにとってもかなり特別な曲なのではないかと思います。
この曲を聴くたびに思っていることがあります。
この言葉、逢田さんが我々に届けてくださる言葉なのですが、全く同じことを逢田さんに伝えたいなって、いつも思っています。
思わず笑って答えてくださるのでしょうか。
いつの日かのお渡し会で逢田さんに泣きながら、「出逢ってくれてありがとうございます」って伝えたら、「こちらこそ、ありがとう」って返事をしてくださったことと同じことをいつも感じています。
改めて、言葉にして。
逢田さんに出逢えたこと、逢田さんの事を好きでいられること、僕にとっての最大級の「誇り」です。
いつも、ありがとう。
EN.2 ステラノヒカリ
大阪公演の話にはなりますが、いつもの定番である振り付け講座で名古屋公演で我々に歌わせて、逢田さんは振り付けに専念するということをしたら、いきなりだったこともあり、歌がバラバラだったらしく、逢田さんは「40点」といっていて思わず笑いました。
それを受けて、
って、煽ってきたの、本当に最高でした。
それでも、70点だったこと(本人談)も最高に面白かったです。
東京公演では、全部合わせて100点とのことなので、-10点、190点ということでしょう!!(平均換算)
ここで意外だったのが、「ステラノヒカリ」が最後の曲ではなかった、ということです。
刹那主義者だからこそ終わり方に拘っている逢田さんが「楽しい」で終わることを何よりも大事にしていることを知っているので、その枠に「次の曲」が選ばれたことに素直に驚きました。
その意味は、曲を実際にLIVEで聴いてわかりました。
EN.3 Brush Me Up!
そんな逢田さんの言葉から始まった「Brush Me Up!」
この曲、まじでまじでまじでまじで!!!!楽しい!!!!!
こんなに楽しいとは、曲だけ聴いているときは思いませんでした。
何といってもサビのコールです。
普通だと、「限界」と「新展開」の後にコールが入るんですけど、そこをあえて入れずに、「スタートライン」と「サイン」の後にコールを打つのが余りにも気持ち良すぎて…
一回我慢している分、全力出せるんですよね…はい…
この曲の歌詞で二か所語りたい部分があります。
一つ目は二番サビ。
デビューして四年でも、まだまだ初挑戦することが広がっているんですよ。
それって、凄いことだと私も素直に思います。
そして、「Act 2」に至った逢田さんだからこそ言える、「はじめの1歩より2歩目が大事」という言葉の意味や重みが好きです。
「はじめの1歩」を踏み出すのは勇気が必要だと思いますが、「2歩目」を踏み出すという「継続」というのは最初に踏み出す勇気と同じかそれ以上の難しさがあると、最近気づきました。
だから、逢田さんが自分らしい道の「2歩目」を歩むことの意味を歌い上げていることにいつも感心しています。
二つ目の語りたい場所はなんといってもCメロです。
逢田さん自身が夢を叶えていく姿、葛藤しながらでも、足掻きながら前に進んで行く姿。
そんな姿を見て、自分も頑張らなくちゃな、っていつも自分は思っています。
「悩んだ日々だって 強さになると 気がついたから…」。
きっと無駄な事なんてないんですよね。それも後から気づくことなんですよね。
逢田さんの姿に、いつも勇気と笑顔を貰っています。
ありがとうございます。
MC.4
ライブツアーに携わってくださった方々のメンバー紹介と(左から順にMani.の柳さん、高慶さん、西村さんです)、写真撮影が行われました。
この時、写真を見たらわかると思いますが、前列のファンの方々が後ろの方が写真に写るように着席していたのが、本当にすごいと思いました。
「Curtain raise」名古屋の時の様に、逢田さんのファンの方々は本当に行儀がいいというか、温かい人が多いんだなって。
前半部分のMCが飛んだ最大の理由は、ここのMCを「一言一句」逃すまいって頑張って覚えようとしたからです。
いやまあ、公式のレポートに正解が乗っているので、僕はそちらから引用させて頂きますが、それぐらいの覚悟と共に言葉を紡いでいきます。(内容一致度90点ぐらいだったので、自分をほめてあげたい)
と、言葉に詰まりながらも伝えてくださりました。
終わり方を誰よりも大切にしている逢田さんだからこそ、「楽しかった」の部分で涙ぐんだのかな、って思いました。
楽しかった、そう思える空間と瞬間を作ること、どれほど難しいことか。
いつもいつも、そう思わせてくれる逢田さんに僕の方から感謝を伝えたいです。
いつもありがとうございます。
Aqoursでもそうですし、斉藤朱夏さんとか、他のメンバーのソロでもそうなのですが、本気で生きることを「走る」って形容するのが本当に好きで。
逢田さんの走る理由が、いつかの未来で私たちに再び「出逢う」ためだというのが、嬉しくて。
だからこそ、ついていきたいな、一緒に走っていきたいなって、思います。
私は逢田さんの葛藤の瞬間に究極的な意味で寄り添うことはほぼ出来ないと思っています。
肯定する言葉を直接届けたくでも、できないことの方が多い。
だからこそ、自分は「逢田さんのことを信じてる」という、自身の在り方や人生で逢田さんのことを無条件に肯定したいと、この言葉を読んで改めて思いました。
悩んだ瞬間や辛い瞬間に、ふと思い出してくれることを願って。
そんな「ふと思い出した」瞬間に逢田さんのことを肯定してあげれるように、僕の願いの満ちた言葉が届くように、このようにブログであったりお手紙であったり、言葉を刻んでいます。
僕の言葉が、いつの日か寄り添える事を祈っています。
最後の言葉を記してレポートパートを締めたいと思います。
終わりに
なんでまたこんなに長くなったのか。
はまー=長文怪文書生成マシーンといわれても何も言い返せません。
本当は早くにブログを上げる予定だったのですが、インフルに罹患してしまって、ずっとダウンしてました。
誠ふがいない…
試験に追われ名古屋には行けず、大阪も往復34000払って根性で参加し、東京も部活の試合後になんとか参戦という、なんとまあ僕の「好き」が試された「Act 2」というLIVE TOURでしたが、僅か9日間にも関わらず、逢田さんの「新たな『逢田梨香子』」がこれでもか、と詰まっていた最高のLIVEだったと、今なら断言できます。
大阪公演は冗談抜きで全部の曲で泣いてましたし、東京公演は開幕三秒で泣いたりと、泣いてた記憶が大半ですが、終わってみればいつもと同じく「楽しかった!」って素直に思えるのが、逢田さんのLIVEの最大の魅力だと思っています。
最後に未来への展望を話して終わりたいと思います。
「Curtain raise」から始まり、「さよなら中野サンプラザ音楽祭」で幕を閉じた「Act 1」。
「殻を破りたい」、「新しい自分に出逢いたい」という願いを抱えた「Act 2」では、僅か9日間にも関わらず、「新たな『逢田梨香子』」を世界に堂々たる姿で示した。
「逢田梨香子」の第二幕はまだ幕が上がったばかりである。
これから、どのような「自分進化論!」が見れるのか。
心の底から楽しみである。
2023/10/26 23:40(校正終了 0:34)
16:00から書いているけど、難産過ぎて23:40まで書き終わらなかったはまー
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