逢田梨香子 1st LIVE TOUR 2020-2021 「Curtain raise」東京公演昼夜レポート
こんばんは、はまーです。
東京公演、無事に二公演とも開催できたことに、心からの感謝を。
スタッフさんと逢田さんに、ありがとうを伝えたい。
始めに
今回私は運よく昼夜の二公演に参加できました。
天気は清々しいほどの快晴。風が強く、手先が冷えるような日でしたが、どこが希望に満ち溢れている朝でした。
例のアレの感染者数が800を越え、かなり危機的状況の中、このLIVEを行った理由。
僕はその理由を、きっと、「逢田さんにとって譲れないもの」がそこにあったからだと思います。
どんな時にも、確固たる芯を持っている逢田さんにとって「このLIVEを行う」を行うという行為は、この日に逢える人との「一期一会」を大切にするために絶対であり、何よりも、大切に考えてくれているファンのためにも絶対なのだったと思います。
開演前
名古屋公演より比較的心の準備ができていましたので、まだ落ち着いているほうでしたが、名古屋より遥かに大きい箱。逢田さんにとって申し分のない舞台だと思いました。
そして、「幕が上がる」
セットリスト
以下、音楽を聴きながら読むことを推奨します。
(又、サイリウムの色を書いておきますが、逢田さん自身は自由に、好きな色で!、と仰っていたので、会場が大体こんな感じの色だった、という「報告」というニュアンスで色について書いておきます。)
1 .Curtain raise
サイリウムは白。
会場に流れていた音楽が次第に小さくなり、綺麗なピアノのサウンドが会場に響いていく。目の前のステージにかかっているカーテンに、四種類の光が投影されて回る。
左右のスピーカーから交互に強い電子音が鳴っていく。
重低音が徐々に身を焦がしていく。
白のサイリウムで満ちる会場。あれほど荘厳な光景はそうそうお目にかかれないだろう。
カーテンが上がり、物語が始まる。
2. Mirror Mirror
サイリウムは赤。
名古屋公演と同じ、生バンドでいきなり激しいMirror Mirrorのイントロが始まる。ピアノソロからベースが一拍入り、そこからとても強いドラムが足されていく。
漆黒の中、光に照らされた逢田さんが目に映る。彼女は文字通り「漆黒」を纏っていた。世界が赤という光で次第に染め上げられていく中、佇んでいる「黒」は圧倒的存在感を放っていた。
黒のアシンメトリーの衣装が曲に映える。右が長く、左が短いスカートと、それとは逆に、左にはスリーブがあるが、右はノースリーブで肩が出ている衣装である。
このMirror Mirrorという楽曲は、どこか歪な要素を含んでいるので、このアシンメトリーの衣装は非常にメッセージ性が強いと考えている。
ゆがんだ世界と鏡の世界、どちらが正しいのだろうか?
(素晴らしい解釈の記事があるので是非お読みください)(宣伝)
個人的には、Aメロ後半や、Bメロからサビに移るところに入るドラムのクラッシュシンバルが、カッコよすぎて痺れた。
後、二サビ後から、Cメロの間の間奏で、ギターソロと共に、もがき苦しむ逢田さんのダンスも非常にカッコよかった。
「鏡よ鏡 正しいのはね だあれ」
3. アズライトブルー
サイリウムは青。
この曲も、非常に生バンドが合う曲なのである。逢田さんの曲はどちらかというとしっとり目の曲が多いわけだが、こういう力強い曲も映えるのだ。
ドラムのキックとスネアの音がリズムを会場に響かせる感じは、今思いだしても、本当に最高の一瞬だった。かっこよすぎた。
後、二番サビ前のドラム最高。
これについて、筆者が参加していない、逢田梨香子2019バースデーイベントで披露した「アズライトブルー」とは相当違うらしい。向こうの公演では、逢田さんの終始切なそうな顔で歌っていらっしゃっていたらしいが、今回の公演では、逆に、逢田さんは要所要所、力強い笑顔を見せてくれた。
きっとここにも、逢田さんの心情の変化や進化があるのだろう。
「雨はもう上がるから」
MC1
覚えていることで、特徴的なものを、口語調で書いていこうと思う。
なるべく本物には近づけるつもりだが、これが正しいという訳ではないのでご注意を。
昼公演
フォロワーさんからお借りしたMCより抜粋。もちろん逢田さんも不安を感じているわけなのだが、それで、安心の理由を私たちにしてくれることが非常にうれしく、こちらにとっても「ありがとう」なのである。
正直、声に出して伝えたかった。
この発言によって、即笑いが起きたのが、流石逢田さんだと思いましたw
ここも笑いましたねwこの後「女の子~!」と聞いた後に、
と仰っていたのも流石だな、と思いました。
夜公演
となり、海外の人がいる、という所で、拍手が起きたのも温かい会場だな、と思いました。
4. REMAINED
サイリウムは紫。
一通りMCが終わったのち、REMAINEDのイントロが流れ始める。背景は紫に染まり、スクリーンが上に上がる。代わりに二つの白いフレームと、四つの照明器具、そして「八時八分」で止まった時計が登場してきた。
この止まった時計。正しく、「REMAINED」であり、非常にメッセージ性が強いと思った。(スタッフさんありがとう…)
又、センターステージの階段の両サイドに、白い椅子と、白いテーブルに植物と部屋の照明器具のようなものが乗ったものも置かれていた。
逢田さんが階段を上っていき、中段で優雅に腰掛ける。そこからこちらに語り掛けるように、しかしながら芯を感じる歌声で、Aメロを歌いだしていく。
ベースのサウンドが響き、サビの逢田さんの中音域と高音域が心に刺さる。
ずっと座っていながらあの声量で、しかも音程が全くぶれないのは流石だと思ったし、体の動きがない分、手で表現しようとしていて、表現者としての「逢田梨香子」を感じた。
個人的に一番いいと思ったのは、もちろんCメロの逢田さんのソロパートである。ある意味、誤魔化しのきかない要素である。そこで高音を昼夜両公演でしっかりと差している逢田さんに素直に能力の高さを感じた。
あといいと思ったのは、サビの「恋しくて~」の所で時々前傾姿勢になって、感情をこめている逢田さん尊すぎました。
「戻りたい 戻れない かき集めた砂は 指の隙間を すり抜けてく」
5. 光と雨
サイリウムは黄色と青が多数。
REMAINEDからこの曲の流れが正直強すぎる。
イントロからドラムとベースが入るわけだが、やはりここでも生バンドの良さが光っていた。終始高音域の逢田さんの声の伸びに目を見張るものがあった。
左右に黄色に光りながら回る、ミラーボールがあり、ライブ感を感じた。
この曲のよかった点は、二サビからCメロに入るところの間奏で、逢田さんが黒衣装のスカートを鮮やかに翻しながら軽快なダンスを踊っていたところである。彼女の笑顔が、軽やかなステップと相まって、非常に輝いて見えた。
「大丈夫、もしまた会えたとしても、私はまたこの道を選ぶ」
そう言い残し、自信に満ちた笑顔で、そして、毅然とした足取りでステージを去っていく逢田さんは素直にカッコよすぎた…
実はもう一点面白かったところがある。逢田さんがステージを去った後四フレーズほどサビのアレンジを生バンドの方々が行ってくれたのだ。ギターソロが光っていて、めちゃくちゃ最高だった。
生バンド最高!
インプロ
インプロとはインプロヴィゼーション(Improvisation)の略で、「即興」という意味である。バンドメンバーが即興の淑やかな演奏をしている中、スクリーンに、映画のフィルム風に編集された逢田さんの映像が4分ほど流れた。
このLIVEは発声禁止のライブなので、時々演者の足音や咳払いが聞こえてくるようなLIVEである。それゆえ、とある私のフォロワーさんが言っていたのだが、このLIVEは「コンサート」という側面も持ち得ているといってもいいかもしれない。
「逢田梨香子」という存在を曲と映像という一連の流れで一つ一つ「証明」されているようだった。
(音源ほしい)
6. Tiered
サイリウムは白。
映像が終わり、階段の奥から、白い、ウエディングドレスのような服を着た逢田さんが、一歩一歩、歩いて階段を下っていく。
後ろに垂れている二本の白い帯が、階段に跡を残しながら、主役と共に下る光景は、会場を一気に厳粛な雰囲気に変えた。
黒衣装とは対照的なシンメトリーの衣装。左に白い草花のような髪飾りを付けている彼女。黒衣装に感じた「歪み」はなく、ただただ完成された美しさがそこにはあった。目元にはオレンジのアイシャドウ。
この曲は好きな人にウエディングドレスを作る、少年の物語である。物語にマッチしたこの衣装に会場中が度肝を抜かれた。
一番のAメロ、Bメロは殆どバンドによる伴奏はなく、逢田さんの歌声のみが会場に響いていた。
一番はスタンドマイクを用いて、直立でスタンドに手を添えながら、想いを歌にぶつけて歌っていた。それに対し、二番では、マイクをスタンドから取り外し、スカートを少しだけ手で上げながら、ゆっくりと歩いて想いを紡いでいた。
個人的に印象に残っているのは、白衣装の破壊力と、ラスサビの「Tieredに潜ませている 君への想い見つからなくて」の所で、「Ti」を歌いだすと同時に、両手を下方向に力強く広げたのが印象的だった。
後、フォロワーさんたちと語っていた中で話題に出たのは、歌唱中の逢田さんの表情である。表情にずっと笑顔はなく、最後の最後に切なそうな顔をした逢田さん。相変わらず抜群の表現力で、見ていて、世界に引き込まれた。
「あの日のまま 記憶の中 鮮やかに 閉じておけるなら」
7a. Dearly(昼公演)
サイリウムは様々な色があった。
正直、この曲のみ、初めて聞いたので泣きまくっていて、あまり記憶がない。
サビの
という部分を逢田さんが我々に歌ってくれているという事実だけで、本当に涙が止まらなかった。前にも後ろにも書くことだが、逢田さんは本当にファンの方々を大切にしてくださり、感謝をずっとしてくれるような人である。そんな彼女の為人を知っている身としては、この曲は破壊力の塊であった。
こちらこそ、
「ありがとうを伝えたい、今ここから」
7b. ME(夜公演)
サイリウムは白と青と紫。
この曲は何を隠そう筆者の最推し曲である。名古屋で聞いたとき、マジで泣きなくって記憶がほぼとんだレベルなので、今回はどうにか記憶に残そうと、頑張ってみようとした。
だが、無理だった。
この曲の破壊力は、逢田さん自身を歌っていると解釈できる歌詞と、裏の綺麗なサウンドの両方にある。
この曲について語っていたら、本文の趣旨とは離れるので語らないが(号泣)、私の言葉の代弁者として、この記事をお勧めしておく(宣伝)
個人的に好きなのは、スネアの縁をスティックでたたく音でリズムをとっている点である。めちゃくちゃお洒落なのである。まぁこの手法はよくジャズなどで用いられているものなので、お洒落さが出るのはある意味当然のようである。
アコギと逢田さんの歌声しかないCメロは正直大号泣していた。
これを歌う逢田さんの強さ。そしてこれを逢田さんが歌っているという事実。
もう、涙が止まらなかった。
ラスサビ後のファルセットのコーラスも美しすぎた。もう灰になった。
(余談だが、Bメロの音作りが面白いので、聴く際にはそこに注意してもらえるともっと楽しめるかもしれない)
「私らしい私が、見えてきたの」
「私らしい私で、愛おしい毎日を生きていくよ」
MC2
ドラムが四拍のキックを刻みながら、逢田さんが「次の曲はみんなで一緒に踊ろう!」と言い、ステラノヒカリのサビの振り付けのレクチャーが行われた。
非常にかわいい振り付けであり、また単純な部類なので、筆者はメモを通じて完璧に仕上げたわけだが、如何せんあれを説明しようとすると筆者の「踊ってみた」動画を投稿するしかないので、ここで文章によって説明することはしない。
逢田さんの伴奏なしのステラノヒカリのサビの歌唱が聞けるのもなかなか珍しい機会であったし、スクリーンに映っていた、振り付け指導のためのSD(Super Deformed:二頭身キャラ)逢田さんもめちゃくちゃ可愛かった。
8. ステラノヒカリ
サイリウムは黄色。
サビが楽しい!
これは恐らくライブに行った人の全員の共通見解であろう(過激派)。サビ最後に、自分にとってのキメ顔をしながら逢田さんが左手の小指を立てながら、自分を指さす振り付けがあるのだが、そこのキメ顔が可愛いこと、可愛いこと!!!!
あれは女神か天使である。
二番Aメロの、
というところで、逢田さんが両手を振りながら笑顔で歩くモーションをやっていた所が可愛すぎて意識を失いかけたレベルだった。
「今宵はルージュと勇気を纏って 君を照らす星を探そう」
曲が終わりに向かうにつれ、センターステージの階段を上っていく逢田さん。頂上に着いた後でも、ずっと後ろを向いたままで。
「あれ?」、と思っていたら――――――
9.for...
サイリウムは赤。
なんと、名古屋公演とは違い、いきなりあの「for...」の力強いイントロが始まったのである。
しかも最初の歌声が高すぎる曲である。正直、驚きすぎて口から心臓が出ていた(手遅れ)。
低音も、高音も終始全くぶれなく、この難しい曲を歌いきる逢田さんのポテンシャルをこの曲を通じて、しみじみと感じた。
2サビ後の間奏後半で、逢田さんがこちらのサイリウム振りを煽ってきたのは正直燃えた。正しく、LIVEのグルーヴ感をそこに感じた。
こういう激しい曲の生バンドほど映えないものはない!!
「For the sake of myself」
10.FUTURE LINE
サイリウムはバラバラ。
この曲は、自分の中で、「王道」というイメージがあり、逆に名古屋公演での細かいポイントが頭の中から消し飛んでいたので、今回は細かいところに注意しながら見たら様々な発見があった。
例えば「光と雨」で用いられた、左右二つのミラーボールに加え、天井からもう一つ新しいものが出てきて、トータル三つで会場を白く照らした、とか。
サビの逢田さんの高音の張りが全曲の中でもっとも強くて、耳が昇天しかけたとか。
サビの入りで、一番の、「新しい」や二番の「素晴らしい」、という力強い歌いだしと共に、右手を外側に力強く降る振り付けには正直痺れたし、一番サビの「どこなの どこなの」の所で右手を額にもっていって探すしぐさから、笑顔で指さす振り付けが可愛すぎて…(筆者、限界を迎える)
全体を見て思ったのは、ダンスというより、逢田さんは手全体を使った振り付けで感情を表現する癖がある、ということ。REMAINEDやFUTURE LINEでは特にこの要素を感じた。
やはり、表現者「逢田梨香子」は高い素養を持っている、と考えている。
曲の終わりに、生バンド特有のクラッシュ鳴らしまくって、逢田さんが手をぐるぐる回しながら、舞台の上をクルクル回るシーンは正直可愛すぎて倒れそうになった。
「物語が始まる もう一歩踏み出せる」
MC3
ここのMCが一番長く、又、最も逢田さんの「想い」にあふれていた所である。この部分を伝えたくて、今回筆を執った、と言っても過言ではない。
怒涛の曲ラッシュが終わり、彼女がぽつりぽつりと、想いを刻む。
先に言っておくが、もちろん昼公演と夜公演でのトークの内容は違う。だが、要所要所目をつむったり、唸ったりしながら言葉を紡いでくれていたので、これらの言葉は、その場で逢田さんが紡いだ、嘘偽りない言葉だから、こんなにも価値がある。(とあるフォロワーさんによる慧眼より引用、感謝します)
昼夜公演共通
この彼女の言葉によって、救われた人間が何人いるのだろう。少なくとも私は救われた。
この八か月間を「必要なもの」として考え、自分の常識に対して批判的に考える逢田さんに、素直にその人間性に尊敬の念が止まりませんでした。
昼公演
そういってこちらに対して深く頭を下げた逢田さん。
ファンに対して感謝を語ってくれる彼女。そして、我々にとっては、遠く輝く星である彼女が「同じ歩幅で歩んでほしい」と我々ファンに言う。
これを聞いて、彼女の力になりたい、と思わない逢田さん推しの人はいるだろうか?おそらく、誰一人としていないだろう。
それほど彼女の「想い」はここに溢れていた。
夜公演
そういって、昼公演と同じように、こちらに対して深く頭を下げた逢田さん。
こんなMCを聞いて、自分は声に出して大声で否定したい衝動に駆られました。でも、彼女が誇りに思ってくれている「いい現場」のファンとして、ぐっと堪えました。
だからここに想いを書かせていただきます。
自分は覚悟を決めて、「一生」あなたを推しますし、私こそ、あなたに感謝を伝えたいです。私たちの輝きであってくれて、心の底から、ありがとう。
上記昼夜公演のMCから分かるように、逢田さんはファンの人たちに対して本当にいつも感謝してくれて。しかもこの八か月を無駄にしないような努力もして。でも、ずっとこちらが応援してくれるかどうか、とか本当にLIVEに来てくれるかどうか不安で。
凄くストイックで、凄く人情に溢れていて、凄く等身大で。
だからこそ我々は彼女に惹かれるのだと思います。
逢田さんの想いが紡がれた後に、本当に名残惜しいですが、次の曲で最後になります、といういつものくだりがあったが、我々は声の出せない状況。サイリウム二本で「×」を作っていつもの「え~~」の代替をした(正直シュールで笑った)
そういい少し照れくさそうな顔をした彼女を忘れない(尊死)
11. Lotus
サイリウムは白と青。
この曲で覚えているのは、逢田さんの書いたメッセージ性の強い歌詞とそれを絶妙に表現する逢田さんの歌声。
この曲の歌詞に触れて。それを表現する逢田さんを見て。自分の中に「逢田梨香子」が、すっ、と入ってきた。
これが表現者「逢田梨香子」の真骨頂なのだろう。
手の動き、ロングトーン、表情、トーン。
そのすべてを使って表現をする彼女に、自分はただただ圧倒された。
Lotusの解釈についてはこれを「絶対」読んでほしいです。(宣伝)
「誰も汚せないもの ただ一つ 黒さえ白く塗り替えて 何度でも」
Encore and MC4
ただの余談なのだが、アンコールのクラップリズム合わないなぁと思えばあったりしてて、メトロノームの共振か?って思った、まる。
アンコール衣装はLIVEグッズを逢田さん専用にデコレーションしたものである。(上に貼った逢田さんのツイートの衣装である。文字の所が確かに光っているのが伺える)
後、髪をポニテにして、青色のリボンで括っていた。
ここで、逢田さんは、LIVEっぽいことがやりたいねぇ、ということで、サイリウムによるウェーブをしよう!ということを提案した。
我々から見て右から左、そして再び右に戻る、ということをやったわけだが、箱が大きいので、人も多く、凄くきれいなウェーブになっていた。
その後、前から後ろに行くウェーブの往復という中々難しいことをやったのだが(夜公演)これも綺麗だった。
それを見た逢田さんが、(昼公演)
って言っていて、会場が笑いに包まれたのも印象的だった。ここに名古屋に行った人がいるんですけどね()。
夜公演では、
と言っていて、これも思わず笑ってしまった。
閑話休題
その後、素晴らしい演奏を行ってくださったバンドメンバーの人達、マニピュレーターの人の紹介を行った。マニュピレーターの人、名古屋昼と東京昼はめっちゃふざけてて面白かったのに、夜公演で真面目にお辞儀してたギャップに思わず笑いがこぼれた。
ここのMCはMC3のような話はなく、バンドメンバーの紹介と、最後の曲の紹介があった。
そして――――――――――
E.N. ORDINARY LOVE
サイリウムは白かピンク。
ソロアーティスト逢田梨香子の原点、にして頂点。
手の振り付けの表現、歌声の安定感、何もかもが一番優れていたと思う。きっとそれは一番付き合いが長いからであろう。
こう思えば長くて短い一年と半年であった。
生バンドのドラムの音とキーボードが本当に雰囲気をお洒落に、そして臨場感あふれるものにする。
一番良かったのは、ラスサビである。ラスサビになると、名古屋公演ではなかった、上から桜の花びらが落ちるという演出があった。これは漫画「川柳少女」最終巻を読んだ人にとって非常に「狡い」演出であったらしい。
ラスサビ最後のロングトーン「何気ない日を信じていて」から、生バンドによる即興アレンジには正直痺れた。ギターソロがカッコすぎる。
最後の最後には、逢田さんが「笑っちゃうくらい全く違う私たち なのに何故か 居心地がいいの」という所をしんみりと、目をつむりながら歌い上げるシーンには鳥肌が立った。
「ありきたりな日常でさえも あなたとなら 輝きだす」
MC5、終幕
「ORDINARY LOVE」の後は、会場の全員で写真撮影をした。
その時、昼公演では、名古屋の夜公演で撮影を忘れたことに対して、「今日は忘れないからね!笑」と言っていたことに、思わず笑いがこぼれた。
バンドメンバーの人達へ、盛大な拍手を送ったのち、最後の最後。
ほんのちょっとのMCであったが、両公演とも素晴らしいことを言っていた。
昼公演
そういい、再び頭を下げる逢田さん。
大事なものを貰って「ばっかり」といっているが、それこそ、我々のほうが沢山の大事なものを貴方から貰ってばっかりである。
でも、お互いこう言い合える関係性って素敵だと思いますし、逢田さんが常にこちらのことを想ってくださることに、本当感謝しかありません。
夜公演
退場しながら、
正直、泣きました。逢田さんが信じている。なら自分が信じなくてどうする。
自分も、また会えると信じて、日々を生きていこう、と誓いました。
まとめ
この記事は、自分が名古屋で走馬灯のように見てきて記憶からほぼ抜け落ちたものを、東京公演ではどうにかして残そう!、と思い、書き始めた記事です。そのおかげか、書きたかったことや細かい点まで、相当詰めて書くことが出来たと思います。
上から分かるように、自分が一番伝えたかったのは、この「Curtain raise」という一種の「コンサート」によって、又、MCによる、生の逢田さんの「想い」によって、私が感じた「逢田梨香子」という概念、哲学、人間性、優しさです。
プロ意識の高さや、表現者としての能力の高さが、細かな手先の動きや、歌い方から、八か月間の過ごし方から見て取れますし、ファンに対する感謝の想いを抱いてくれている、ということが、手紙を読み返すという行為や、MC中の言葉の端々から感じられます。
あと、もう一つ。これは下に書きますが、これはあのLIVEで逢田さんが伝えたかったモノ、を書いたつもりです。なので、これを読めば、LIVEにいった「意味」というのは分かるのではないか、と思っています。
様々な情報をくださった、フォロワーさん、他の逢田さん推しの皆様。そして現地で限界トークに付き合ってくださった三人の方や、朝からずっと私といてくださった貴方に心からの感謝を。
そして、LIVEを運営したスタッフさんや、バンドメンバーの方々に。ありがとうを心から。
逢田さんに。あなたの感謝にこちらからも感謝します。そして私は貴方がいるからこそ、頑張れます。私こそ、あなたから貰ってばっかりで、こんな大事なものの返礼が出来ている気がしません。ですが、それでも貴方が私たちから何かを貰っているというのなら、ずっと、貴方に、それを贈り続けます。
覚悟を持って、私は、逢田梨香子を、「一生」追いかけます。
本当に、ありがとうございました。
とある人たちへのラブレター
自分が所属している逢田さん界隈の、とある人たち(認識では三人)の方たちへ。別にその人たちじゃなくても、このLIVEに参加できなくて、でもこのレポートを読んでくださったひとがいるのなら、そのあなたへ。
これ(このレポート、そして下に書くこと)を読んで私に対して許せない、という気持ちを抱いてもいいですし、むしろそれが正しい反応だと思います。
LIVEに参加した奴が何言ってんだよ、と思われても仰る通りだと思ってます。結果論程、聞きたくないですよね。とてもわかります。
でも、それでも、いつの日かの貴方に、この言葉が届くという、確信がありますので、ここで書かせてもらいます。自分もそうだったので。
自分は名古屋公演が、一応人生でとても久しぶりの、自分が行きたかったLIVEの参加です。まぁ受験でAqoursの1st,2nd,(前二つはどうにかLVで見ましたが)3rd,4th,5th,たった一度の東京公演以外の全部のファンミ、逢田さんのバースデーイベント。何もかも参加できませんでした。自分も人間だったので、悔しくて悔しくて泣きましたし、善くないことですが、行った人に対して嫉妬しました。
特にAqoursにとって特別で、想いよひとつになれをやった4thと逢田さんの本当の始まりであった、バースデーイベントは、いうなれば特大級の地雷です。バースデーイベントの方はようやく最近触れる覚悟が固まりました。その理由が、僕の尊敬する人のバースデーイベントのレポートを読んだからでして。
死んでも読むか、と思っていたのですが、尊敬している人が書いてるし、いい加減触れないとな…と思い、読んだのですが、冗談抜きで世界が変わりました。そこにはLIVEに参加した意味、何を感じて、何を逢田さんから受け取ったか、ということが鮮明に書かれていました。
読んでいてずっと涙が止まりませんでした。行けなかった悔しさがあふれて。でもそれ以上に、感動して。
あぁ。行けなかったけどあのLIVEにはそんな意味があったのか…。逢田さん、よかったね…
という気持ちです。限界オタクですよね、私もそう思います。
でも純粋にそう思えたのです。きっとその人の文章が私にとって美しく、また琴線に響くものだったのでしょう。でも、私はそのおかげで、バースデーイベントに向き合えましたし、今では、積極的に、何があったんですか!?、と聞くまでもあります。
その人の文章に比べると上の文章は幼稚で稚拙なものですが、それでも込めた想いは、自分のすべてをぶつけたものだと、胸を張って言えます。
LIVEに行けない、ということは、いつの日か来る、「初めて」が特別になるものだと思いました。僕は、名古屋公演の記憶がほぼほぼありません。それほど特別で大切なものになったのです。自分はあの会場の中でだれよりもあの公演を楽しみ、感動し、泣いた自信があります。でもそれは真実じゃないかもしれません。何故なら人にはそれぞれ、素晴らしい物語があるから。
でもいいじゃないですか。自分の中で一番なのなら、それでいい、と思うです。自分はそうでした。
なので、好きな記事から引用しますが、今は、悔しさに満ち溢れて、一杯泣いて、一杯泣き言言っていいんです。
貴方にとって、オンリーワンの「特別な初めて」を心から笑顔で迎えるために。
溜めて、溜めて、溜めて、溜めて、漸く訪れる貴方の「初めて」は、きっと何物にも代えがたい素晴らしいものになると私は思っていますし、信じていますし、実際そうでした、なんて強気なことも言います。
LIVEに行けない、ということに意味はあると思うんです。何事にも意味がある。それの意味を見抜けないのはこちら側の認識力不足。
自分はそう習い、なるべく「学習」を怠らないようにしています。
だからあなたにとって、その経験を意味あるものにするために。
これらの言葉が少しでも手助けに、そして救いになれることを心の底から祈っています。
そして何度でも言いますが、貴方のいつか来る特別は、素晴らしく、かけがえのないオンリーワンになる、と断言します。結果論で確信していますから。
その日までは一杯悔しがって泣いていいと思います。それがより一層、貴方の「初めて」を特別にするので。
名古屋で救われた人より。
P.S. 先駆者及び同じメッセージです
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