枕草子③

今日は、「枕草子」の秋と冬。

歴史的仮名遣いの確認
要約をしてから

秋に描かれている
「風の音(おと)」と「虫の音(ね)」
の違いに着目しました。

音(おと)と言われるものにはどんなものがあるか?
音(ね)と言われるものにはどんなものがあるか?

音(おと)の方は、
何かが破壊された時・

音(ね)の方は、
ピアノ・羽・虫や蛙

無機質・大きな音・不快な雑音などは「おと」。
生物の鳴き声・小さな音・情緒的なものは「ね」。
とまとめました。

次に
角田忠信教授の、虫の声は日本人とポリネシア人にしか聞こえていない
という研究を紹介。
西欧人は虫の音を右脳(音楽脳)で処理するのに対し、日本人は左脳(言語脳)で受けとめる、つまり虫の「声」として聞いているということです。


日本語は奥が深いです。

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