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金曜日の夜に楽しみにしていること

平日は21時までに家事を終わらせて、執筆の時間をとるようにしている。

でも金曜日の夜はその習慣を少しだけ緩めてみる。
残業を思いっきりしてもいいし、逆に定時で上がってご褒美タイムにしてもいい。
そんな金曜日。最近、楽しみにしてることは、電子漫画を好きなだけダラダラと読むことだ。

アプリだと課金しなければ、読める上限は決まってくる。
だからダラダラといってもだいたい1時間程度で終わってしまうんだけれど、それがいい刺激になって執筆しようと気持ちにもなれるから不思議なのだ。

お気に入りの漫画アプリに、白泉社が加わった。
マンガParkというアプリ。BLが充実しているし、花ゆめ系のTL漫画もあるのでどれを読んでも面白い。
自分がティーンだったころは、ほとんど白泉社のコミックは読んでいなかった。妹がデザート(講談社)系を買ったり、彼女の友達が花ゆめが好きだったりして、借りて読むことはあったけれど、10代のころは本当にアニメも漫画も疎い子供だった。

小説、ロック、アイドル。
この三つで私のアイディンティティは構成されていたし、いまも基本は変わらない。
いまもコミックを読むのは、自分の執筆に生かすためだったりする。
参考書というか。
たとえば、TLは課金ゾーンでようやく本格的な濡れ場になるけれど、BLは第一話から濡れ場がくる作品が人気がある、みたいな。
そういうのを学ぶのも、プロットを組むうえでは大切な要素だろう。

気づきがあるとPCの前に座り、noteにまとめる。
それから執筆をするとエンジンがかかって調子いい。

よい金曜日の夜になるのだ。

***

金曜日といえば、10年以上見続けてきた「キスマイBUSAIKU!?」が先週で最終回となった。正確には木曜日の夜にやっている番組だったが、録画をしておいて金曜日の夜に見ることが楽しみの一つだった。
今週、録画リストを見て、がっかりした。
やっぱり終わってしまったんだ、と。

私は小学2年生のころから〇〇事務所(名称決まってないので)のアイドルが好きだ。
形あるものに永遠はなくて。
残念ながら、今回の騒動(3~9月内)で私の好きなアイドル番組が二つ終了した。
その二組のグループはメンバーも欠けた。
グループ再出発と言っても、やはり失った穴は簡単には埋まらないのである。

失った信頼を回復することはとても難しい。
別に所属しているアイドルたちは全然関係ないのだけれど……。
それはどこの企業でもありえることで。
私が働いている職場もそういう立場にある。
私は出戻りで、契約形態を変えて再び同じ会社で働いている。
あのとき中途半端に転職したことを後ろめたく感じていたから、今度こそ目の前の仕事にしっかりと取り組んでいきたいと思っている。
しかし信頼は世界的規模で失っているのだから、私が生きてるうちには難しいかもしれない。(そもそもの問題が解決することが難しいのだ)

それでも、(ガンダムU.C風に)
それでも、自分のできることを丁寧にする。
そんな風に思う、金曜日。


いまは、何をやってもマスコミや世間の目が厳しく見定めている。
でもいつか、きっと、私の大好きな彼らが輝いて働ける場所が現れるはず。
私だけは、変わらずに見守っていたい。

ブランドの価値は確かに、いや、間違いなくあった。
なにか洗礼を受けた雰囲気があって。(意味深)
型破りなエンターテインメントに、厳選されたオーラの集合体。
一度でも生で見たら、ハマらずにはいられないのだ。

そのブランドに傷がついたとしても、ひとつひとつの原石は変わらない。
それはファンの私たちだけが知っていればいい。
別にいままで好きになったことがない人は知らなくていいことで。

ひとりきりの金曜日の夜は、大好きな笑顔が写し出された幻の広告を眺める。雑誌の表紙ではなく、裏表紙の笑顔を。

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