21年来

浜村凡平です。

友人から怖い話を聞きました。


『森の奥に男が住んでいました。
その森の奥には、森で迷った人がいつのまにかそこに辿り着く、そういう場所に家が建っていたそうです。
その男は計算して、そういう場所に家を建てました。
そこに住む男というのが、人を殺してその死体をのこぎりで切る事が趣味の男でした。
一ヶ月に一人くらい、森に迷ってその家を訪ねてくる人がいます。その瞬間のために男はそこで生活をして、数えきれないくらいの人を殺し、数えきれないくらいの死体を切ってきました。
ある日、また森に迷って訪ねてきた人がいました。
男は「休んでいきなさい。」と安心させた後に殺害し、いつも通り、近くの湖のほとりの少し開けたお気に入りの場所に、死体を持っていき、のこぎりで切りだしました。
すると骨か筋肉にひっかかったのか、のこぎりが動かなくなりました。ちょっと強めにグッと引いたらのこぎりが飛んでいき、湖に落ちてしまいました。
すると湖の中からぶくぶくぶくと精霊みたいなのが出てきて、
「あなたが落としたのはこの金ののこぎりですか?それともこの銀ののこぎりですか?」と聞いてきました。
男は(…え?これなんか聞いたことあるやつだぞ。全部もらえるやつだ。え?でもいいのかな?だって死体切ってたやつだよ。切ってる本人が思うのもあれだけど、なんか倫理的にもらう権利ないと思うんだけどな…)と思いました。
精霊みたいなのは再び聞いてきます。
「あなたが落としたのはこの金ののこぎりですか?この銀ののこぎりですか?」
「…いや、あの…普通の…のこぎりです。ちょっと血とかがついてるかもしれないんですけど。」
「正直者のあなたには全てののこぎりを差し上げましょう。」
「え?いいんすか?やったー。ありがとうございますー。」

それから男は色々なのこぎりを使ってさらに死体切りに励んだそうです。

その後、その精霊みたいなのは、精霊みたいなのの上司的なやつに呼ばれて、「なにやってんだバカ!状況見て判断しろよ!ダメだろあんなやつに全部あげちゃ!」と、こってり絞られたあと、のこぎりより目が細かい、かまいたちみたいなのでミンチくらいに切り刻まれたそうです。


一生懸命に仕事をしているだけではいけません。時には臨機応変に対応してください。マニュアル通りにやっているだけだとミンチにされることもあります。

これから一緒に頑張りましょう!』



友人が高校生の時に働いていた、はなまるバーガーのバイト初日に配られたプリントに書いてあったらしいです。
そして現に、ミスをした何人かが行方不明になったらしいです。




確かに肉の味が違うときあった気がする。


私はもうはなまるバーガーにいけない。






…ん?ちょっと待てよ。この記事を書いてて気付いたんだけど、はなまるバーガーなんて店、無くない?はなまるうどんはあるけど。なんかはなまるバーガー行ったことある気になってたけど。何回も行ってて違う味の時もあったような気になってたけど。行ったことねえよ、はなまるバーガーなんて店。検索したら、やっぱりはなまるバーガー存在しねえじゃねえか。


うわ!騙された!くっそ~~!

おい!水川のあさみちゃんよ!どうせこのnoteも見てるんだろ!

次会ったら!しっぺでこぴんばばちょっぷ!だかんな!

♪銭がなけりゃ~君~銭がなけりゃ~