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Current clinical concepts: hamstring strain injury rehabilitation

こんにちは、あやです。

3日連続の更新です。珍しいこともあるものです。

だからこんなに雨が降り続いているのでしょうか。

だとしたら即時にやめたいところですが、これが通常になると雨もやむと思うので続けます。

さてはて、今回は損傷部位の触診、関節可動域、ストレングステストについてまとめていきます。

論文は多くの方が大変な時間をお金と労力をかけて作成したものなので丁寧に感謝をしながら読み進めていきたいものです。そして少しでも目の前の方に還元していきたいものです。

言語が違うからと言って読めない、読まないのは大変もったいないと思ってしまったがゆえに今こうして記録として残しています。

だって面白いこと沢山書いてある。感謝して読み進めていきます。

Palpation of the injured area

アスリートを膝伸展位でうつ伏せに寝かせ、臨床家は大腿部後面を触診し評価する。筋腱ユニットの不具合を評価し、最も痛い部位を誘発する部位を特定する。坐骨結節から最大の痛みを誘発した部位の距離を触診により知り、はっきりとした痛みが誘発される距離を測定し、徹底的にリハビリし観察するべきである。はっきりとした痛みが、坐骨結節に近い、もしくは、より大きい場合、この両者はリハビリテーションの期間の増加と関係する。推奨レベルB

Range of motion testing

股関節屈曲位での膝関節伸展のROMは臨床評価時の評価で行うべきであり、ハムストリングの柔軟性と筋の長さの許容範囲を示すものとなる。私たちの経験では、痛みは実際の筋腱ユニットの伸張性の正確な評価に制限をかけるかもしれないが、対側の非損傷脚と比較することで、HSIの重症度を示すことが可能かもしれない。膝関節の可動域と膝伸展テスト中の痛みの両脚間の差は競技復帰とランニング強度の進行具合をリハビリテーションを通して予後を示す。能動的な膝関節伸展テストは股関節屈曲90°もしくは完全屈曲位でも行うことが可能である。

スクリーンショット (15)

股関節屈曲の柔軟性と足関節背屈可動域の評価もまた行う可能性がある。これらの評価もまたHSIのリスクと関係があるかもしれない。オーストラリアのフットボールルールの前向きな研究では、改定後のトーマステストにて股関節の屈曲角度が1°増加するごとにHSIのリスクが15%増加する。HSIsに苦しんでいるサッカー選手の背屈ランジテスト距離の平均的な距離は著名な減少していた。損傷していない脚と比較して損傷脚9.8±3.1㎝、非損傷脚11.2±3.1㎝。しかしながら、臨床家はこれらの評価の関連は各個人のHSIが発生するレベルを予測することに限界があることを気づいているはずだ。推奨レベルB

Strength testing

ハムストリングの強さは通常初期評価時、等尺性収縮での痛みによるもので評価していた。臨床家はテスト中に0~10で痛みのレベルを尋ねる必要がある。強さは臨床家がもしhand-held dynamometerやload cellsもしくはforce platesなどのような機械を持っていたら客観的評価が可能である。臨床家は機械が必要ない方法を考えて、MMTを客観的評価として取り入れたが、私たちはクレーンスケールのような客観的に力を測定できる安価に研究できるものを選択することを推奨する。

ハムストリングの生物学的性質は膝関節の屈曲と股関節の伸展の2つであり、背臥位又は伏臥位でテストを行うべきである。理想的になハムストリングの長さの位置はRTSの予後のために役立つ位置である。それに加えて下腿の内旋と外旋を膝関節の屈曲テストで行い、ハムストリング損傷の内側と外側間の違いを知る。股関節伸展筋は膝関節屈曲位で評価することができ、大殿筋のような他の筋の強さを特定するために必要である。臨床家はアスリートの既往歴の聴衆にてハムストリングを含まない損傷の動作の強さに関しても評価する必要があるかもしれない(股関節内転筋群、グロインペインなど)。リハビリテーション時のエクササイズの選択の情報になるため。推奨レベルA

今回はここまで。

ハムストリングスの肉離れが疑われるからといって、そこだけをみているのでは重要な施術を受けられない患者さんが表れるかもしれないです。様々な可能性を考えて、評価をしていくことが大切ですね。

次回はMRI、MRIの結果についてまとめます。

では

See you soon.


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