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神野大地選手が天竜中学校で講演、部活指導!

令和6年6月21日(金)に浜松いわた信用金庫とスポンサー契約している
プロランナーの神野大地選手が浜松市立天竜中学校を訪問し全校生徒の皆さんに講演会を陸上部の皆さんには部活指導をしました!

今回、「部活動応援プロジェクト ガンバレ部活動」の企画として、
プロランナー神野大地選手が中学生と交流し、子供たちがアスリートを身近に感じることで将来の大きな目標や励みとなる事を期待して、2023年度静岡県夏季総合体育大会で陸上部が優秀な成績を収め「2023年度 夢においかぜ賞」を受賞した天竜中学校の皆さんに「神野大地選手の講演会、部活動指導」をプレゼントしました!!

神野大地選手は、愛知県津島市出身。
中京大中京高校から青山学院大学に進学、
2015年(大学3年時)の箱根駅伝競走では往路第5区の山登り区間において当時の区間新記録を打ち立て、「3代目山の神」としてその名を馳せ、翌年は主将として青山学院大学連覇へと導きました。
プロランナーとして活動をはじめ数々のレースで成績を残し、
2019年、2023年にはオリンピック出場権をかけたMGCに出場!
現在はM&Aベストパートナーズ陸上部にて2027年のニューイヤー駅伝出場を目指し陸上部のプレイングマネージャーに就任し活動されています。

講演会では、「僕は迷ったときに挑戦的な選択をしてきた」と題しお話下さいました。
挑戦的な選択とは・・・
・自分の心がワクワクする選択
・自らの意志で決めた選択
・達成するのが簡単ではない選択
神野選手が「講演を聞いて天竜中学校の皆さんが何か気づきを感じて欲しい」とお話が始まりました。

自身の人生の岐路となった中学時の野球から陸上部への転向、高校、大学と進学時などを紹介し、中学時の陸上選手としての記録は現在の浜松市の長距離選手の記録に全く及ばず特別速くはなかったが、高校はスポーツの名門校への進学を希望するも親に反対されたが、親とじっくり話し合い最後は自分自身で中京大中京高校の厳しい環境を決断した事、青山学院大学1年時に箱根駅伝に出場できなかったが「来年はお前がエースになれ」と原監督にかけてもらった言葉を励みに練習し、2年時はエース2区を任された事など、目標に向かって自分の意思を持ってモチベーションを上げ努力し、ワクワクする選択をする事が大切であると話してくれました。
また、大きな目標を持ち、その目標達成のためには半歩先の目標を持つ、半歩先の目標のために今やるべき事は何かを考えよう!
具体的にテストを○○点数以上上げると目標を立て、半歩先にできるゲーム時間3時間を1時間減らして勉強時間を作り、今日は1時間で単語を10個覚える。できる努力を積み重ねる方法を教えてくれました。


生徒さんから神野選手へ質問がありました。
Q.普段の生活で心掛けている事は?
A.中学の時は練習のみではダメ、勉強も大事です。マンガ、ゲームなど我慢を積み重ね、我慢できたことが自分の自信になる
Q.駅伝前にしていたことは?
A.数日では変わらないので、長く頑張り0.1%の努力を積み上げる
Q.困難や壁との向き合い方は?
A.東京オリンピック、パリオリンピックに挑戦したが出場ならず壁にあたったが、振り返ってチャレンジしたことに後悔はなく、やりたいことをやりつくした。MGCで足りなかったことを次につなげたいと考える。

講演会の後には陸上部の皆さんに部活指導を行いました。
残念ながら当日昼まで降り続いた雨でグランドが使えず体育館での指導となりました。

はじめに走るための準備をするストレッチから教わりました。
体を作る際、走るためには下半身だけではなく上半身も可動域を大きくし、腕の振り方で推進力を高めるなど1つ1つ分かりやすく指導してくれました。
ストレッチが大切な理由は以下の3点です。
① ケガをしないため
② 体を温めパフォーマンスを上げるため
③ 心拍数を上げるため

ストレッチ指導後すぐに「神野選手の教えてくれることが最高です!」と自分の体に変化を実感した男子部員が喜びの感想を言っていました。
その後、走る時の姿勢や手は卵を軽く握る感じ、足の着地方法などを教えてもらい、陸上部の皆さんが体育館の短い距離でしたが教えてもらったことを意識して実際に走る感覚を覚えていました。

神野選手が天竜中学校を出る際には、玄関で多くの生徒さんが見送り、校門を出るときには剣道部の皆さんが手を振って見送りました。天竜中学校の皆さんの沢山の笑顔で神野選手と交流できた事を喜んでもらえたと感じ、浜松いわた信用金庫も天竜中学校の皆さんにプレゼント出来たことを大変嬉しく思っています。