毎日ノートの使い方
こんにちは!
受験の季節ですね〜!
早くて来週。年明けなら1月上旬に受験を控えた生徒もいる主ですが、最近ちょっと気になることがあったので、それを記事にしようと思います。
1.毎日ノートのやる意味
皆さん、毎日ノートってご存知ですか?
僕の近くの学校では1Pノートやチャレンジノート(チャレノ)と呼ばれています。
いわゆる1日1ページ勉強をしようという、学校から出されてるノートです。
地域によっては無いところもあるのでしょうか?
もしくは別の形態であることもあるかもしれません。今日はその「毎日ノート」について。
(今回はこの「毎日ノート」という呼び方に統一して話していこうと思います)
この毎日ノートの目的は
・勉強の習慣化
・授業のおさらい
・問題練習
などが大半だと思います。
ですが、もっといろんな意味があることをご存知でしょうか?
もし学校の先生でも「えっ?他に?」と思う方がいたら、考えてみましょう。
保護者の方はもし毎日ノートを初めて知った方がいたら、お子さんに名前を変えて勧めてみるのもいいと思いますよ!
僕は他にこんな意味があると思っています。
・物事の習慣化
・1日のおさらい
・文章力の向上
・効率の良い学習法の定着
・その日の気づき(報告)
などです。結構たくさんのことが
「たった1日1ページのこと」でできますよね!
では1つ1つ詳しく見ていきましょう。
1-1.物事の習慣化,1日のおさらい,
文章力の向上
僕は毎日ノートは勉強習慣だけでなく、色んな習慣をつけることにも役立てると思っています。
例えば読書習慣。
毎日何か本や新聞記事など、とにかく読み物を読んで、その内容をまとめたり、自分の感想を書く。これをすることで読む力,文章を書く力,まとめる力,総じて国語力をつけることができます。
なかなか国語の点数を上げるのに何をすればいいか悩んでる人は是非実践してみるといいですよ!
他には1日日記。
その日あったことや、何か些細なことでもいいので嬉しかったこと,悲しかったこと,役に立ったこと,覚えたこと,人に話したいことなど、なんでもいいから1日の振り返りを書いてみることです。
日記みたいに楽しく書けるのが、この習慣のいいところですね。
もし仮に何もなかったとしたら、明日はこの「1日日記を書くこと」を探しながら生活してみましょう。きっとそれを意識しながら1日を送るのとそうしないのとでは1日の見え方がだいぶ違ってくると思います。
1-2.効率の良い学習法の定着,
1日の気づき
本を読んだ感想を書いたり、あとはノートをテストの解答用紙に見立てて小テストをしてみたり、1日を振り返ったりすると、「これはやっててすごく勉強になるな!」「これはやってても意味がないな…」と気づくことがあると思います。
これも毎日ノートに書くべき内容です。
コレを書くことで、先生から見ても「こういったことが生徒から見たら役に立ってると実感することなのか!」とか、「これは意味がない、もしくは薄いと思われてるんだな」と、先生自身の勉強にもなります。
もし良いものが見つかったら、ホームルームなどで匿名でみんなに紹介してあげるのも、良い刺激になるのではないでしょうか?
もちろん!紹介する内容は、その生徒に確認を取ってくださいね!笑
みんなに自分のやってることを広められたくない人もいますから。
このようにして、毎日ノートは使い方次第で
勉強を楽しく、そして効率よいものにする
すごく便利な道具になっていくでしょう!
2.毎日ノートの使い方
さて、ほとんど書きたいことは書いてしまったわけですが、ここで毎日ノートの使い方をまとめておきましょう。
1.読書した感想やまとめを書く
2.1日の終わりにその日あったことを書く
3.覚えたいことを小テストの解答用紙感覚で使う
4.勉強や学校生活で気づいたことを何でも書く
3.最後に…
日頃やる毎日ノートは子供にとっては正直苦痛であることが多いです。僕の担当生徒にも、ただ1ページの空白を埋めるために何をすればいいか、それだけを毎回考えてる子も少なくありません。
もしくは内容をまとめているのに、かなり長くなってしまい、何を書いたのかわからなくなってる子もしばしば。
まとめとは、大事なことを簡潔に書くことです。
すごく頭が疲れる作業ですが、それは頭を使っている証拠。続けていけば、それは高校受験,高校の勉強,大学受験,大学の勉強にとどまらず、社会人になってからも役立っていきます。
その人の財産になるのです。
苦痛なものを楽しいものに
無駄になりそうなものを為になるものに
是非していきたいですね!
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