「週末にまとめてやる」ことの愚行っぷり

土日に寝溜めする、という人は多いのかなと思っているけど、寝溜めは結局のところ毎日のペースを乱すだけで、平日と同じサイクルで動いたほうがむしろ疲れもしない、ということに気づいている人も多くいるだろう。

週末の過ごし方を最近は定着させつつあるので、書き出してみたい。

土日に残業するなんてもってのほか

以前働いていた会社で、土日に残業することがちょこちょこあったのだが、これを許してしまうと平日のパフォーマンスがダダ下がる。土日に時間がある、と思い込んでいるため、平日に終わらせようとする気がなくなるのだ。締め切り効果の逆の効果ということである。

そして、いざ土日になってみると朝に出勤時間が決まっているわけでもないのでダラダラとオフィスに行き、ダラダラと始める。結局作業時間が3時間程度になってしまった、ということなどはザラであった。それでも土日に仕事をしたかのような気分になっているので、疲れも取れず、翌週のパフォーマンスは更に下がる。

理想的な土日の過ごし方は、平日を組み合わせることで作り出せる

平日に溜まった家事を土日に行う人も多いだろう。それは上記の土日に会社の仕事を行うのよりはマシだが、家事を行ったのみで満足してしまい、あまり有意義な土日の過ごし方にはならないように思える。

そこで、平日に2回くらい早起きをして洗濯物を片付けておき、ついでに部屋の掃除をしておくと、土日にまとめてやる必要がなくなる。一度このサイクルを作ってしまうと、土日が非常に有意義に過ごせるようになる。

毎日少しずつやることの効果は、実はとても大きい。

土日にまとめて勉強する気合があるなら、平日に振り分けよう

もし、土日にまとめて資格試験の勉強をしよう!と思っているなら、むしろ、まとめてやるという行為自体を見直してみると良いだろう。

例えば土日で4時間ずつトータルで8時間勉強しよう、と思っていると、それをやるために他のことを犠牲にせざるを得ない。一日にまとめて4時間の時間を捻出するのには、多大なるエネルギーが必要なのである。それをやってしまうと、前述の家事、プライベートのことを考える時間などがなくなり、人生そのものが疎かになる可能性がある。

それを平日にやりくりして30分ずつでも振り分けてみると、土日にまとめて取る必要がある時間が半減するのはもちろん、勉強というのは毎日やったほうが定着率が高くなるので、絶大な効果が発揮されるのは多くの人が実証済みである。

でも毎日30分コツコツやるなんて、マメな性格の人間じゃないとできないでしょ!という思い込みを払拭する

実は、生活習慣というのは意外と簡単に変えられる、というのを僕は以下の本で学び、実践して体感した。


日々の細切れの時間を自己投資の時間に投ずるために一番有効なのは、スマホを制限することだと思っている。毎日noteを書くのは生活習慣として非常に良いものだなと思っている今日このごろ。



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