Zenlyってアプリの未来感。〜透明な世界〜

このアプリ、知らなかったのだけど、2017年にSnapChatに買われてるのね。

Snap、ソーシャルマップのZenlyを最高3億5000万ドルで買収――新機能Snap MapはZenlyそっくり – TechCrunch Japan

ざっくり言えば、このアプリで繋がってる人たちは、常に自分の位置情報を共有する、というアプリだ。

インストールはしてみたものの、妻くらいしか位置情報共有しようと思えなくて、使った感想とかは書けない。

でも、つい会社の同僚で20代前半の男の子が使ってるというので、少し話を聞いてみた。

わりと、抵抗感はないらしい。ただ、友達同士で使ってると、たまに疲れてコミュニティから抜ける人はいる、というのもあると。主に、彼氏彼女の監視ツールとして使われているケースが多いということで、うーむ、やはりユースケースの発想は似たような感じなんだなと。

わかものと、おじさんの違いは、それを受け入れるか、否かというところ。

今後の世界では、センサーもカメラもたくさんになる。そして、僕の考えでは、人と人はやはりつながっていることを求めるので、インターネット上で村社会が形成されると予想する。
そんな世界では、Zenlyみたいな位置情報、過去の行動履歴、お金の使い方まで、公開するような生き方も、わりと多数を占めるようになるのでは？と想像している。

嘘とか、隠し事がないと、人間はパワフルになるのは本当で、多分コミュニティで過ごしていたサバンナ時代の習性なのだろう。

プライバシーみたいな近代以降の考えは、所有権というものが認識されてから、だんだんと当然のようになってきているけど、意外と歴史が浅い。結構、すぐに崩れるのかもしれないな、と想像してるし、その方が世の中は、平和になるんじゃないかな、と思っている。