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マルチタスクをする方法に納得した話。要はシングルタスクを体に落とし込んでメモリ消費を少なくすること。

今日は、生産性の話。

最近、とあるものすごく、ものすごく仕事のできる会計士の方とお会いした。
その時の会話が非常にためになる&面白かったので、うろおぼえだけど是非会話形式でどうぞ。
※多分、若干僕の主観も入っているけど趣旨はブレてないはず。

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「先生、今回ご一緒させてもらいましたがその仕事のスピード感に驚愕してます。正直全然及ばないなと。穴があったら入りたいくらいです。」

「はまーさん、僕は確かにたくさん仕事処理してます。これってでも、マルチタスクができるからなんです。同じ時間で生産性上げるんだったら、同時並行して仕事ができないとダメですよね。
で、よく人間ってシングルタスクしか出来ないっていうんですけど、マルチタスクできるんですよ。現に僕は会議に参加しているときも、会計の数字を手元でつくりながら、企業の買収スキーム考えられます。」

「でもそれ、全部同じレベルで出来るんですか?」

「訓練すれば出来ます。例えばなんですけど、車の運転しながらお喋りできますよね。だからといって事故を起こすわけでもない。体が覚え込んでるんで、多分頭の半分位のリソースだけで運転を処理できる。あとの半分はおしゃべりに使えるんです。」

「なるほど。それは確かにそうだ。運転に慣れて、その勘所というかポイントを抑えてしまえば、そこだけに気を配りながらお喋りも出来ますね。」

「そうです。逆に運転の初心者って、話しかけられたりするのさえ怖いでしょう?でもそういう人も、だんだん慣れていくんです。要は慣れの問題だし、”運転しながら喋るなんて出来るはずない!”みたいな人はもう世の中に居ないですよね。」

「ほんとそうですね。運転技術なんて最初は習得できるかも怪しいとか感じるのに、いつの間にか気にせず運転してますもんね。慣れってスゴイ。そういえば僕もモンハンやりながらアニメ見たり出来ますね。(←※大学時代MHP2Gを5000時間やってリオレウス亜種くらいなら目を瞑っても倒せるようになってた)」

「そうなんですよ。よく、”マルチタスクが出来ない”というような記事が検索上位に上がってきたり、みんなありがたがって読むじゃないですか。人間にはシングルタスクしか無理!みたいな。
でもあれって、みんなあの記事で安心できるからなんですよね。努力不足の言い訳が出来るから。人間の限界を決める必要なんてないのに。」

「そうですよね。もしかしたらニュータイプになれるかもしれないのに、それを自ら諦めてちゃ進歩が無い。実際、僕は自分に制限つくってましたねー。」

「もったいないですよ。あと、人には向き不向きがある、とかいうのも確かに高いレベルではそうかも知れないけど、ある程度のレベルまでなら誰しも習得できるところがあるはずで。それをちょっとの努力でやった気になって諦めるのは、本当に可能性を潰してますよね。」

「その心がけだから、それだけいろんな仕事をスピード感もって高いレベルでやれるんですね…なんか納得しました。」

「仕事はアウトプットとして貢献するためにやってますが、僕は本来、”修行”こそがしたいんです。個人という人間の可能性を広げるのはとても生産的なことですよね。先のアウトプットのために修行をする。人生ってその繰り返しが楽しいんだと思います。」

「いや、ためになるお話ありがとうございました。自分にキャップ作ったら面白くないですねー。日々修行します。」

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というような感じ。
しかも、この方が言うと説得力が半端ない。実際、人の5倍くらい仕事(結果出す)をしてるような気がする。

僕も説得力を持って人に物事を主張できるようになろう…

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