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生活習慣はお金で買えるか?
SNSにはあたかも理想を成し遂げ、なりたい自分になれた!みたいな話がたくさんあって、それを具現化したいという欲求に答えたビジネスモデルがある。筋トレや英会話についてはこういうメンターがついた形のスクールがたくさんある。確かに補助効果は絶大だ。
しかしながら、一生あれらのスクールにお金を払うことができればいいけど、この手のスクールは結構高額だ。なぜかといえば、担当者がつきっきりにならなければならない労働集約型モデルだからだ。ここらがAIなんかでやれるようになればもっと収益が上がるのだろうけど、人間の意思を支えてくれるAIというのはまだ聞いたことがない。知っている人がいたら教えてほしい。
時間はお金で買えるけれど、習慣はお金では買えない。
お金を払えば目標が達成できる!というモデルは、「遠いところに行くときに徒歩でなくタクシーを使うようなもの」だと思っていて。実際にその快適さを体験することができて、自分の行動を変えるきっかけにはなるけれど、いつも使えるわけではないので、根本の時間マネジメント、すなわち生活習慣を変えるのにはちょっと足りない。
では、お金でも実現が難しい生活習慣の改善を定着させるためにどうするか。世の中には21日続けると習慣化する、というような説もあるけれど、そもそも21日続ける前に挫折する。一週間でもキツい。三日坊主とはよく言ったものだ。
良い習慣を取り入れたい気持ちはある。何度も一念発起してやってみようとする。でも続かない。
早起き、筋トレ、ブログ、ダイエット、英語を始めとした勉強。。。世の中にはそれらが続かないという声で溢れている。「今年こそ英語!」みたいな表紙の雑誌を何度見かけたことか。
新しい習慣を始めたいなら、まず今持っている何かを捨てることを僕はおすすめする。始めること、習慣化することの難易度がびっくりするくらい下がる。
そんなことを考えて、この前Twitterにシェアしたら、多少なりとも反応があったのがこちら。
毎日何かを続けようと思い立って、結局続けられなかったことがたくさんあったけど、あれは足し算をしていたからということにやっとこさ気がついた。先に引き算してからだとめっちゃ簡単。時間は等価交換なんだなあ。|はまー @hamakihito #note https://t.co/h3Fzq7BxHQ
— はまー 🇲🇲🇯🇵 (@hamakihito) January 22, 2020
意外とこの「時間は有限」であり、「等価交換の法則が適用される」、という基本的なことをみんな忘れがちなのだなと思った次第。
引き算が答え
まず生活習慣から何かしらを引き算をするところから始めてみると、意外とすんなりと新しい習慣を身につけることができる。僕はスマホのSNSアプリを消してから、noteの更新は13日連続で続いている。もうだいぶ習慣化してきた。
思い切ってみると、実は生活の中に結構やめられるものはたくさんあるので、自分のデフォルトになっている習慣を一度見直してみてはいかがだろうか。
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