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ドリームオーダーデッキ紹介#2『スタートデッキ 千葉ロッテマリーンズ/北海道日本ハムファイターズ』

皆さんこんにちは!浜風ゲーマーズのまじっくきゃっとです。このnoteでは、プロ野球カードゲーム DREAM ORDER (#ドリオ)に関する考察記事やデッキレシピ等をお届けします。

本記事掲載のデッキを用いた対戦動画はYouTubeでも公開致しております。

https://youtu.be/PDUwFbgd8KE

実際の使用感を知るため、ご視聴戴ければ幸いです!



スタートデッキ 千葉ロッテマリーンズ

PSD02 収録カード 

デッキ解説

このデッキの看板カードは、ティーチングツアーのパ・リーグAS先発でもお馴染みの、小島投手。常にダイス出目-1の効果を持っています。

ちなみに、実際にやってみると分かりますが、ダイス-1の効果を適用し忘れるケースが多かったので、皆さん気を付けましょう。毎回指差し確認が必要です。

で、この効果がどれくらい強いのかというのを可視化してみます。前提となる分析は下記noteをご確認ください。

https://note.com/hamakaze_tcg/n/naca04e7f955b

さて、実際に数値を見ていくと、ダイス-1された時のミート/強振それぞれのSEPAは下記の通りになります。

©浜風ゲーマーズ

見ての通り、強振もミートも1打席あたり0.75塁打の期待値です。

©浜風ゲーマーズ

ちなみにこちらが通常時の期待値。特に強振でのダウンが激しいですね…

打席あたりの期待塁打に差がないなら、アウト率まで踏まえたSE1/SE9での分析が必要になります。こちらが通常時の分析。

©浜風ゲーマーズ

これが、出目-1適用時だと…

©浜風ゲーマーズ

強振のアウト率が58.3%に。SE1は驚異の1.29です。強振での期待値が低すぎる…。

以上を見れば分かるように、ダイス-1される際には圧倒的にミート打ち有利です。ミートで打っても強振で打っても塁打期待値が変わらないのに、アウト率は2倍以上差があるので…

ちなみに、このことが分かっていれば、強振ダイス+1系の効果を持っていない限りはミートで打ってくるはずなので、ミートにヤマを貼っておくと当たりやすいのですが…この辺はプレイヤー層がどれくらい合理的なプレイをするかに依存するので、メタの回り具合次第ですね。

そして、守備サイド(小島視点)では、アウトを取るまでの平均打席数が下がることが大きいですね。上の図の③を見れば分かりますが、打撃判定で1アウト取るまでにミート6回/強振2.4回の試行が通常必要な所を、ダイス-1すると3.6回/1.7回まで抑えることができます。試行回数を稼がれずに3アウトを取れるのは良いですね。

オマケに覚醒AP+1までついており、AP6持ちの覚醒でも上回れる。素晴らしい。お前がエースや。

さて、長々と小島について書きましたが、野手はどうでしょう。
うーん、感想としては、悪くはないんですが、どれも覚醒ありきのスペックで、相手に勝負師を吐かせることができるかどうか要素が強いですね。

安田は覚醒でAP11、ダイスどちらでも+1。ただ、先発Pが覚醒すると12なので、そこに勝つには覚醒+サポ1枚いるのがなぁ。ロッテスターターには野手AP6がいないので、リソースは結構攻撃で吐き続けないといけない形になります。

その他には、山口。得点圏でダイス+2です。

めちゃくちゃ読まれやすいですが、そもそも強振ダイス+2が効果としてかなり強いので、読まれてもなお強振で突撃する価値はあります。但しAP勝負で勝つには覚醒がベースになりそう。

その他のカードでいくと、覚醒1ドローの藤原くんくらいですかね。1番打者候補です。ティーチングツアーでは1番荻野でしたが、流石に弱すぎる…

この動画の7:13あたりから、その話をしています。荻野は守備要因で下位打線起用ですね…

デッキリスト/打順

デッキリストはこちら。

ⓒ浜風ゲーマーズ

相手に勝負師を積極的に吐かせておきたいので、戦術カードよりも覚醒を重視しています。また、投手については小島を1.2回まで引っ張って、澤村をワンポイント、3回から益田、という運用をイメージしており、メインデッキに中継ぎを採用していません。

野手についてはシンプルにAP5持ちの覚醒を重視しつつ、守備要因で強振DP+4の荻野と、本領発揮+2の佐藤都を3枚づつ。小島のダイス効果があるとミート打ち有利なので相手はミートで来ると思うのですが、そこまでメタが回らない読みです。

このデッキの最後の自由枠は奨吾or友杉というところでしたが、奨吾の方がダイス効果を持っているので、キャップに軍配が上がりました。

スタートデッキ 北海道日本ハムファイターズ

次に、PSD06 パ・リーグ スタートデッキ「北海道日本ハムファイターズ」を使った純正デッキの紹介です。

PSD06 収録カード

デッキ解説

日ハムの特徴は、何と言っても戦術カード。デッキの各種能力が、戦術カードを使いなさいと囁いてきます。代表例がコチラ。

戦術カードをプレイしているなら、ではなく、選手カードをプレイしていないなら、というテキストです。これ、「戦術カードをプレイしているなら」なら戦術+覚醒とかもOKなのですが、「選手カードをプレイしていないなら」なので、戦術カードしか置けません。

ちなみに、守備の戦術カードはDP+5なので、効果とセットでDP12まで上がります。覚醒してもDP12だし、いいじゃん!と言いたいところですが、投手覚醒はミートも強振も対応できるのに、守備戦術カードはどっちかを読まないといけないので、普通に下位互換です。おい!

まぁ、読みを当てることができれば、覚醒効果のあるカードが投手同名3枚+守備戦術カードの6枚で9枚まで増える、と考えれば強いともいえます。読みの力を鍛えましょう。

その他の効果で行くと、Aマルなど。

戦術カードを使えばダイス+1。どちらで振っても適用される効果なのは良いですね。

まつごーは疑似AP6です。ハムはAP6持ちがいないので、戦術カードの高い数値を活かして殴っていくことがベースになります。

ただ、野手の戦術カードって、スターターのみだと6枚しかないんですよね(ブースターには値千金が追加されました)。勝負師は攻守兼用なので攻撃でずっと吐き続ける訳にもいかず、誰に戦術カードを切って、誰に切らないかを考える必要があります。

デッキリスト/打順

というわけで、かなり思い切ったデッキですが…

©浜風ゲーマーズ

選手カードはドロソの清宮と守備要員の伏見、投手3枚のみ。半分戦術カードです。何という割り切り。戦術カードは攻守どちらかでしか使えないものが多く、手札事故を誘発しがちなのですが、デッキが要請するコンセプトにとことん付き合うとこうなります。一応、守備時に最低限のDPサポートができるよう、申し訳程度に伏見を3投しました。

このデッキは他球団の何倍も「ミート強振の読みを当てることができるか」に依存しており、上振れも下振れも激しいデッキです。ギャンブラー気質の方には是非握っていただきたいデッキです!

おわりに

という訳で、デッキレシピとデッキ解説記事を投稿してみましたが、如何でしょうか。実際の対戦動画も是非チェックしてみてください!

次回の考察noteでは、今回の小島投手の所で書いたダイス+1/-1まわりについて、より深く分析しようと思います。が、総合ルールが公開されたりしたら、それについての記事も書くかもしれません。公式さん、カードリストとルールの公開、よろしくお願いします…!

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