除湿機を買ったら高級サーキュレーターだった

除湿機を買った。
冬になって、雪が降り始めて寒くなったら、とたんに洗濯物が乾かなくなった。
手持ちの服はそんなに多くないので、早くかわいてくれなくちゃ着る服が無くなる。

Amazonで手頃な中古の除湿機を買った。
サーキュレーターつきでとてもよさそうに見えた。届いて、わくわくしながらつけてみたら驚くことに全く除湿してくれなかった。つまり、不良品。
ただの高級なサーキュレーターを買っただけだった。
しょうがないから、高級サーキュレーターは返品して、2倍くらいの値段の除湿機を買った。ちゃんとPanasonicのやつを。
そしたら驚いた。めちゃくちゃ除湿してくれるではないか。ああやっぱり、ケチってばっかじゃ上手くいかないなと実感した。出すべきとこ、妥協しちゃいけないことはあるのだ。

より良い生活を送りたいなら、妥協しちゃいけないことはある。でもどうやってそれを見分けるのだろう。その選択が何となくわたしは下手なんじゃないかと思ったりする。
高級サーキュレーターを買って、返品出来ないことだって世の中にはたくさんあるからさ。

でもまあ、高級サーキュレーターが返品できなかったとしても、それなりに使って生きることも可能だということも知った。
今あるものを受け入れて楽しむ、それもまた1つのやり方であると。
今あるもので楽しめないなら、いつまで経っても満足はできないだろうから。
そんな心の余裕も持っていたい。

まあでもやっぱり、不良品なら返品したいよね。
変えれる環境なら変えたいよね。
だったら、いい除湿機を買って、不良品は売り払って、もっと安い扇風機を私は買うよ。
自分の人生のQOLを上げられるのは結局自分だけだからね。

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