ヨーロッパサッカー・コーチング備忘録 濵吉正則

ヨーロッパサッカー・コーチング備忘録 濵吉正則

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興国高校サッカー部 内野監督との対談

本日『プレーモデルの教科書』出版企画でWEBサイト「ジュニアサッカーを応援しよう」の方で、僕の大好きな指導者でいつもお世話になっています、興国高校サッカー部の内野監督と「育成年代におけるプレーモデル」というテーマで対談させていただきました。非常に楽しい時間で学ぶことも多くあり、あっという間に2時間が超え、記事にできないような話にもなり脱線しながら話は盛り上がり、司会の方に止めらえなかったら3−4時間続きそうでした(笑)対談の内容はみなさま楽しみにしておいてください! #プレ

    • 『プレーモデルの教科書」には多くの動画が掲載されています

      『プレーモデルの教科書』1月6日発売以来多くの方の手に取って頂きありがとうございます!この書籍には九州産業大学のトレーニング3日分(編集なし)ダイナミックテクニックが11種目の動画が収録されています。ページ掲載されているQRコードを読み込んでいただくと、youbetu動画が表示されます(購入された方限定です)ぜひまだ手に取ってない方は参考にしてください! https://www.amazon.co.jp/gp/product/486255573X/ref=ppx_yo_dt

      • 「究極のプレイモデルは選手が創り出し、成長するもの」

        九州産業大学サッカー部監督に就任して3年目、ようやく選手たちが「監督が作り出したいプレー以上のものを創り出せる」ようになりました。 これはオシムさんがいっていた「戦術は選手が創るもの」にあたります。 ゲームの中で相手を見ながらプレー原則に従いながら、集団としてのインテリジェンス(コレクティブ・インテリジェンス)を発揮し、自ら原則を選択できるようになってきました。飲水ブレイクではキャプテンや選手と「監督こう思うけど、〇〇はどうですか?」「俺も外から見てそう思ったよ、そうしよう!

        • 初めての書籍「プレーモデルの教科書 個を育て、チームを強くするフレームワークの作り方」1/6発売のお知らせ

          私自身の初めての書籍「プレーモデルの教科書 個を育て、チームを強くするフレームワークの作り方」(株)カンゼンさんより、いよいよ1/6に発売となります! 理論と今までの指導者としての経験談を交え分かりやすく書いています。ナーゲルスマンのトレーニングや私が監督を務める九州産業大学のトレーニング動画などボリューム満載です! 是非手に取って頂ければ幸いです!宜しくお願い致します🤲 『プレーモデルの教科書 個を育て、チームを強くするフレームワークの作り方 』(株)カンゼンから発売です

        興国高校サッカー部 内野監督との対談

          プレイモデルよりも大事なプレイカルチャーを生み出す事

          プレイモデルを作るにあたって、プレイ原則、メソッド的な側面、練習メソッドを組み立てるよりもっと大切なのは「プレイカルチャー」を作り出す事が大切だと思います。 言い換えばプレイモデル、プレイ原則、メソッドだけに囚われていてもいけないという事です。私も若い頃は練習メニューに囚われることが多々ありました・・ 様々な監督と仕事をさせてもらったり、視察をして感じるトレーニングメソッド以上に優れた共通点なのが「緊張感の作り方」がうまいと言うことです。つまりカルチャーの部分だと思います

          プレイモデルよりも大事なプレイカルチャーを生み出す事

          最新の理論と言われている事が本当に最新なのか?

          私が2016年オーストリアで再び監督としてヨーロッパに戻った時に感じたのが『ヨーロッパは自分が思っているより5〜10年進んだ、そして進化のスピードが毎週アップデートされるような感覚』という事でした。様々なアップデートを重ね、正直決して遅れているという感覚がなかった結果です・・ 今、帰国して2年経ちますが、日本にいると努力していてもヨーロッパに住んでいる時よりも、情報の入り方が遅いと感じます。 UEFA加盟国内でのUEFAライセンスのおかげで情報が共有され、近年ウェビナーで

          最新の理論と言われている事が本当に最新なのか?