2024大統領選を巡る暗闘は既に始まっている


先日のスーパーチューズデーを過ぎて、共和党候補の指名レースはトランプ元大統領に絞られた。ヘイリー候補は撤退を表明したようだ。


ヘイリー氏が勝利したのは、これまでワシントンだけだったが、今回新たにバーモント州も加わった。


ヘイリー氏がこれまで圧倒的に不利だったが選挙レースを継続してきたのには、何としても「トランプに勝利した」という実績を一つは作っておきたかったからだろう。

それが今回の投票結果の意義、ということだ。



ワシントンは元から「政治屋の巣窟」なので、反トランプ一色の地域であり、90%以上がバイデン票となるのは当然だからヘイリー氏が勝つのも当たり前すぎて、大した意味がなかった。

だが、普通の州別の投票結果で、トランプに「1敗」をつけたのには大きな意味があったのだ。それがバーモント州だ。


予備選の序盤、民主党優勢州のニューハンプシャー州でヘイリー氏の健闘が期待されたものの、予想外の大差で敗北した。
投票に共和党員以外の投票者を大勢動員できる為、全力で資金投入したが10ポイント以上の大差(約54% vs 43%)だったようだ。これでは印象操作にはなりそうもない。


そこで、今回のスーパーチューズデーに際し、何としてもトランプに土をつけるべく選ばれたのが、バーモント州だったろう。

そもそもヘイリー氏は地元サウスカロライナ州でさえ、圧倒的大差で敗北しており、共和党内の支持はかなり薄いことは分かっていた。
なので、利用するのは「無党派(乃至その皮を被った民主党支持)層」ということに決まっているのである。その為にはある程度の「組織票」動員が必要だったろう。


バーモント州は積年の「青い州」で、鉄板クラスの民主党州だ。ヘイリー氏を勝たせるには、比較的都合のいい州だった。「動員可能」だから、だ。


で、目論見通りに、ヘイリー氏が初勝利を挙げた。わずか1敗の州とはいえ、ニュースはそこに集中して報じることができる。先のCNN記事に見られたように、「勝ったとはいえ、課題が残る」という印象操作=事前の情報刷り込みが実現できた、ということである。


仮に、「15分の1」が反トランプ票として離反票となる、という説明を可能にする場合、約6~7%が「トランプには入れない」票ということになる。すると、共和党支持層が35%の州だと、全体票の約2.5%程度はトランプの得票が減るといった説明が通じることになる。

この「僅かに見える」差を利用するのが、所謂激戦州における「バイデン民主党の勝利」を可能にする策=「RFK Jr. に入る票」を支配する側の目論見であろう。


例えばCNN記事に挙げられたノースカロライナ州は、前回20年選挙ではトランプ勝利だったが、選挙管理業務を民主党勢に支配された場合には、本来の"Swing State" の本領発揮となりかねないわけである。

今回の「バーモント州でのヘイリー氏勝利」という背後には、こうした事前情報の刷り込みが潜んでいるのである。
前回大統領選の「赤い蜃気楼」という印象操作と同じ、ということだ。選挙不正を企む人間たちというのは、こういう事前準備を利用するのが常道なのである。


なので、どうしても「トランプ敗北」という1つの事実が必要だった。共和党員の投票だけでは、ヘイリー氏を勝たせるのはかなり難しかっただろうが、バーモント州ではヘイリー票が上回れるという「策」が存在した(当方の陰謀論ですw)。


事前刷り込みの典型が、「ダブル・ヘイター "Double Haters" 」という存在をラべリングしていることだ。

事後的に「理由づけ」可能とする為の、伏線の一種である。




当方は記事が出る以前から、両候補以外の得票率が(不正を企む側にとっても)カギとなるだろうことを指摘した。























恐らく、「逆転でバイデン勝利」の不正シナリオを計画している側は、この仕込みを行っているはずだ。

メディア戦略もその一環なのである。



権力基盤を死守しようとするDeepState勢にとって、周到に準備するのはお手の物なのである。
悪事(テロや政府転覆、麻薬売買、資金稼ぎビジネスなど)を計画し、実行するのが奴らの本業であり、最も得意としていることなのだから。


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