長期金利1%超えで日本の地銀や日銀の債務超過が云々で破綻すると豪語してた人たちは、今どうしてますか?


11年ぶりに長期国債金利が1%を超えたという報道があった。アベノミクス開始以前の水準に戻ってきた、ということである。


植田日銀が金融政策を変更し、長期国債の金利上昇はある程度「成り行き任せ」でおくこととし、金利上昇の抑制を以前ほどには積極的に実施しないようにした面もあろう。
YCCの長期金利1%程度の上限を容認と言ったのは、そもそも昨年ですから。

すると、まあ、そりゃそうなるわな、という感じで上昇してきたわけです。

(けれども、円安ドル高は逆に進行したわけで、これまでの日米金利差だという妄言は単なる口実であり、日本からの収奪の為に人為的に円安を持続~悪化させておくのが向う側の連中の作戦ですね。その証拠に、意図的に下値を切り上げてきている)


で、これまで長期金利が上がると日銀や地方銀行が破綻する、取り付け騒ぎになると豪語してきた連中がいたはずだが、最近はどうしてるのかな?




長期金利が0.25%上昇しただけで大事だ、と騒いでたはずだが、今では日本国債指標金利が1%を超過したでしょ?

どこに銀行取り付け騒ぎが起こったんですか?
地方銀行の破綻危機で資本注入となったのは、どこ?
(某地祇では、米国債投資の損失拡大だったかで、公的資金返済が滞った話はあったが、日本国債金利上昇とは関係は乏しそう)


現実には、銀行破綻を実現させたのは、世界的に有名だったクレディスイス銀行が経営危機でUBSに救済合併とか、米国のSVBの破綻を皮切りに、いくつかの地銀が破綻を繰り返したでしょう?

米国債も売られており、資金逃避が継続しているらしいぞ?


なのに、日本の地方銀行はこれといって破綻してるのを殆ど見かけないが?(笑)


長期(国債)金利が1%を超えるとどうなるとか、ご託宣を豪語してた人たちは何か弁解すべきなのでは?


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