喧嘩を避けるための村上春樹ごっこ
作家の村上春樹さんに敬意を込めて書きたいと思います。
みたいな記憶違いで喧嘩になることがあると思います。
みたいな喧嘩もよくありませんか。
私は思うのです。世の中の喧嘩って、どうでもいい内容がたくさんある。そりゃあ深刻な喧嘩ばっかりだったら人間関係が続かないですもんね。
でもどうでもいい内容の喧嘩でも、当人たちにとっては大事な場合が多い。少なくとも私が喧嘩する時は大まじめです。私は自分の寝起きが良いと信じているのです。ムキー。
そこでここ数年、喧嘩を回避するためにやっている「村上春樹ごっこ」をご紹介します。
この会話でヒートアップしてきたら、村上春樹っぽく言うのです。
「寝起きが悪い。たしかに、そうだったかもしれない。あるいは、そうではなかったかもしれない。」
日にちの記憶違いであれば、こう言うのです。
「その日は、13日だったかもしれない。あるいは、14日だったかもしれない。」
静かに、淡々と、村上春樹っぽく(伝われ)。
どっちやねん〜と、どうでもよくなるから、ぜひ試していただきたいです。結局、記憶が違う場合も、相手と感覚が違うこともどうにもならない。村上春樹っぽく言えば、本当にどっちでもいい気がしてくるのです。そしてなんだかかっこいい。
私のパターンはこのセリフしかないのですが、友人は他にもかっこよくてどうでもよくなる言い回しを持っていました。
「それについて、明日再度考えてみてもいいかな?13日か14日か、あるいは違う可能性についても。落ち着いて、ゆっくりと。」
という感じに。
素敵なセリフと平和をいつも感謝しています。
※残念なのは村上ファン同士じゃないと使えないことです。村上春樹を知らない人にこれをやるともっと怒ります。
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