見出し画像

子供の話を聞くとは。

子供に「話しを聞いてくれない」と言われて、いつも聞いてるじゃん!って思っていたんです。だけど、ある時自分の失敗に気づきました。

子供との会話で、
子「スタバの新作美味しそうだね〜」
私「お昼前だから買わないよ〜」
…これです。これ結構やってしまってました。

これが「話しを聞いてくれない」ということなんです。

子供は「美味しそうだね!」っていう気持ちを話しているだけなのに、感情はスルーして。勝手に判断して手を打ってしまっている。「飲みたい」とか「買って」なんて一言も言ってないのに。

子供が聞いてほしい、伝えたいのは「美味しそう!」っていう感情。それをキャッチせずに、親の都合を返しています。これは「聞いてくれない」と言われても仕方ないです。

きっと「本当だ!美味しそうだね」の返事でいいのに。友達との会話ではできるのに親子の会話ではなんで出来てなかったのか!と無意識だっただけに驚きました。

とは言え、子供の場合は次の一言は「買って~」なんですけどね。だけど、それがわかっていたとしても感情をスルーするのは会話として不正解ですよね。私だったら不満が残ります。

「明日学校いやだな~」という日曜の夜も、「なんで?」とか「じゃ休めば?」とか「明日は〇〇あるじゃん!」とか言ってしまったことがあります。
この時、私の頭では、何か問題が起こっているぞ!解決しよう!とか変に構えてしまっていたのかもしれません。
でも、たぶん「そっか~、嫌かー」でいいんだな、と。気のない返事のように感じますが、こんな感じで返してみると、うちの子の場合はしゃべっているうちに、気が済んじゃうこともあるみたいです。寝る前に、散々嫌だってことを熱弁して満足して寝たりしています。
私が過剰反応していたんだな、と反省です。

子供の話を聞くとは、本当に聞くだけでいいんです。共感して欲しいとか知って欲しいって気持ちを受け取ることを大事にすればいいみたいです。
あ、これって女性との会話のセオリーと同じですね…
子育てはなんだか力入っちゃうんですよねー。“いい加減”がなかなか難しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?