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【声色ききみみずきん】#16 安倍晋三首相の声は、常に闘いあらゆる方面で高速回転継続中

リーダーにふさわしい声って、どんな声なんだろう…?
我が国の首相の声を聴きながら、ずっと考えた。

安倍晋三氏。
第96代内閣総理大臣。

かなり、甲高い声。それに、とても早口。
脳を高速で回転させながら、一気にしゃべる。頭が切れる人なんだろうなと思う。相手に、突っ込むスキを与えない。理論武装をしている人の、特徴かも。理論武装している上に、かなり好戦的。好きなんだろうと思う。闘うのが。

首相の声を聴いていると、「政治」とは「闘うこと」なのだと、再認識させられる。だって声が、常に「何か」と闘っている。「何か」って、何だろう…? わからない。
超一流の、政治家の家系に生まれた人だからね。私には、想像することすらできない、独特の家庭環境で育まれた「何か」が、あるのかもしれない。

ただ、いささか説得力が欠けるように感じられるのは、奥歯のあたりの「難」のせいかも。奥歯周辺から息漏れがあり、舌の筋肉の緊張も強いので、滑舌がかなり甘くなっている。声が平べったい。

もしかしたら…
持病をお持ちなので、薬の影響もあるのかなぁ。服薬中かどうかは知りませんが。(いい加減で、ごめんなさい!)

新元号「令和」発表後の首相の説明。あの時は、気持ちよさそうだった。体調も良さそうだったしね。権力者としては最高の舞台だったもの。夢見るような清々しい表情をしておられた。

◆◆◆

カリスマ性のあるリーダーの声って、少しハスキーで、スキがあるくらいがちょうど良いように思う。その隙間に、大衆が飛び込んできて、「オラが村の先生」を、頼ったり応援したくなったりするのだろう。

例えば、田中角栄さんや、麻生太郎さんの声のように。
ところが、あまりにスキだらけだと、信頼性に欠ける。表面上はニコヤカでも、裏では何をしているのかわからない、マフィアのボスのような存在感になるし、底が浅く感じられる場合もある。当然、失言も多くなるだろうし。

けれど、舞台俳優のように朗々とした美声で国会答弁をされても、これもまた嘘臭い。鳩山さんのように、柔らかく優しい声で「私を信じて!」なんて言われても、行動力がなさそうに感じるし。

人の心を掌握し、まい進するリーダーの声って、難しい。国会答弁を聴いていても、政治家らしい良い声の人が、なかなか見つからない。

けれど、先程、動画で安倍首相の祖父にあたる、岸信介氏の声を聴いてみた。85歳の時の声だけれど、なかなか含みのある声で良い。老獪な感じもするけど、はやり、50代~60代は政治の世界ではまだ若造なのかもしれない。安倍さんは今年(2019年)64歳。

令和の世が、今10代の子どもたちが中心になって動かして行く令和が、どうか平和でありますようにと心の底から祈っている。

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