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年齢分布からみる新型コロナウイルス@鹿児島

【年齢分布からみる新型コロナウイルス@鹿児島~若者から高齢者へ】

高齢者感染が増えてきた鹿児島

8月1日までの新型コロナウイルス感染症の症例分布(鹿児島ICT-net)をみてみると、若者が殆どであった7月上旬から高齢者への移行が色合いを通じて分かります。

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若者は殆ど亡くなりませんので死亡者数は今まで0でした。
しかし80歳以上の高齢者致死率は20%以上。最近おひとりの方が鹿児島で亡くなられましたが、これから高齢者施設でのクラスター発生が起きると多くの方が命を落とす可能性があります。

若者と高齢者の関係

若者の感染が多ければ多いほど、高齢者は自らの身を守ることが困難となってきます。

若者『なんで高齢者のために、俺らが努力しないといけないんだ!』
若者『高齢者が外に出なければいいんだろ?俺には関係ないぜ!』

更に、SNSでは『非生産的な高齢者は不要』論まで…
これをみると、2018年にあった「LGBTは非生産的」発言問題を思い出します。

優性思想

『優性思想』(Wiki:身体的、精神的に秀でた能力を有する者の遺伝子を保護し、逆にこれらの能力に劣っている者の遺伝子を排除して、優秀な人類を後世に遺そうという思想)に意識が偏ってきています。

高齢者と、若者。この2者を、対立構造にしてはいけません。

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そもそも、若者と高齢者は分かれて生活していません。

若者は、自らが感染しないことが「役に立つ(高齢者を守る)」ことに繋がります。

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高齢者のために自らが感染しないようにすること。

そして、高齢者も若者が頑張ってくれていることを認め、さらに自らの感染を防いでいく。その気持ちが大事なのでしょう。


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