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雑記2023/07/04(火) いい瓶を紹介するだけの日記

お酒ふだん飲まないので、たまに酒屋にいくと
「こりゃいい瓶」
とばかり呟いてしまいます。

本・書籍の装幀を愛でるのが好きなせいでしょうか。
なにしろ酒瓶って本よりもベースの価格帯が高いせい/おかげなのか、より
「好き放題にお金かけてる感」
があるんですよね・・・。

紙部分だけにかぎっても、
箔押し/エンボス/ニス/ホログラム/風合い満点紙/函入
なんでもありだ。

同人誌の表紙の参考になるかと、ワインラベルを漁った時期もありましたが、こないだ行った酒屋では「ウォッカ」と「ジン」の系列が良かったなあ。
(下記の「ディープラン」の手法とか、ブックデザインで何か使えそうですよね)

ワインや日本酒はラベルで変化をつけてくるけど、ジンやウォッカは瓶そのものからすごい形を繰り出してくる
そんな漠然とした印象。
だいたい、「ジン」がどういう酒なのかもよく知らないんですが。。。

そんな目線でただ貼っておく日記。



ショパン(ウォッカ)

https://emead.shop/vodka-chopin-rye-700-ml-in-a-carton
https://chopinvodka.com/individual-collection/

筆記体でショパンと書かれた、三色展開のボトル。やや細身でスラリと伸びたシルエットも美しい。ショパンの故郷ポーランドで生まれたウオッカです。
それぞれ、黒:ポテト、赤:ライ麦、青:ウィート(小麦)と原料が違うそうな。そうなんやー。
色バリエーションがあると、それだけで3割増しでよく見えちゃうんですよね・・おれは。

ただこの、輸入酒でこまるのが検索しても狙いの画像がなかなか見えないというところ。ボトル画像ばかり出るけど、箱がいいんですよ。ツヤPP+エンボス加工された厚紙のベースに、中央帯の銀のテカリ。
これは欲しい! 飲まないけどほしい。
飲まないのに買うのは高い。
だから買わない。ほしい・・・。

調べ出すと、いろんな製造時期のバリエーション・限定品が出てきちゃって、さっぱりわかりません。

https://drouot.com/en/l/20544557-chopin-potato-vodka-1-flacon-de-70-cl-en-coffret-carton
https://www.thewhiskyexchange.com/p/15021/chopin-rye-vodka-jeroboam
なんと3リッターボトル。注ぎ口付き?


No.3 ロンドン ドライ ジン(ジン)

https://www.amazon.co.jp//dp/B0043A4IVU/

鍵です。

ブランド名のNo.3はBB&R社のオフィスの住所であるNo.3 St James’s Street, London(セント・ジェームス・ストリート3番地)にちなんだものです。また、そのパッケージ・デザインも300年の歴史を持つショップの外装の青緑色をボトルの色とし、その正面にはこれまでの長い歴史の中で数々の賓客をもてなしてきたショップ内の応接室の鍵がモチーフとして付けられています。

https://www.japaninsight.jp/brands/no3

この鍵、そういう形のボトルに塗装してるだけじゃないの?と裏から透かしてみましたが、ちゃんと単体の鍵がくっつけてあるんですよね・・・。
こんなことされたら、
子どもは欲しくなっちゃいますよねえ。
おれもほしい。
おれぞほしい。

フリマに出してる人いました。

これ見ると、裏はペッタンコなんですね、接着しやすいように。そこは残念。

色がティファニーブルー的な涼やかさ。(サントリーのSUIジンソーダもこういう色)
ラベルの文字もレトロで事務的にフォーマルに配置したタイポグラフィ。ロンドンのカッコよさを感じる。
ええなあ。


ディープラン(ウォッカ)

https://asmithbowman.com/product/deep-run/#
https://www.sortitapps.com/item/alcohol/080996002806/

フーン、薄紫色のラベルに、かすれたモノクロの湖畔風景? いいじゃないの。
という画像かもしれませんが、この湖畔風景は、実はボトルの後ろに貼ってあります。製造や成分表示のラベルの裏側に印刷されたもの。それをウォッカの液体ごしに透かし見るという効果が設計されている。
店頭で見ると、おっ!やってんな。と思います。綺麗。



ザ・ボタニスト(ジン)

https://www.amazon.co.jp/dp/B00GJ4166I

びっしりと浮き出し文字が刻印されたマニ車、じゃないボトルが印象的なジン。

https://www.thebotanist.com/#

グラスもあって、こちらになると寿司ネタ湯呑 みたいですね。




みなさんも、カッチョエエ瓶を眺めるだけの酒屋LIFEを楽しまれてはいかがでしょうか。


瓶だけ売ってくれないかなあ。


  追加 2023年10月18日

シロック(ウォッカ)

https://www.ciroc.com/en-row/ciroc-flavours

フランス生まれのウォッカ
フランスガイヤックで育てられた、最高品質のモーザック・ブラン種を原料としています。
このブドウは、完全に成熟するぎりぎりの時期まで樹上に残され、
低い気温の中で収穫されます。
こうして収穫されたブドウを使って造られる「シロック」は、
第一級のワイン製造技術者によって確立された
低温製法(低温溶出・低温発酵)で造られています。
まろやかな口当たり、すっきりとした芳香合計5回もの蒸溜を経ることで、
「シロック」の口当たりは、見事なまでになめらかに仕上がっています。
また、その芳香は新鮮で、ブドウの香りとともに、
すっきりとした柑橘系(レモン・ライム)を香りも楽しめます。
ストレートでもお楽しみいただけます。
当然カクテルのベースとしてお使いいただける商品ですが、
”スーパープレミアム”クラスのウォッカであるシロックは、
その見事な味わいと芳香からストレートやロックでも十分お楽しみいただけます。

https://liquor.b-smile.jp/products/detail.php?product_id=656

フランスの、ブドウで、ウォッカを作ったそうです。ワインは~?とは言わない。
縦にスッと伸びた美しいプロポーションに、シロップが沈殿していくような透明感のあるにじみ。
カラーバリエーションもたまりません。
味の?フレーバーのバリエーション?
いいえ、カラーバリエーション。


エフェン(ウォッカ)

https://cancanawards.com/effen-vodka-price/
https://nightlifesuppliesusa.com/bottle-presenter-effen-vodka/#gallery

2008年国際スピリッツ大会でゴールドメダル受賞!
甘さを感じる柔らかな味わいでアルコール臭がきつくないので飲みやすいウオッカ

オランダ産。
天然の湧水を高圧濾過で不純物を完全除去した純水と、ピュアなデンプン質を持つ北オランダ産のプレミアム小麦を使用。蒸留は蒸留液のキャラメル化を避けるため(キャラメル化は焦げた砂糖の後味でウォッカの味を変えてしまう)、低温にてピート(泥炭)を使用した連続蒸留。濾過は不純物を取り除くのに効果的なピートを使用したボトムアップ式ろ過。
エフェンは脂質、脂肪酸の含有が非常に低く、バランスが良く、柔らかでスムースな味わい。糖類や添加物は一切使用していない。
また、ボトルにはガラスとゴム(特許取得済み)を採用。スタイリッシュなデザイン性にとどまらず、濡れた手で掴んでも滑る心配がなく、ゴムによる保冷効果など実用性にも優れています

https://hasegawajizake.ocnk.net/product/465

バチーッと一色塗りつぶしの帯を巻いたデザイン。そこにデジタル時計のセグメントも思わせる書体で名前を置き、直角的にまとまった佇まいが気持ちいい。
しかも帯のところはゴム製とのことで、実用性も込みなんですね。これぞデザインやー。


クラセアスール(メスカル)

https://www.claseazulasia.com/products/clase-azul-mezcal-durango
https://www.likaman-online.com/c/westernliquor/spirits/tequila/610681

メキシコの伝統工芸を意匠に採り入れたというデザイン。
これまで見てきた、スタイリッシュ、ツルーン、ストーン、系とは一線を画しております。
ボトル(デキャンタ)は手作り!

陶器のボトルはメキシコの先住民族が暮らす サンタマリアカンチェスダという小さな町で作られています。350名ほどの熟練の職人が、マサワ族に伝わる古代の製法で成形からペイントまで、一つ一つ手作業で行います。出来上がった陶器は、受け継がれてきた伝統を誇る唯一無二のアートです。

https://www.claseazulasia.com/pages/how-clase-azul-is-created

何度読んでも区切りがわからない「クラセアスール メスカル ゲレロ」(緑のもの)を含んだシリーズ。
クラセアスール、という商品シリーズの、メスカル、という酒種の、ゲレロという州が原産ということらしいのですが、下のPR Timesの文章からして難解ですごい。

■高品質な原料と伝統的な製法にて生み出される多様なテイストとアロマ
クラセアスールのコレクションに新しく仲間入りしたのは、メキシコのゲレロ州で作られたパパロテアガベ(別名クプレアータ)を原料とするメスカルです。パパロテアガベは海岸沿いの熱帯地域に位置するゲレロ州の高地に育つ野生のアガベで、成熟には最大15年の月日がかかるとされています。選別されたアガベは地中に掘られた窯で岩石とキンキジュ(メキシコ固有のマメ科の樹木)の薪と共に3-4日間蒸し焼きにされます。蒸留の工程は薪と現地の職人たちが世代を超えて使用してきた銅製の蒸留器を使って行われます。伝統的な製法で作られた「クラセアスール・メスカル・ゲレロ」は、強さと繊細さが融合したテイスティングノートとグレープフルーツスキンやフレッシュな樹木、ローズマリー、バターとデイジーのヒントを残すピーナツオイルなどの多様なアロマを表現しています。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000092415.html

バリエーションの中で、ガラス的、陶器的、磁器的、いろいろあり。
空き瓶をメルカリで見ることも。


※ちなみに・・・テキーラとメスカルの区分けかた

—メキシコのスピリッツといえば、「テキーラ」が有名です。テキーラとメスカルは何が違うのですか?

もともとテキーラは、「テキーラ地区で造られたメスカル」のことでした。メスカルとは、本来アガベ(リュウゼツラン)を主原料とするメキシコ産蒸留酒の総称なのですが、テキーラもメスカルの1つでした。

けれど、テキーラ地区にある「Sauza(サウザ)」という有名な会社がメスカルを「テキーラ」としてアメリカなど海外に売り出し、世界的に知られるようになりました。そして1974年にテキーラは原産地呼称を導入、メキシコの5州(ハリスコ、ナヤリ、ミチョアカン、グアナファト、タマウリパス)で造られたものだけを「テキーラ」と呼んでいいことになったんです。

メスカルも原産地呼称で保護されていますが、導入は1994年から。いま現在10州(オアハカ、ドゥランゴ、サカテカス、タマウリパス、グアナファト、サン・ルイス・ポトシ、ミチョアカン、ゲレロ、プエブラ、シナロア)で造られたものが「メスカル」と名乗れることになっています。

—メスカルとテキーラはまず産地が異なるんですね。他に違いは?

テキーラがアガベ・アスール(ブルーアガベ)という1種類のアガベのみから造られるのに対して、メスカルの場合はアガベ・アスールを含め52種類のアガベを使用することができます。そこが大きく違うところです。

https://www.ienomistyle.com/sakeguide/20220209-5559



奥飛騨ウォッカ(ウォッカ)

https://www.okuhida-sake.jp/products/vodka/

日本の造り酒屋が提供するウォッカです。
「しらかば」炭にて、濾過し貯蔵熟成させています。
なめらかで、甘みの残る味わいは、ハードリカー好きならずとも虜にする魅力があります。
そのまま冷凍庫へ、トロッとしたところをショットグラスでどうぞ。
もちろんカクテルのベースにもOKです!

https://www.okuhida-sake.jp/products/vodka/

まず箱のティファニー感がいいのと、本体は青ボトルと白和紙の質感のコントラスト、帯に押された文字が凹んでいるところ、色んなテクスチャを訴えかけてきて、見つめてしまいます。

どことなく溢れるリステリン感も、それはそれでたまらない。




またなにか見かけたら増えていきます。

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