続・行動をするたびに得るものばっかりだった話
”売るべきはホームページではない”
こんにちは、ハマチです。
突然ですが、皆様は電車やバスなどの公共交通機関にて、混み合う車内で自分が座っている時にお年寄りや妊婦さんが乗ってきたら席を譲りますか?
ハマチは躊躇なく譲ります。
理由は、昔友人が「電車とかで席を譲る人って可愛い子がほとんどなんだよね。ブ◯が譲っているのをいるのを見た事がない」と言っていたからです。
ハマチはいつまでも可愛くありたいので席を譲ることにしています。ケースバイケースですけど。
しかも席を譲るって結構難しいんですよ。譲りたい人が自分の前に来た瞬間に声をかけないと、ほんとすぐ声をかけないと、何だかタイミングを失って声をかけられなくなります。
時間が経てば経つほど声をかけるのは不自然になります。でも相手がずっと自分の目の前に立っていて、悪いことしているわけじゃないのに罪悪感を抱えたまま乗ることになります。
居心地が悪くなるのが嫌なんですよね。
おいハマチ、結局自分のためかよ、と思ったあなた。
そうです、ハマチはこういうやつなのです。自分のために行動したら結果他人のためにもなった・・・素敵じゃないですか。
待って、行かないで、とりあえず最後まで読んでくださいっ
前回、学んだことをお金にするべく、知り合いに「HPを作りますよ」と声をかけたが実を結ばなかったハマチ。
次は以下に当てはまるお客様を探そうと思いました。
自分が心から応援したいと思える人・店
コンサルではなく物を売っている、サービス内容がわかる(パン屋とか花屋とか)
売っているものが分かればHPは作りやすい、そう思ったからです。
でもそれはとんでもない間違いでした・・・。
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通勤経路にあるパン屋さん。入口でトレイとトングを持って、店内のパンを取っていくスタイルではなく、昔ながらのたばこ屋のような対面販売のお店。
ハマチも何度か帰りがけにパンを買っていました。
2023年夏。そのパン屋さんが隣接の家屋を改装して、カフェをやることになったのです。
気になってHPを見ても、カフェのことは書いてありません。
営業時間もメニューも分かりません。HPが更新されていないのです。
ずっと行きたいと思っていましたが、仕事帰りに寄ることができず、カフェオープンから何ヶ月も過ぎていました。(遅)
もしかしたらここのお店でHPを作らせてもらえるかも・・・
時が経てば経つほどそれは確信めいたものになりました。
”絶対仕事取れるぜ”と。
理由は、メニューも何もわからないから行きたくても行けなかった=自分自身が困っていたことと、お店のHPが更新されていない=忙しくてそこまで手が回っていないのだろう、と思ったから。
わかる、わかるよ。
HP必要ならクラウドワークスに頼めば?とか言うけど、その作業する時間ですらないもん。パンの仕込みで大忙しですよ、わかるわかる。
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2023年12月。
ハマチはそのカフェに初めて行ってみました。
オープンから半年が経とうとしておりました。
なぜ、重い腰を上げたのか。
お店の入口にハンバーガーを始めたと張り紙がしてあったからです。
ハンバーガー大好きなハマチにとってこれは見逃せません。
仕事帰りに寄れなくても、パンだけじゃなくハンバーガーがあるなら、お昼に寄れるじゃないか!と気がついたからです。
早速食べてみることに・・・美味しい。やっぱりこのお店は美味しいな、ここのHPを作りたいな、と思いを強めました。(何様だい?)
また、このお店は入口のレジで先に注文・お会計を済ませるスタイルなのですが、レジの店員さんが、奥の厨房に注文内容を書いた紙を届ける、という原始的なスタイル・・・レジに人がいなくなるので、次の人は待ちぼうけです。
いやこれGlideでアプリ作った方がいいじゃないか。HP作ったら提案しよう・・・などと勝手な妄想がパン生地の如く膨らみます。
ハンバーガーを食べに行った時にモーニングをやっていることを知り、翌朝も行ってみることに。
モーニングはそんなに忙しくないだろうから、もう今回でHPを作らせてもらえないか提案してみようと決めておりました。
案の定、朝早い時間ということもあり店内に人はいません。
注文とお会計を済ませて、飲み物とトーストが運ばれてくるのを待ちます。
ハンバーガー下見の時に、料理を作って配膳している男性が店長さんじゃないかと予想しておりました。
昨日と同じ人だったら、その人に言うのだ・・・
いやでも、帰りがけに聞いた方が・・・?
いやいや、帰りがけだとわざわざ呼びつけることになって印象が悪い、配膳時という相手の関心がこっちに向いている時に言うのだ・・・。
電車で席を譲る時と同じだ、タイミングを逃したら話しかけにくくなる・・・!!
そしてその時が来ます。
ハンバーガーの時と同じ男性が、モーニングセットを持ってこちらにやってきます。
テーブルに置いて、「ごゆっくりどうぞ」と立ち去ろうとした時に、話しかけます。
ハ「あの、ちょっとよろしいですか?店長さんでしょうか?」
店「はい、そうですよ」
ハ「実はこのお店にずっと来たかったんですけど、HPが更新されてなくてよくわからなくて・・・貼ってあるチラシ見て昨日ハンバーガー食べに来たんですけどとても美味しかったです。」
店「ええ、昨日も来てくださいましたよね、ありがとうございます。」
ハ「あのそれで、HPを更新しないのって何か理由があるんですか?実は私副業でHP作ってるので、ぜひHPを作らせてもらえないかと思いまして・・・」
店「あー・・・確かにHPは更新していないんですが・・・その・・・今インスタに力を入れていまして・・・」
ハ「あ・・・そうなんですか・・・」
店「確かに以前、HP人に頼んで作ってもらったんですが、正直・・・あんまり使わなくて・・・今は必要ないんですよね。」
ハ「あ・・・じゃあ、もし必要になったらその時はお願いします・・・」
パン生地の如く膨らんでいた妄想が、みるみるうちに萎んでいきました。
HPを必要と思っていないお店があるなんて、正直思いもしなかったのです。
敗戦直後のツイートがこちら↓
・・・ポジティブなことを言っているけど、己の浅はかさに実はちょっとうるうるしながらあんバタトーストを食べました。
無塩バターにしたのに、ちょっとしょっぱいのは何でだろう?ってうるせいやい!
ただハマチは一人ではありませんでした。
うまくいかなかったのに、皆さんから「よくやった」と言っていただけました。
極め付けがこちらの神ツイート・・・
このお店はホームページよりインスタを集客の軸にしていました。
ハマチはホームページを作ることしか考えておらず、お店はホームページを欲しているに違いない、と決めつけていました。
ホームページを更新しないのは「いらない」と思っているからだという可能性も考えずに。
インスタグラムも「リア充のアプリ」と決めつけてインストールすらしていませんでした。
「ホームページだけ売っちゃダメ」
思い返せば、1年前からお世話になっているSUNABACOのスクールは「プログラミングはツールでしかない」と教えてくれました。
思い返せば、AさんはHPを求めていたのではなく、Web方面のコンサルを求めていました。
ホームページはあくまでツール。
必要としていないのに無理やり押し付けても受け取ってもらえるわけありません。
いろんな人がさまざまな形で教えてくれていたのに、ハマチはバカです。
なかまこさんのツイートで横っ面引っ叩かれたような衝撃を受けて、やっとやっと気がつくことができました。
でも今回、行動したことによって、そんな「強烈な体験」をすることができました。
「聞く・見る」だけじゃダメなんです。
「行動」しなきゃダメなんです。
行動が伴わない学びはただ学んだ気になっているだけで、所詮人事でしかありません。
行動することによって体験する。自分事にする。
進化するには、変わるにはこの道しかありません。
行動すれば何かが変わる、必ず何かを得られる。
これからも行動と共にたくさんのものを吸収していこう、そう思いました。
やるぜ、ハマチも
ー 完 ー
ここまで読んでいただきありがとうございました!!
ハマチ先生の次回作にご期待ください!
前回の話はこちら↓
まだの方はぜひ!
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