日本地理

【センター試験】センター試験受験記(その①)

令和2年度のセンター試験が1月18日、19日に迫っている。
センター試験というと、多くの皆さんは大学入試のために受ける試験と思われるだろう。国公立大学はこのセンター試験が基準となって、受けることができる大学が絞られてくる。全国の高校生たちは、まずはこのセンター試験で目標の点数を取って希望の大学に近づきたい、と思い勉強している。

実は、センター試験の使い方は他にもあって、「全国通訳案内士」という資格試験の免除科目になる。
「全国通訳案内士ってなに?」という方のために簡単に説明すると、全国通訳案内士というのは英語やスペイン語、フランス語、中国語など、専門の言語で海外の人に旅行ガイドをできるという国家資格で、語学の最高峰試験の一つであると言われている。語学の知識はもちろんの事、海外の人にガイドをするための基本的な日本についての知識が必要になってくる。故に、通訳案内士試験(以下、全国を略します。)の勉強範囲は多岐にわたり、日本史、日本地理、一般常識、そして2018年からは海外の観光客の増加に合わせて「通訳案内の実務」という科目が追加された。語学も併せて、計五科目!こんなに多くの科目だと、一発で合格するのは難しい。二、三年かけてこの資格を取る、という人も少なくない。

回りくどくなり申し訳ありません。センター試験の話に戻ると、日本史Bで60点以上、現代社会で80点以上得点できると、この資格の日本史と一般常識が免除できるのだ。英検一級があると英語も免除になる。

2017年6月末が通訳案内士試験の願書締め切り。運がいいのか悪いのか、2017年7月に英検一級を合格した僕は、この年度の通訳案内士は願書を出していなかった(英検一級受験記も見てみてください!)。一年なにもしないのももったいないので、僕は次の目標をこのセンター試験に定めた!

Google先生でいろいろ調べ、Amazonさんで参考書を購入。結果から言うと、以下の三冊が一番役に立つと思います。個人差はあるので、参考までに…

現代社会はこれ!☟
センター試験現代社会集中講義 三訂版

日本史Bの柱となる教科書みたいなものはこれ!☟
石川晶康 日本史B講義の実況中継(1)原始~古代 (実況中継シリーズ)

日本史Bの補助的な参考書(補助と言ってもあった方が絶対良い!)☟
山川 詳説日本史図録 第7版

2017年のあの暑い夏から、僕のセンター試験受験記は始まったのであった。(続く)

観光地の下見などは、自費で行くことが多いです。まぁ、趣味も兼ねているのですが(笑)。サポート頂ければ、これほどありがたいことはありません!