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Webマーケターとして生き抜くために必要な「戦略思考」と「スキルの掛け算」

私は本業でWebマーケターとして働き、副業ではnoteやSNSを運用しています。

Webマーケティングを仕事にするうえで、少しずつですが「Webマーケターとして生き抜くために必要なもの」が見えてきましたのでご紹介します。

戦略思考

「戦略的思考」を持つ人材はかなり重宝されます。

というのも、Webマーケティングの全体像を把握しつつ、会社の売上にコミットできるWebマーケターは強いからですね。

例えば、もしもあなたが、会社の採用担当者だったら、AさんとBさん、どちらを採用したいですか?

・Aさん
→Webサイト制作者として10年のキャリア。これまで制作したWebサイトは100本。お客様の依頼通りにきれいなサイトを制作してきた。

・Bさん
Webサイト制作者として5年のキャリア。これまで制作したWebサイトは50本。お客様の依頼通りのWebサイトを制作しつつ、売上につながるようなデザイン、ライティングを行い、お客様の会社の売上に貢献していた。

結論、Bさんを採用したいですよね。

BさんはAさんよりもWeb制作のキャリアは短いものの、制作だけに止まっていないところが魅力的。

お客様の会社の売上につながるような「戦略的思考」を持つ人材と言えます。

一方、Aさんはキャリアとしては十分なものの、お客様から依頼された通りのWebサイト制作だけにフォーカスしています。これじゃあ、もったいない。

作って終わりではなく、売上までにコミットする人材はますます需要が高くなってきますし、これができる人材は稼げます。

戦略的思考がある人の考え方

ぶっちゃけ、今回のAさん、Bさんの事例って、現場でも結構あります。

極端なことを言うと、Aさん、Bさんが「仕事をするうえで考えていること」って下記のような感じです。

・Aさん
→私は与えられた仕事をしていれば良い。その中で自分のスキルを発揮すれば良い。会社の売上は上がって欲しいけど、とはいえ、会社の売上が上がるだろうと、下がるだろうと、私にはあまり関係ない。

Bさん
→会社の売上が上がることが一番重要。自分のスキルが足りないだろうとあまり関係なく、セールスチームやカスタマーサポートチームと協力して「どうやれば売上につなげることができるのか?」と考えている。

こんな感じ。少し極端な例かもしれませんが、割と本質をついているかと思います。

もちろん、私もまだマーケター歴が浅い時期はAさんのように「与えられた仕事をやれば良い」という考え方でした。

とはいえ、それでは会社の売上にはつながらないし、成長もしません。なのでBさんのような戦略的思考を考えるようになりました。

「どうすれば会社の売上に貢献できるのか」
「どうすればお客様の会社の売上に直結するデザインを提案できるか」

など、戦略的思考を持つ習慣をつけると、自分の市場価値もグンと高まりますよ。

スキルの掛け算

Webマーケティングではスキルの掛け算も市場価値を高めるためには重要です。

というのも、ライティングだけ、SEOだけ、広告だけしかできない人材よりも、複数のスキルの持つ人材が求められているからです。

例えば、

・SEO×SNS
・セールスコピー×SEO
・セールスコピー×広告
・動画編集×ライティング

こんな感じです。

相乗効果の高いスキルを掛け算すれば、習熟までに時間もかからないですし、年収アップも実現できます。

もちろん、本業では難しいという場合は、個人で勉強したり、副業で仕事をしたりするのもOK。

1つのスキルを習熟するだけでもかなり時間がかかるので大変ですが、スキルは持っていて損はないです。

Webマーケターはスキルを持っていれば一生、生活することができます。

Webマーケターの採用・転職市場価値

ここまでで、Webマーケターとして生き抜くために必要な「戦略思考」と「スキルの掛け算」について見てきましたが、今の時代、とても需要のある職種で転職市場の市場価値もとても高いです。

Webマーケティングはそもそも事業の売上に直結する手段のひとつなので、事業をもっと伸ばしていきたい会社からとても重宝されます。

会社の事業に対して、どのような結果を出せるかまでを考えて実行できる人が優れたWebマーケターだと言えるでしょう。

とはいえ、先述したように、そのようなマーケターはまだまだ少なく、Webマーケティング業界の転職市場にはあまり出ていないと考えられます。

Webマーケターへの転職を考えているマーケターは、自分のキャリアプランを考えたうえで、どのようなスキルで会社に貢献していくかを考えたうえでチャレンジすると良いでしょう。