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将来、ずっと自分を支えてくれていたものに携わりたいと思ったこと

私は、ライブや音楽フェスが大好きだ。
月に1回とは言わないけど、そんくらいのペースで何かしらのライブやフェスに行っている。

中学2年の時、locofrankというバンドのライブに行ったのが初めてだったのを今でも覚えている。

私の地元である長崎市内の、キャパは100人も入らないんじゃないかってくらいの小さなライブハウスに集まった様々な年代の人々。

初めてそこに立ち入った時、緊張と不安と、異様な空気感に少し気後れしていた。
開演時間から15分押して今か今かと待ち構えていると、突如として場内が真っ暗になった。
と同時に沸き起こる歓声。

1曲目は1番好きなSTARTという歌だった。
ボーカルの声が鳴り響いた瞬間、感情が爆発したのをすごく感じた。

自分の奥底から沸きあがる衝動。

気づいたらフロアの中心で暴れ回っているモッシュの一員となり、頭を振っていた。

ライブが終わった時の高揚感、アドレナリンが出まくったあとの心地よい疲労感、汗だくの服。
確か12月頃だったから、外に出た時、目が覚めるような温度にびっくりし、なんか別世界にいたような気分になった。

それ以来、ライブやフェス通いになったのは言うまでもない。

小さい頃から他人に気を使い、あまり本当の感情を表に出せなかった。
あれから8年、自分はHSPという性質を持っているのだと気づいたが、そんな自分をずっと心から支えてくれていたのはいつも音楽、またそれが全力で表現され、全力で感じることが出来るライブやフェスという場所だった。

大学生になり、大学を卒業し、聞いている音楽は次第に変化していった。邦ロックから始まり、洋ロック、EDMをも聞くようになった。

だがいつもその根底にあるのは、中学2年の時のあの経験だ。

社会人を目前に控えた年末。
大人になって何を成し遂げたいか、何をやりたいかを考えていた。

そこで心に浮かんだのが

"みんなが感情を解放させて、自分らしくあり、楽しめる場所を作りたい!"

という気持ちだった。

今の世の中、自分がそうであるように感情を表に出すのが下手で、言いたいことも言えずに鬱屈とした気分で過ごしている人がどれだけいるだろう。
ストレス社会と言われ、日々の中で溜まったストレスを発散できずにいる人がどれだけいるだろう。

そんな人々が自分らしくあれて、楽しめる場所がライブやフェスだと思うのだ。

最近、四角大輔さんの"人生やらなくていいことリスト"という本を読んだ。
四角さんを知らない方はぜひ読んでいただきたいが、現在はニュージーランドの美しい湖畔に住み、趣味であるフライフィッシングをしつつ、リモートワークで自分らしく働かれているという方で、現代の働き方、生き方について色んな気づきを与えてくれた。

彼はニュージーランドに移住される前は音楽プロデューサーをやっていたそうで、そんな彼のポリシーの1つが
"自分がやりたくないと思っていることはやらない。"だったそう。

会社から指示されたアーティストのCDを売るのではなく、本当に自分が好きなアーティストを推し、応援するというスタイルだった。

何が言いたいたいかと言うと、私も
自分が好きだと思うものに携わっていたいのだ。

自分が好きなもの、つまりずっと支えてくれていたライブやフェスに携わっていたいのだ。

幸運なことに、4月から働く会社では副業が認められているし、最近ではうちの会社のとあるブランドがフェスを開催するという話も聞いた。
勿論一年目で携われるとは思っていないが、社内にそういうチャンスがあるというだけで十分だ。

では、どうやって実現するのか。
決して1人では成し遂げられないことなのは分かっている。
歌が歌える訳でもないし、楽器が弾ける訳でもない。

仲間が必要だし、知識も経験も、学ぶ場も持ち合わせていない。

けどそんな時、見つけた答えのひとつがオンラインサロンだ。
色んな人が集まる中、自分がやりたいことはあるけど、自分が提供できるものは何なのか考えていて、まだ実際に入ってはいない。


色々書いたが、まだまだ色々考えている段階。
この考えていることが実現できるかも分からない。
本業でもない人間がそういうものに携わりたいと思うのは、常識外れなのかもしれない。

けどこれは一種の決意表明みたいなものだから。
やりたいことが見つかったというだけで自分は満足なのだ。

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