【JTC面接官が語る】就活x経営戦略の全体像
~あらすじ~
本noteは迷える就活生に向けて、経営戦略の視点から、就活へのアプローチをしています。
前回の記事はコチラ。
本投稿では、まず就活における経営戦略の応用について全体像を見てみることにします。
そもそも戦略って何?
コトバ自体は聞いたことがあると思いますが、「戦略」って一体なんでしょうか?
僕の好きな定義が、「戦略とは、『戦』いを『略』す」こと。
つまり血みどろの戦いをしなくても勝てる仕組み、ってことです。
もうすこしかみ砕いていうと、
「ルールや制約の中、いかに確実かつ効率的に目的を達成できるかの方向性」
です。
就活で例えれば、
「内定をgetするために、自分の人生からどんなアピールポイントを絞り出し、なぜ他の志望者ではなく自分を採用するべきかを、どう面接官に伝えるべきか」
です。
なんとなく伝わりますでしょうか?
戦略がないとどうなるのか
え、めんどくさい?でも大事なんですよね、戦略って。
例えば、戦略がない場合の就活を考えてみましょう。
どう自己分析したり志望業界を絞ればいいのかわからない。けど時間は過ぎてゆく
いつまでもおんなじことを考えているような気がする
ひねり出したガクチカや志望動機がめちゃめちゃ薄っぺらく、自分自身ハラオチしない
みたいなかんじです。心当たりあるんじゃないでしょうか。
戦略は航海図のようなもの
船で言えば遭難しているような状態です。
なぜ、こんなことになってしまうのか。
それは戦略が不在だからです。
もっと言えば、
目的地が不明確だから
資源が有限であることを忘れがちだから
考える型や軸がないから
です。対策を順に解説します。
目的地を明確にする
航海で例えると、まず大事なのは「どこを目指すのか」「今どこにいるのか」の2つ。
この2点を明らかにして初めて、どのようなプランで航海しようか考えることができます。
すごく乱暴に言えば、「理想」と「現実」のGapをどう埋めるか、です。
やみくもに自己分析しても、良い結果は得られません。
この考え方は就活だけではなく、ビジネスでも、人生でも役に立ちます。
例えば、僕は就活の一つの軸に「経営」というものを立てました。これが後の中小企業診断士(経営コンサルの国家資格)の取得につながり、現在の経営企画業務にもつながってきています。
ぜひこれを機会に、触れておくと良いでしょう。(今後のnoteで解説します!)
資源は限られていると理解する。
例えば、船には乗れる船員、積める食糧や水が限られています
限られた条件の中で、しかも天気などの外部環境にも左右されながら、いかに目的を達成するかを考えなければなりません。
就活で例えれば、準備時間も限られますし、自分のアピールポイントも限られます。
もっと言えば、ESや面接本番で使える文字数や時間だって有限です。
その中でいかに効果的にアピールできるか、工夫しなければなりません。
考える軸となる
例えば、航海には方法があります。海図の見方や潮の流れなどです。
闇雲に船を漕いでも遭難するだけです。
先人が残した効果的な方法を理解し、就活という航海に出ましょう。
それが経営戦略の応用です。
就活における経営戦略の応用
本n経営戦略を就活に応用した全体像を図にするとこんな感じです。
概略図
戦略の中核はSTP分析
戦略の中心はSTP分析です。
STP分析とは、すごくざっくり言うと、「誰に対してどのように売るか」という話を分析するフレームワークです。
釣りで例えると、「どんな餌を付けた糸を、どこに垂らすか」です。
本noteでは、STP分析を起点に、就活において重要な考え方を、フレームワークと共に解説できればと思います。
まとめ
全体像としては、本記事で解説したイメージです。
これから、各項目について解説記事を更新していきますね。
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それでは!
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