小説家になりたい

小説家になりたい。

子供の頃から国語の点数だけは他よりも高い人は必ず1度は脳裏をかすめる夢だと思う。

だって、ああ、小説家。

かっけ……

名刺にも書いてあるわけだ。小説家って。いや、書いてあんのかな。執筆業とか書いてる人もいるのかな。でも俺が小説家になったら、小説家って名刺に書きたいな。

だってさ……かっけえじゃん……

本屋で自分の書いた本なんか置いてあったら泣いちゃうかもしれない。だって嬉しいじゃん。俺がずっと考えて、色んなもの調べて、その全てを色んな表現がある中で文字を選んでしたためたものが、書店に並ぶなんて。

もちろん楽しいことばかりではなく辛く何も生み出せない瞬間もあるかもしれないけど、でもやっぱかっけえよなあ、小説家。

かっけ……


3年に2回くらい「これは……!これはだぞ……!」というようなアイデアが浮かび、泡のように消えていく。どんないいアイデアがあっても俺にはそこまでダレずに場面を持って行ける程の文才がないから。

最近、なにか良くない時にはションベンだな~と呟いているのでもういよいよ脳が老化してきているんだと思う。いきなりションベンって流れてきてビックリした?

ねえ

ビックリした?

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