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言葉の持つ力と可能性

日経テレ東大学
ひろゆきさん&成田悠輔さんと作家の羽田圭介さんの雑談回。

羽田圭介さんは以前テレビでよく見かけてなんとなくメディア受けのいいキャラクターの方だなという印象でしたが、動画の中でひろゆきさんがいつもの通りに少し意地悪な質問してもムキになるでもなく自分の考えを丁寧に話されていていたのでとても良い印象を受けました。

面白かったのは
自己啓発本に書かれているような強い言葉で伝えるより、風景や描写のような経験に近い言葉じゃないと残らないんじゃないかという話。

確かに若い頃に読んだ自己啓発本。
何にも覚えてないんですよ…
でも小説を読んだ後の何とも言えない感動は覚えています。

これって歌の歌詞でも言える事なのかなと感じました。「あなたと出会えて嬉しい」を「君と出会った奇跡がこの胸に溢れてる きっと今は自由に空も飛べるはず」と歌うスピッツが好き。
あ、これは単に私の好みってだけかな笑


noteでも素敵な物語を投稿されている方がたくさんいらっしゃいますが、きっと丁寧に言葉を選んで書いていらっしゃるんですよね。もう本当に尊敬しかないです。

こんな話もされていました。
映画とかアニメのような動画的なものは勝手に流れていってくれてながら消費がしやすいけど、小説や漫画は自分から時間の流れを作り出していかないと動いていかないため異様なフォーカスと視野狭窄を求める。

確かに、ながら消費ができないので子供が生まれてからはあまり小説が読めなくなりました。

小説は文字で表現される描写を頭の中で想像して映像を作り上げながら読んでいくもの。それってすごい集中力ですよね。だからこそ没頭できるしそれが快楽に繋がるんだと感じました。


ひろゆきさんも成田さんも深く考えながらお話しされていてとても良い雑談でした。
そして、この動画を見たおかげで小説が読みたくなった単純な私です。

羽田さんの小説も読んだ事がないので「スクラップ•アンド•ビルド」を読んでみようかと思います。


楽しみが増えました😊

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