10:物が少ない暮らしに慣れておく方が良い理由2つ

こんにちは。

介護や認知症の悩み相談の

 Haluhaave(ハルハーヴェ) MISAです

介護や家事、はたまた認知症の対応で大変な女性の力になれば、

との思いで活動しています。

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ごあいさつ

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今日は、
介護してきた家族と、
多くの高齢者のお家を見てきた私が感じた、

物との付き合い方、暮らし方に、まつわるお話

長年の介護経験のある友人と、先日話していて
二人で一致した見解


物が多い状態で年を取ると色々大変!
いまからスッキリした生活になれておきたいね!

でした。


その理由は、2つです。

1 物理的にものに邪魔される生活は、不便で危険

2 物に囲まれ物に執着する暮らし、イコール「幸せ」とは限らない


まず1つ目です。


○物理的にものに邪魔される生活は、不便で危険

に、ついてお話しします。


物が多いと、ちょっとの移動もしにくかったり、ぶつかったり、つまずいてこけてしまったり、
と生活しずらいだけでなく、危険なことが増えます。

生活しやすいように福祉用具を使おうと思っても入らず、
快適な環境づくりができない問いことも起こります。

家族や支援する人が片付けるのも大変。

生活しづらくなり、「これはいかん!」と本人が思っても、
急にミニマリストに変身できるご高齢者は、お会いした中でごくわずかでしたね。

多くの人は、気力体力が低下すると、物へ向き合うのがしんどくなます。
片付けは放棄、ゴミや埃は見てみないふりをする、なんてことになり、
さらに状況が悪化しがちです。


いつか使うかもと捨てられない、勿体無い、と
大事に溜め込んでいた「物」達に、刃を向けられる状態ですね。

今、本当に必要なもの、今、使うものだけを持つ。
それだけでもそれなりの量かと思いますが、刃を小さくできますよね。


次に2つ目。

○物に囲まれ執着する暮らし、イコール「幸せ」とは限らない


これは気持ち的なこと、生き方、になってくるでしょうか。

友人の親御さんは、
物への執着が凄まじく、物へ固執する姿は
「幸せ」からほど遠い様子だそうです。

恵まれているのに、そこに幸せを見出せず、
「物」に心の豊かさをもとめ、依存する生き方をしてきた。
その結果は、ものからの逆襲。


些細なことでも幸せを感じることができていれば、
物に振り回されなかったんじゃないかと。
執着した「物」からは、幸せを得られず、あの世にも持っていけない。



生きて行くのに必要な物、あって助かる物、
便利な物。
それだけでは、生活に潤いがなく、つまらない。

そんな、意見もあると思います。
それもそうです。誰もかれもがミニマリスト
のような環境で暮らすのが、幸せとは限りません。
他人の快適がそのまま、自分にも当てはまるかどうかはわからないです。

人が見たら何の役に立つの?と
思われるものでも、
自分が管理できて、
幸せに感じられる物は、
あっても良いと思います。

大事なことは、
今、幸せに生きるために何が必要か?
自分が感じる幸せって何か?

そこを常に意識して暮らすこと、ではないか
と思います。

歳を重ねても物から逆襲される事なく、穏やかに過ごせるように、
「物」との付き合い方を少し考えてみてはいかがでしょうか?

今日はこの辺で。


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介護が必要な方も、それを支える方も、楽しく豊かな生活ができることを願って・・・。


うまく行かなくても、落ち込んだりご自身を責めたりはしないでくださいね。


日々充分頑張っておられますので、そんな必要はないとわたしは思います。
責めたって良いことはありません。


「頑張ってるわ私!」と、ぜひご自身を褒めてあげてください。

では今日はこの辺で




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