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【番外編】終活メモ ~本人の略歴・司会ナレーション~

こんにちは、はるきです。

前略

過去に紹介した『終活メモ』の番外編として解説しております。
エンディングノートの意義はさまざまです。
終活メモのコンセプトは、あくまで「お葬式をより自分らしく、そして家族に負担をかけずにスムーズに」というリアル設定なのでところどころ表現が不快に感じられる場合は何卒ご容赦願います。


ここで伝えたいことは一息でザックリ言うと・・・
「突然葬儀の打合せになって家族が故人の略歴などを聞かれてもテンパらないように今のうちから自分のことを終活メモにカキシルシテオコウっ…!」
ということです。

これで理解できた人も一応この後も引き続き読んでいただけると幸いです。。。


これまで終活メモでは、ご本人のことについて記入いただきました。
万が一の時には、その内容が各演出の参考になることも想定してもらいながら。
(「参考になる」とは、つまり、ご家族・宗教者・葬儀社が打合せの際に、どのようなお葬式にしていくのかを考える時の参考になるということ。)

今回はその各演出の一つにあげられる「故人略歴、ナレーション」のことです。

皆さんは今までお葬式の会場で「ナレーション」を聴いたことはありますか?

ナレーションとは、宗教者や司会者の人が「〇〇さんは〇〇な人で・・・」と、故人様の経歴や人柄を参列者に紹介することです。
「同じ空間に集った人同士」で、「同じ人のことを想い、共有する時間」とも言えます。

先ほど言いましたように、宗教者がそれを行うこともあれば、葬儀社の司会者がマイクを通してご紹介することもありますが、全国的には後者のパターンがどちらかといえば多いのではないでしょうか。 地域により異なりますが…

いずれにせよ、お葬式の打合せの時、遺族は限られた時間の中でそれを行うことになりがちなので、どうしても故人情報(経歴や趣味嗜好まで)全てを葬儀社へ伝えきることは難しいのが現状です。後になってから、「あれもこれも紹介してもらえば良かった…」と後悔することにもなりかねません。

ですので、遺族側で故人情報を予め整理しておくことは、そのような問題の予防策にもなります。

もし、きちんと情報がまとまって記されていれば、宗教者や司会者との打ち合わせの時に家族が慌てたり伝えきれずに後悔することも有りません。
家族は遺されたそのメモを右手に、左手には余裕を持って悲嘆とゆっくりと向き合うことができるかもしれません。
落ち着いた供養の時間をより多く持てるかもしれません。
そのメモはきっとあなたの分身として、あなたの家族を支える頼もしいパートナーになってくれることでしょう。


亡くなってはじめて知る、気づく、教えられる…

そしてまた、ナレーションとは、聞き手の知らない故人の一面が垣間見えるもの。

参列者にあらためて知っていただくかけがえのないひととき。

ナレーションの文化は浅くとも、「ご縁のあった人々に知ってもらい、その人の心の中で生き続ける」という行為は、私たちがこれまで何世紀も繰り返してきた大切な事だと思います。


では、また!


番外編Ⅱへと続く・・・


最後までお読みいただきありがとうございました。
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