植物油脂
おはようございます。
今日は植物油脂について。
この世界、深い…
私も製法、種類含めると深すぎて完全には把握しきれていません😞
なので浅めですが…
大事なお話。
肉の油など、常温で固形の脂を飽和脂肪酸、
常温でも液体の油を不飽和脂肪酸、
と大きく分かれることはご存知だと思います。
今日は、その液体の植物油脂がテーマです。
今、身近でもアレルギーや癌、花粉症等増えていませんか?
様々な理由が考えられますが、どれも体内の炎症です。
その炎症を起こすのが、リノール酸、オメガ6と言われます。
でもこのリノール酸は必須脂肪酸。
外から摂る必要のある油になります。
ただ…意識して摂らなくても食品の素材自体に含まれていることも多く、過剰になっているのが現代人です。
一方、炎症を抑える油として言われるのが、αリノレン酸、オメガ3である魚油やアマニ油、シソ油になります。
これらの摂取比率の理想は
オメガ6が1:オメガ3が1
又は4:1でも良いとされています。
しかし…現在の摂取比率は20:1にまで増えています。
それ所か、食事内容も炭水化物を減らすブームもあり、
脂肪摂取割合は年々増加傾向。
実は、この背景には歴史があります。
そもそもサラダ油やマヨネーズは、洋食化の流れで大正時代から使われ始めました。
しかし、戦争に突入し食糧難になり、一旦途絶えます。
戦後から10年の1955年
ラーメンや餃子などの中華食や欧米食が普及し始めます。
それでも家庭では、煮る、焼く、蒸すが一般的でした。
1956年キッチンカー(栄養指導車)が全国を巡回。
フライパンも見たことがない家庭も多かったこの時代。
ここからカレー、ハンバーグ、オムライスなどの油脂混合食が普及しました。
1958年チキンラーメン発売。
1961年には大豆が輸入自由化
その後1966年に東京オリンピックが開催されました。
ここで、インスタントラーメンが爆発的に売れ、マヨネーズも急速に普及します。
1970年には大阪万博 ファミレスが浸透
翌年には菜種の輸入も自由化
マヨネーズは大豆と菜種のブレンドで安くなり、更に一般家庭に浸透しました。
ファストフードの1号店オープンもこの頃です。
そして、もともと灯り用だった菜種の毒性を取り除いたキャノーラ油が、主に日本に1978年から輸入されるようになりました。
このキャノーラ油、現在もスーパーに多く並んでいますね。
あとは、トランス脂肪酸。
食べるプラスチックとも言われますね。
植物油に水素を添加して固めます。
これはマーガリンやショートニング。
海外ではかなり前から使用禁止です。
植物油脂と表示してある加工品。
どんな油が使われているかわかりません。
現在日本で供給されている植物油脂は、
1位キャノーラ油、2位パーム油です。
特にパーム油は、価格が安く多くの加工食品に使われています。
この油は元は石鹸の原料でしたが、精製度を上げて、食用にしています。
安全性は未知。ラットでは大腸癌が発生しています。
この油を使う位なら豚脂やバターを使用してある製品を選んだ方が無難のようです…
最近、私達には懐かしい、子ども達が食べるあのお菓子も…
植物油脂や添加物が海外では発がん性ありなどの表示がされています…
見えない世界、何故日本だけ使われる?表示されない?
どんどん疑問を持ってみてください。
色々見えてきます😅
コーヒーフレッシュはミルクなんて入っていないです…
試しに、コンビニおむすびや、自宅にある原材料を見てみてくださいね💖
※今回の参考書です。ご興味あれば💖
●オリーブオイル・サラダ油は今すぐやめなさい! 著者:奥山治美
●「隠れ油」という大問題
著者:林裕之
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