とろける!いくらの昆布〆寿司~「廻転とやま鮨」
魚が美味しい土地では回転寿司屋のクオリティが高いとよくいわれます。
富山ももちろんそのひとつ。
「天然の生簀」とも呼ばれる富山湾では新鮮なお魚が豊富にとれるし、ミネラルたっぷりの水がはぐぐんだ美味しいお米もあり、その2つがそろえば、おのずとお寿司のクオリティは上がるのだ、と思ったりしますが、美味しいお寿司ってそれだけじゃないんですよね。
やっぱり職人のいい仕事がないと。職人の技なり、工夫なりが入って初めてにぎり寿司って美味しくなると思うんです。
そういう意味で、富山駅前、そして富山空港に店舗を持つ「廻転とやま鮨」さんは私の一押し回転ずしです。
そんんな中でもお気に入りのネタはこれ。
いくらの昆布〆。
昆布締めは富山では普通に家庭でも作るポピュラーな調理法ですが、魚の昆布締めはあっても、いくらの昆布締めってなかなかない。それをやったという発想だけでも拍手もの。
昆布のうまみでさらに濃厚になったいくらは、口に含むとつぶがはじけ、トロリととけていきます。そして軍艦に使うのは海苔ではなくとろろ昆布。そのバランスも実にいいのです。もちろん醤油などはつける必要なし!
ちなみにここはガリにも昆布が入っている特製で、昆布ガリはお土産に買って帰る人もいるほど。
ほかのネタも、クオリティが高く、そしてお値段は回転すしとしてはちょっと高いくらいかな、でもふつうのお寿司屋さんのカウンターで食べるよりははるかに安いよね、というレベル。
高級魚の黒むつの炙りも2貫で590円(+税)。
今月解禁された紅ずわい蟹がこれでもか!って乗っている大盛り紅ずわい蟹も590円(+税)。
富山ならではのほたるいかの沖漬けや白えびのから揚げなどおつまみも用意され、富山の地酒と一緒に楽しむこともできるのです。
駅前と空港にあるので、自由に旅行できるようになったら、旅の始まり、途中、締め、いろんなシーンで足を運んでもらいおすすめのお寿司屋さんです。
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