ミシュランガイド・ビブグルマンのスパイスカレーをテイクアウト
富山って土地は、カレーには不自由しないんですよね。
インド、パキスタン、スリランカのカレーをはじめ、オリジナルのスパイスカレーを出すお店など、なかなかの数があります。
そんな数あるカレー屋の中で、ちょっと独特で、かつあのタイヤメーカーミシュランが発行する『ミシュランガイド北陸2021特別版』のビブグルマンとして掲載されたお店があります。
富山市の街なか、隈研吾氏が設計した「TOYAMAキラリ」の並びにある「スズキーマ」さんがそのお店。
メニューは鶏ひき肉を使ったキーマカレー「チキーマ」のみ。
豚や牛のひき肉を使った店名にもなっている「スズキーマ」も時おりあるようですが、最近はチキーマのほうが多いみたい。
さて、そのチキーマをテイクアウトしてきました。
チキーマ、アオサとミョウガのトッピングバージョン。
え、アオサとミョウガ?って思われるでしょ?
ここのカレーのベースは和風出汁。なので、意外と合うのですよ、和風なトッピングが。
標準で梅干しペーストもついているし(上写真器の左にある赤いのがそれ)、かなり和風テイストなシャバシャバ出汁茶漬け的な独特なカレーなんです。
お店おすすめの食べ方は、とにかく全部まぜること。梅干しペーストのみ、しょっぱいのでちょっとずつ混ぜてください、と指示が。
豆のおせんべい、パパドをぱりぱり割って、アオサとミョウガものせて、カレーをかけて、まぜまぜして、さて、いただきましょう。
和風出汁、といっても、しっかりスパイスがきいていて、ちょっとスリランカのカレーを思い出す味わい。
ちびちびつける梅干しもいい感じです。
そういえばスリランカのカレーに使うゴラカを梅干しで代用できます、と某料理研究家の本に書いてあったな、と思い出す。
決して辛口ではないけれど、じんわりスパイスが染みて、食べ進めるごとに、体はポカポカ。
アオサもミョウガもまったく違和感なく、むしろ清涼感を与えて食べやすくしてくれています。
前より美味しくなってるかも!(食べたのはもう3年位前ですが(笑))
久々のスズキーマさんの進化を感じつつ、カレー舌も満たされた昼でした。
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