見出し画像

別冊 韓ドラ"Queen Of Tears 涙の女王"

個人的に、韓ドラが好きで見ているのですが、
涙の女王が素晴らしい作品だったので、
感想をつらつらと書かせていただきました。

Queen Of Tears 涙の女王


愛とは何かを教えてくれた。この作品のポイントは、純愛から本物の愛に代わっていくプロセスの描き方が丁寧という点。その前に、これから一話を見る方へ一つだけ。もしかしたら、第一話を見た時に複雑な設定と登場人物の多さに、混乱するかもしれない。(私もそうだった)だが回が進んでいくと、個性的で愛らしい姿が垣間見えてくるので、焦らず作品ととともにゆっくり理解していってほしい。
どんでん返し、波乱万丈な物語だが、見ていてホントに飽きなかった。特に、エピローグに作品の理解が深められるような映像が詰まっていて、1時間30分最後の最後まで楽しめた。
この物語は、大きく分けて離婚、死、愛のこの3つが重要なキーワードだった。とてもデリケートな内容ではあったが、財閥×ハイスペック主人公という設定がリアルさを緩和させ、第三者として作品を純粋に楽しむことができた。
またこの作品から、‘’相手のすべてを受け入れ、許すことが愛ではなく、お互い欠けている部分を理解しあい、それを受け入れることこそが愛であるということ‘’だと私は感じ取れることができた。他にもたくさんあるが、皆さんに偏見なく作品を楽しんでいただきたいので、あえてこれ以上触れないことにする。

俳優については、ヒョヌへイン夫婦が、この二人でなければ感情移入出来なかったできなかっただろうと思えるくらい適役だった。スヒョンの仕草や、声のトーン、目線のもって行き方が丁寧ですごく作品にリアルさが出て、ジウォンの落ち着いたたたずまいや品のある雰囲気が作品にオーラをまとった。あともう一人忘れてはいけないのが、裏主人公のパクソンフン。この人がいなければ、ヒョヌへイン夫婦がここまで輝くことなかった。影が濃くなれば濃くなるほど、光が強くまぶしくなるように、パクソンフン演じるウンソンが落ちるところまで落ちたから、ヒョヌへイン夫婦が神々しく輝いた。パクソンフンは、ドラマが放送されていた時、ひどいDMやコメントをたくさん受けたらしいが、私はこの役を演じきった彼に花束を添えたい。最高でした!


p.s. 16話最後のシーンをみて、藤井風の”満ちていく”のMVを思い出したのは私だけでしょうか。リンクしていた部分があったように感じました。もし日本版でリメイクされるなら、ラストシーンのOST、藤井風の”満ちていく”いかがでしょうか。あ、もちろんスヒョンのOSTが圧倒的ナンバーワンなので、そこはお忘れなく!笑

;)


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?