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詩・ポエム

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#恋愛

【詩】見たこともない居るかもわからない四人を想って作った詩

タイトル未決定 まだ甘いままのあなた わたしは抜け出せないまま 痕が残るくらい傷つけて 泣いてしまえば何も残らないから 幸せなふたりを 覚えていたくないの まだ苦いだけの時間 わたしだけが取り残されたまま 誰の為にあなたを好きになったのだろう 右手を唇に添える癖 酔ったらお喋りになって 怒ると下唇を噛むとこ あなたの話し方 まだ何も知らなかったあの時 こっそり戻れるのなら ねえ わたしはどうしたらいい あの時わたしに向けられた瞳も あの雨の日の傘のないふたりも

超短編小説 『息が白くなったよ』

 今日は風も冷たくて、雪が降りそうだ。窓を開けると、確かに白い粒が落ちてきた。積もりそうな勢いのそれは、牡丹雪だ。  空を見上げていると、いつの間にか背後に立っていた彼女が、私の首筋に顔を埋めるようにして囁いた。 「寒いね。」    私はそっと振り返り、彼女の頬を両手で包んだ。そうして額を合わせると、彼女が嬉しそうに微笑みながら言った。 「あったかい。」  私は思わず吹き出した。「君の方がよっぽど体温が高いよ。」彼女は少し不満げな顔をしたが、やがて私と同じように笑い始

ひとりごと

冷たすぎる水は嫌い ぬるくなった水も苦手 それくらいいいじゃない わがままなんて言わないで ああ、また機嫌をそこねている これくらいいいじゃないか すこしからかっただけだろ 笑っていたいだけなのに 静かになっちゃったな でも好きよ  この時間も  また携帯ばっかりいじってる せっかく二人でいるのに 時間がもったいないよ どうして悲しそうな顔をしているの どうして怒ってるの いいさ すきにしてれば どうしてこうなんだよ もう暗くなってきた お腹すいてきたな ああ、