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世の中すべて「ドラマ」でみんなどれだけ好きなのか〜?

ドラマは好きですか?

「海外ドラマは大好き〜」
「TVドラマは見ないけど映画はよく行くよ!」
「まったく観ないね〜。何が面白いの?」

などと声が聞こえてきそうです。

あなたはどうですか?
私はアクション映画やカンフー映画、ミステリーやSF未来モノも好きで。最近はNetflixのシリーズドラマもよく観ます。
TVのドラマや大河ドラマなどはまったく観たことがありません。

最近、「政治とカネ」「石川県の大地震」「松本人志vs文春」などの話題が世の中を賑わせています。

これらすべてドラマなんですよね。
それに今気が付きました。

ドラマと言っても、作者がいて監督がいて俳優が演技をするという意味ではありませんよ。

原因があって、主人公がいて、それに巻き込まれる人や乗っかる人達がいる、そして何らかの途中経過や結末がある・・というものです。
それを多くの人に知らせるメディアがあり、観客はそのメディアを見ているあなた達です。

こういう見方をすると、世の中のすべての出来事はドラマと言ってもいいかもしれません。
しかも人類が誕生してからず~とドラマが続いているのです。

そして、とても厄介なのは、ドラマの中の人たちは目の前の出来事や置かれた環境に一喜一憂し、喜怒哀楽を感じているのに、メディアというたちの悪いものたちがいるということ。

メディアは人のドラマを面白おかしく、時には大げさに伝え、観客(あなた)を引き込み、視聴率や広告で稼いでいるのです。
そのためには、ドラマをそのまま伝えただけでは面白くないので評論家を呼んで演出し、涙を流させ、同情を求め、心配を煽ってはその続報を垂れ流すのです。

スポーツのヒーローや、一国の有事に等しい政治家のスキャンダルでさえ、そのドラマを憶測や推測、果ては「個人的な見解」として、別に必要としない情報を押し売りしているのですよ。

それにしても人間はドラマが好きですね。

メディアは、ときには、事実とまったく反対に伝えたり、ある目的の手段として恣意的にバイアスをかけたりしていることに気が付きましょうね。

おしまい

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