世田谷の自宅売却<8>
売買への影響を考え、時間を空けて公開しました。
内見結果
1月29日(土)
Tさんから電話があった。
しばらく連絡なかっただけに、次の内見の相談かと思った。
「先日内見したファミリー(内見5件目)のローンが審査に通って、ご本人も買いたいという意思をいただきました」
ジャジャ〜〜ン!!!
うおー!!
これで大きな壁を超えたぞ!!!
明日Tさんがうちに来て、話をするとのこと。
何か条件を出されているのかな?
まあ、明日の話次第で今後の生活が大きく変わることになりそう!!
ここから佳境
1月30日(日)
Tさんがうちに来て打ち合わせ。
ドキドキしているとやはり・・
「ファミリーの買い主候補様のローンが・・
無事通りまして、購入希望書も頂いてきました。」
おおおおっ・・
「ただ・・
値下げを希望されてまして・・」
うむ・・
「その金額がこれでして・」
ええええっ・・そんなに安くしろと・・!?
正直安すぎ・・・
「そうなんです。少し値引き額が大きいかなと・・
それで、電話で済ます話ではないので、うかがった次第です・・」
そりゃそうだな。
「一晩考えていただいて、明日にでも連絡ください」
条件を飲めばすぐに売れるのは確実だけど、こちらは仮住まいしなきゃならないし、荷物も一時的にしろ、倉庫を借りなきゃならないからその費用だってかかるし、引っ越しにも相当掛かりそうだからちょっと厳しいな。
正直言うと、次の新築の家の家具はいいものにしたい。
自分のガレージを基地に改造(新築なのに改造?)したいしなぁ。
先方もダメ元で値下げを言ってきているだろう。
まあ、相手の立場だったら自分でもそうするだろうな。
スカパーの番組で質屋(ポーンショップという)で売り主と買い主の値段交渉が面白くてよく見てるけど、今回の相手は日本人だしなぁ。
今は売り手市場だから、強気でいけばいいとあちこちから言われているけど、値引きに応じなかったら断られて、またどれだけの時間がかかるかわからない。
ということで、明日Tさんに電話をして、少しだけ値引きに応じよう。
という結論に。
想定金額は、接道問題が発覚したときに考えた最低金額よりは高めにしようと思う。
1月31日(月)
Tさんに電話で金額を伝えた。
さあ、先方がどんな反応してくるかドキドキですね〜!!
2月4日(金)
Tさんから連絡があり、買主さん(候補)は家族会議を週末にするのでその後結果連絡、とのこと。
それとは別に、今週末にSさん(Tさんの部下)が敷地の境界の確認に来るとのこと。いずれやらなければならない作業なので、ということなので、先に進む感じなのか?
2月6日(土)
昼頃Sさんがやってきた。
買主さんに契約時の「重要事項説明」のために、隣家との境界などの確認に、家の敷地の周辺を見させてくれとのこと。
今日、買主さん候補のファミリーが家族会議をするらしい。
その前に軽くこの家の問題点をわかっていてもらって、後でもめないように説明するらしい。
何でもこの家族、息子さんが近く結婚するらしく、それを機に2世帯で住みたいとのことで、ご両親はすでにリタイアされていて、山梨で畑をやっているらしい。
普段は山梨にいて週末帰ってくるとSさんから聞いた。
佳境が長いw
いよいよ結果が出そうだ〜〜〜〜
ドキドキ。
ローンは審査通ったというし、値下げも(希望の半分以下だけど)したし、家族会議するし、「やっぱや〜めた」なんてことはないと思うけど・・
ゲームは最後までわからないと言うし・・ゲームジャナイ
夕食時、Tさんから電話が。
「値下げいただいた金額でお願いしたいとの意向です。」
おおおおおおお〜〜!
決まった〜〜〜!!
契約は1週間後。
引き渡しは7月末。
この引き渡しの時期が、私達としては気になっていたのですが、良かった!!
少しでも仮住まいの時期を短くしたかったし、この家の大量の荷物やいらない家具の処分も、多少の時間的余裕を持ってできそうだし・・。
うううううう、うれしいいいいいいい!!
こちら側では、その荷物の処分や、仮住まい探し、新規引越し先の土地探し、建設会社の決定など、山のようにやることがあるのだけれど、その打ち合わせに同居してくれる息子と打ち合わせをしなきゃ!!
この家(建物部分)は3人の所有権になっているので、契約書には全員の署名と押印が必要になる。
Tさんは、明日、司法書士と打ち合わせをするので、私以外の契約書への署名と押印を、来週の本契約の前にやっておきたいとのこと。
こうなると、忙しさも楽しみに変えていけそうだ・・。
うちは、家の所有者は95%ほどが私で、残りを妻と兄が持っている。
前に100%私にしておけば、いろんな面倒がないと思ったので、皆さん心当たりあれば考えたほうがいいですよ!!
家の価値が仮にゼロであっても所有権は所有権なので・・
↑とは言っても、まだボケていない父親に権利を移せと言っても、「俺はボケてない」「お前勝手に売る気だな」などと返って来そうなので言い出せないですよ。
で、ボケ始めていても「まだボケてない」と怒り出すかも・・
贈与の問題にもなるかもしれない。
なにかいい方法はないでしょうかね?
こういった問題に、すごいソリューションがありました。
家族信託という選択です。
問題を抱えそうなご家族は、一度相談するといいですね。
それにしても、木造建築は築20年ほどで価値が亡くなると言っているのに、固定資産税は高いままなのですよ!!
これは本当におかしい。
そもそも、自分の土地に、自分のお金で、自分の家を建てているのに、なぜ何十万円も毎年払わなきゃいけないんだ?
無理やり金を集める仕組みを作っておくのって、ヤクザと同じじゃん(怒)
Tさんの会社からメールが送られてきた。
「契約のご案内」というもので、契約時に必要なもの(土地、家屋の権利書と実印)、売却金額と、手付金がいつ支払われるか。
その中に「預金通帳とカード」ということが書かれていたけど、これが意味するところがわからず電話した。
「契約時に現金○百万支払われるので、すぐに近くの銀行へ行って口座に入れたほうが良いと思いまして・・」と。
ああ〜なーんだ。
まもなく、新居の土地を買って手付を現金で支払わなきゃいけないから、現金で持ってるもんね。
知らなかった
契約前の打ち合わせで、契約時には、家の所有者全員の署名と押印が必要(あたりまえ)で、売り主は実印、買い主は実印でなくても良いということです。
これは初めて認識した。
(聞いたことあるかもしれないけど当事者として、そうなんだと思った)
それと、普段生活していて、土地と家の権利書のことなどすっかり忘れているけど、売買に関してはいちばん重要なものなので、ほんと大事に保管して置かなければならない・・
今回金庫に家の権利所しか見つからずあせった・・
別の金庫に土地の権利書を見つけて安心したけど。
(金庫たくさんある。ウソ)
2月11日(金)建国記念日
契約前の売却家屋の3人の所有者、私以外の署名をした。
Tさんが自宅に来て、妻の署名と実印押印をするときに、売り主のリスクについて説明を受けた。
手付金を受け取ったら、売却確定!と思ったら大違い。
家のこと(設備とか)を嘘ついていたら、約1ヶ月の間はお互いに白紙にできるということを初めて知った。
ウソついてないから大丈夫なんだけど。
それと、災害があったときに、家が壊れたりしたら、本契約前なら白紙になる。
売るものがないから、そりゃ売れないよね。
あとは、買主さんがローンの審査に通ったんだけど、実際の申し込みをしたときに、銀行からNGが出る場合もあるんだって。
ローンが通らないときにはやはり白紙に・・。
こちらとしては祈るしかない。
契約
2月13日(日)契約当日
Tさんからメールで、駅近くの駐車場を確保しています。
と地図が送られてきた。
さすが大手の不動産屋さんは、こういうところが違うのね。
午後3時
契約はTさんの会社のあるビルの地下。
え〜不動産屋さんが地下〜?
行ってみると、こういった契約ごとのための応接室で、買主さんと売り主が向かい合わせで座り、お誕生日席にTさんの部下のSさんが、重要事項説明や、免責や、物件の鍵の本数まで読み合わせして、最後に署名と押印をする場所でした。
2時間ほどかかって、無事契約終了。
最後に、手付金を現金でいただき、数えて、領収書にサインをしてお渡ししました。
これで、大きな事故がなければ、7月末の引き渡しで終了のはず。
いま、この時点で、この資金で建てる家の土地を探しはじめた。
つづきということで新しいnoteを書いています。
売却に関するnoteはここでおしまい。続きもよろしくおねがいします。
続きはこちらで
おしまい
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