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2/9 味覚が変わってしまっている
先日の東京出張の際に懇親会としてとある中華居酒屋に足を運ぶことになったのだが………飯が美味しくないのである。
不味い訳ではない。
周囲は皆美味しいと言っているのだから、料理の質が悪いのではなくて僕の舌に非があるということだ。
なんというか………濃い、塩辛い。
僕は結構早い段階で箸を置いて、飲み物と会話に集中することになった。
ネフローゼ症候群になってからというもの、日々の塩分制限生活を続けていく中で好みが薄味に変わっていき、今では生野菜筆頭に調味料と呼ばれるものを殆ど使わなくなったのだから、当然と言えば当然の現象なのだが。
栄養面含め、食に拘りを持つようになって身体にとって、よろしくなさそう物を取り入れたくないという面倒臭さを発揮したのかもしれない。
帰りにサラダチキン買ってホテルでモサモサ食べましたとさ。
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