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8月15日に思う

 終戦記念日。300万人以上の日本人が犠牲になった大戦が終結した日をまったくいつものように過ごしていいわけがないと思っている。
 
 夏休み真っ盛りでもあり、子どものころは何も考えずにいた。甲子園の高校野球が正午の時報と同時に中断されて黙祷するのをぼんやりとながめていたぐらいだ。
 
 「戦争を知らない子供たち」という歌がヒットしたことすら“歴史的事実”でしかない世代の私だが、幼い頃には、消毒液の匂いが充満する新宿のガード下で見かけた傷痍軍人は、ホントに恐ろしかった。
 
 戦後77年。平和のうちに経済復興をした。国を守るために戦って犠牲になった兵士たちは、いまのこの日本の繁栄ぶりをどう見ているだろうか。
 
 A級戦犯の合祀問題があるにせよ、日本の政治家が感謝と尊崇の念をもって英霊を参拝することは自然なこと。そして、日本と世界が平和であることに力をつくしてほしい。
 
きょうは出社なので靖国参拝は難しかったが、正午には黙祷をした。
(22/8/15)


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