身近なテーマについてじっくり読む【感想文】「定年準備」楠木新
感銘を受けた「定年後」の続編的な一冊。
テイストも内容も前著と大差はない。やはり我が事としてしっかり読ませてもらったが、自分にとって内容が濃密であること、文章が必ずしもストレートに伝わるものではないことから、ページ数以上の歯応えを感じる読書体験になった。
突き詰めて要約すると「何をやってもよく、何もやらなくてもいい。自らの個性にあった働き方、生き方をすればよいのだ。大切なのは退職後の一日一日を気持ちよく『いい顔』で過ごせることだ」。これを自分で考えろ、ということだと理解した。
(22/1/2読了)
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