成功体験と自己治癒力

私が小学校四年の頃、具合が悪くて学校を休んで家で寝てると嫌がらせをする底意地の悪い祖父母祖が同居していたお陰で、自分の身を守る為に病気になったら直ぐに自力で治して健康になり学校に復帰する癖がついた。病児に大人は寄り添って構ってあげるので、子どもにとって《大人に大事にされる良い体験》と健康時より病気でいる事は得なんだ、と無意識に記憶されてしまう。私の幼い頃の祖父母のDV体験は、《病気にならない。弱ったらここぞとばかりやられる。絶対治して学校(社会)復帰する》と自己治癒力を高めてくれた。その後の私の人生で二度の大病を強い意志で克服する事が出来た。

子どもが病気になった時には、周りから大事にされて学校を休める事を楽しい体験にさせないように気をつけていたお陰で、「私はうつ」と自己申告で同情を集めたがる人間には育たなかった。 自称うつに責任感ある人も自殺した人もいないですねえ。

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