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デザイナーと作家。

デザイナーと作家、
どちらも何かを生み出すという事は
一緒でも違うところは沢山ある。

まずデザイナーはクライアントがいて
何かが作られる。

クライアントが広告やポスターを
作って欲しい。
デザインはこんな感じで
写真はこういうのがいいな。。とか
色々と要望を聞いて生み出していく事が多い。

自分はこういうデザインが好きだけど。。
で、制作はできない。
デザイナーはクライアント第一。

もちろん、
すごい有名デザイナーとかになれば
この人のこういうデザインが好きだから
この人にお願いしたいというのも出てくる。

でも、平社員のうちはそれは難しい。笑


そしたら作家は??
作家といわずアーティストや芸術家と呼ぶ人達。

こういう人達は
自分の作りたい物を自由に表現して生みだす。

基本は自分第一。


私もそっち側の考えでした。

一度、専門学校卒業して
デザインの仕事をしていたので、
クライアント第一の物ばかり作っていた事もありますが。。

やはり自分で作りたい物をつくって
世に出したいという気持ちが大きかった。


でも作家といえど
作家という職業でもあるので
生活をしていく上で売り上げ云々の問題もでてきます。

作家さんの中には
経営のあれこれの本を沢山みたり
SNSでのフォロワー数を増やすために
色々試行錯誤したり。。

そういうのを見て凄いなぁと思ったり
少し焦りを感じた事もあって
自分もビジネス的な話しを
ちょこっとみたりとかもしました。
(フォロワー数に関しては
あまり気にした事はないですが。。)


でもそういう事を考える度に
違和感を感じていたのです。


経営者的には当たり前の考え方だけど
作り手として、それは楽しいのか?

一番良いのは。。
自分が作りたい物=お客さんが欲しいと思ってくれる物


これが一番なんじゃないかな。。

お客さんに好まれそうな物を研究して作っても
それが自分が作りたい物と真逆だったら。。

あれ?

こうなってくると
デザイナーの仕事と一緒ですね。


作りたい物を作っている時は
作家の立ち位置。
お客さんの要望を取り入れて
ターゲットとか色々分析して作り始めたら
それは作家というよりデザイナー。。
あ、クリエイターなのかな?


色々とお客さんの要望を取り入れて
上手い具合に自分の作りたいものと調和させる。

今までは結構、
自分の作りたいものばかり作ってきました。

でも上手い具合に調和させる事ができたら
また一歩違う世界に踏み出せるのかもしれない。


私の場合は売り上げどうこうというよりも
自分もお客さんも楽しめる
そんな物づくりをしていけたら良いなと


そんな事を考える今日この頃です。

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