マガジンのカバー画像

エヴァ感想文マラソン

5
事実上のエヴァ初見がNetflixでようやく見始めることができたので感想文マラソンをできれば、と思っています。
運営しているクリエイター

記事一覧

『エヴァ』感想文「第参話:鳴らない、電話」

第参話のサブタイトルは「鳴らない、電話」。シンジがミサトから貸与された携帯電話を使っている様子の描写から、最終シーンにてトウジがシンジにかけた電話が繋がらない描写まで、通奏低音として機能している。

シンジの転校先の学校では、劇中の世界観設定の一部である「セカンドインパクト」の説明を、授業の内容として行っている。しかし、のちの使徒戦の際にケンスケが言及したとおり、報道管制が当然となっている世界で、

もっとみる

『エヴァ』感想文「第弐話:見知らぬ、天井」

初回からだいぶ間が開いてしまったので、今回の感想文を書く直前まで、前回の感想文は観ずに再視聴を開始した。

Aパートは脚本の巧みさを感じた。使徒と対峙した場面の続きから開始され、一方的に大ダメージを負い、その流れからミサトの呼びかけに対して病院で目を覚ますシーンまで一気にジャンプする構成は強烈。第三新東京市の「ビルが生えてくる」シーンでAパートが終了するまで、気が付けばあっという間であった。

B

もっとみる

『エヴァ』感想文「第壱話:使徒、襲来」

今回は第1話なので、エピソードの構成と物語の基礎となる情報の収集を基本姿勢として視聴した。

舞台は(放送当時からみて約20年後の)近未来2015年の日本。物語の「ツカミ」は、巨大敵性行動体「使徒」への国連軍の抵抗が無に帰すこと。その視点は、国連の軍人以外として、父に呼び出された主人公である碇シンジ(と、彼を迎えにきた葛城ミサト)のものである。

シンジとミサトがネルフ本部へ向かう会話の中で、シン

もっとみる

今までエヴァ未履修だったとシネフィルの友人に告白したところ
「え、まさか今まで観てなかったの? エヴァを観ていない分際で俺と口を聞いていたの? マジで?」
「罰として各話800字以上ずつ感想を書きなさい。ぼくは当時書いてましたよ」
と言われてしまったので、気が向いたらやります。

事実上の初見エヴァ感想文:目次置き場

事実上の初見エヴァ感想文:目次置き場

このページの目的
本当にやるかどうかは未定ですが、先につぶやきを投稿した「事実上の初見エヴァ感想文」マラソンをするかもしれないことになったので、備えとして各話の目次およびリンクを設定するため、このページを作りました。見出し画像は日本テレビの公式サイトからの引用ということでひとつどうぞよろしく。

各話目次
TVシリーズ
第壱話:使徒、襲来
第弐話:見知らぬ、天井
第参話:鳴らない、電話
第四話:雨

もっとみる