ホームレス女子大生の悲劇 in NY
※内容と文章が一部過激なため、有料となっております。SNS等での引用は控えていただけると幸いです。
2015年冬
NYの地に降り立った一人の女子大生がいました。彼女は写真がとにかく好きで、写真をたくさん撮りたいという思いだけを胸にこの地に来たのです。
そう、この3日後に驚きの展開が待っていることも知らずに…
ことの発端は、簡潔にいうと、滞在先の宿主が上から注意されてしまったこと。友人のところに居候していた私は、そこでの滞在を短めにし、次の宿泊先へ移動しようとした矢先。
次の宿泊先の主(New Yorker)がバケーションに旅立つことを聞かされます…
「は?私との約束は?!」
「あ、忘れちゃった☆」
おい、こら。健気な女子大生をNYの街にほっぽり出し、「忘れちゃった☆」はないだろう…。
怒りと唖然と絶望とが一気に押し寄せる23歳の夜 in NY(到着3日目)
「デデンデンデ、デン!」的なターミネーターのBGMが頭の中を流れてしまうあたりお気楽ガール。そして、このBGMとともにNYでのサバイバル生活が幕を開けたのです。
幕を開けた予定だったのですが、結構運がいいのが私の強みでして、その日の夜に日本人だけの飲み会があったんです。そこで、心やさしき日本人女性が助けてくれることになり、その日はいったん現在の宿泊先に帰宅しました。
しかし、次の日になってもぜんぜん連絡が取れない!fbも知らない!!!のちに、携帯紛失によるものと発覚しましたが、そのときは大慌てで、couchsurfingで宿探し。運よく、見つけてくれたNew Yorkerが、ちょうどその日から宿を提供してくれるとのことで、一旦、仮宿を確保に成功。
先ほどの日本人女性の方からも連絡が来て、なんとか年を越しNYを実現。
そして、1日の夜は、別のイベントで知り合ったNew Yorkerに拾ってもらい、午前4時に宿確保。2日からの宿は確保していたので、日本人女性の部屋からそこに移動したのですが、近年まれにみる災難が待ち受けていました…。
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