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30年間も給料水準が上がらない国に期待せず自分で稼ぐ

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昨日は
凋落する日本で個人が豊かになる手段はこれしかない
という記事を書きましたが、
これは日本人として、この国に対して危機感を持ち、自分で稼ぐ力をつけなければいけない、ということを伝えたくて書きました。

今日は続編を書いてみたいと思います。

物価が下がって喜んだが、それは衰退の始まりだった

高度成長期は、その成長とともに物価がどんどん値上がりして、僕が20代の頃は、日本の物価は非常に高く、世界一と言っていいくらいでした。
アメリカに旅行行っても、スーパーで買物したら安すぎて驚いたほどなので、東南アジアなんて行ったら、桁間違ってるんじゃないか?と思うほど安く感じました。

しかしその後、日本は物価が高過ぎて生活が苦しい、ということが問題視され、「価格破壊」ということが言われだし、物価がどんどん下がるデフレが起こり始めました。

正直僕も含めて、ほとんどの日本人がこれを歓迎して、安く物が買えると喜んでいました。 今から考えると単純だったと思いますが、給料が同じで物価が下がると嬉しかったですね。

結局これが何十年も続いて、気がついたら、日本では30年前と変わらない物価で、欧米諸国など他の先進国の半分くらいの物価になっていたわけです。
日本よりはるかに物価が安かった韓国とも、今は変わらないレベルになっています。

40年以上前ですが、僕が18歳で一人暮らしを始めた時、大衆食堂の一番安い定食が500円で、少しグレードのいいのは800円だったのを覚えています。
今もワンコインランチなんてありますよね。あまり変わりません。

高過ぎて日本人が日本の飲食店に入れない

今はコロナで旅行ができませんが、コロナ前は海外からの旅行客が増えて観光産業が成長しました。
これは日本の魅力を海外に伝えたからと言われてますが、確かにそれもありますが、実は日本の物価が安いので、日本に行って買い物しようとする外人が増えてことが大きな要因です。
だって僕が20代、30代の時は、安く買い物して帰ってくるのが海外旅行の一つの目的になっていました。 今と逆ですね。

世界的に見て物価の安い国になったけど、別に問題ないじゃないか、と思うかもしれませんが、実は大きな問題があります。
日本は物価だけでなく給料も上がらず、もう何十年も平均賃金は変わっていません。

物価も給料も30年前と同じ国なんですね。

東南アジアに旅行した時、観光地の飲食店は外人価格で、現地の人はとてもそんな高い店には入れないのが当たり前でした。
しかし今、日本で外人観光客が多い店は外人価格になって、日本人が入れなくなっています。 ラーメンが2000円とかしますからね。

外人にはラーメン2000円って当たり前ですが、日本人の給料では高過ぎて入れません。

いやー、これは寂しい話ですね。落ちぶれた感が半端ない。

これはよく見るデータですが、マクドナルドやスターバックスなど世界的な飲食チェーンでメニュー価格を比較すると、日本は中国や東南アジア諸国より安いです。

中国人に日本のすべてを買い取られる

健全に成長している国は2%程度のインフレが起こり、物価と賃金が共に上がり続けるもので、それが止まっているのは経済成長が止まっているからでもあります。

実際日本のGDPはずっと横ばいで上がってません。こんな国は日本だけです。

上に書いたように、10年ほど前から、物価の安い日本に旅行に来る外人が増えましたが、実は同時にもっと大きなことが起こっていて、安い日本の会社や不動産を買いに来る外人が急増しています。 外人と言っても多くが中国人富裕層です。

日本人には高くて買えない高級マンションを、中国人が「安い!」と言ってどんどん買っていき、そこに日本人が賃貸で住んでいます。

安い日本の会社を買収した中国人が経営する会社で、日本人が働いています。

ラーメン店に入れないどころではなく、とんでもなく寂しい話です。

衰退する国に頼らず自分でネットで稼ぐ!

結論としては昨日の記事と同じですが、
日本の国が衰退しているのは明らかですし、それに危機感を持つことが絶対必用です。 
老後の生活を何とかしてくれ!と言ってもどうもならないので、自分で稼いでいきましょう。

幸い今はネットビジネスという、非常にありがたいビジネスがあるので、自分の力で稼ぎましょう!
国が衰退しても豊かに暮らすことはできます。頑張っていきましょう!

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