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良いパンフレットを作るためにはデザインから作らない! まずは「構成」を頭を使って考える事が大事。

こんにちは。デザインパンフレットという東京・埼玉の中小企業様を中心に会社案内や製品パンフ、学校案内といったパンフレット専門制作サービスを運営してますデザイナーの小川です。
今回はパンフレットの基本的な作り方をお教えしていこうと思っています。会社でデザイナーや制作会社に頼む予算がなくて「やってみて」と言われた方や、デザイン学校生なんかに参考にしてもらえたら幸いです。

今回はデザインを作る前の大事な工程「構成」について考えます。

パンフレットを作る前に構成が大事なこと、知ってますでしょうか?構成というのはページごとにどんな内容を記載するか大まかに決める事です。こうやって最初に大体のページ内容を決めることで、情報の伝わりやすさや伝えたい内容の順番を俯瞰して見ることができます。「パンフレットを作る」と言うと、すぐにデザインのことを考えてしまいがちですが、こういった目に見えない作業が実はとても大事。情報の伝わりやすさを考える「構成」をしっかり決める事でパンフレットの完成度が大きく違ってきます。なのでデザインを作る前にきっちりと構成を考えてより完成度の高いパンフレットを目指しましょう!

その1.まずはパンフレットに描きたいことを全部書き出してみよう
いきなり「構成を考えて」と言われてもきっと難しくて頭をひねると思います。そこでまずはパンフレットに記載したい内容を全部書き出して見ましょう!今は順番を意識せずとにかく思いついたことを全部紙に書き出していきましょう。「これはいらないかな?」なんて取捨選択しなくてOK。とにかく最初は全て書き出す事が肝心です。

その2.書き出したものを大事な順番に並べてみよう
その1であらかた内容を書き出したら、次に出てきた内容に順番をつけてみましょう。何もないところから考えるのは難しいけど、不思議と一旦書き出したものに順番をつけるだけなら簡単なはず。この「内容を書き出す」ことと「順番をつける」作業を分けるだけで最初は頭をひねっていた事も簡単に考えられるようになります。

その3.大事な順番に沿ってページに内容を当てはめていこう
その2で決めた順番に従ってパンフレットの各ページに内容を当てはめていきましょう!順番通り大事なものから前のページに割り振っていきます。この工程でもパンフレットの模型をA4用紙なんかで作って当てはめていくとわかりやすくなっていいですよ!特に実寸通り(A4サイズの4ページのパンフレットならA3用紙を半分に折ったりして実際と同じ大きさにしましょう)のものでやると、仕上がりがイメージしやすくなってとても良いですよ。


たったこれだけの工程で構成が完成です!こういう風に作ってみるとデザインする前に大体の完成形がイメージできて大変作業がしやすくなります。頭と紙を使った簡単なやり方ですが効果は絶大ですよ。

以上、「パンフレットの構成の作り方」の説明でしたが、実際にデザイナーがパンフレットを作る時も必ずこの構成を考えてからデザインを作ります。デザインを作り出すと細かな部分に目がいってどうしても全体で見る事が減ってしまいますから、事前にしっかり頭を使って全体のイメージやお客様に何を伝えたいかをよく考えておくことはデザインにとって必須です。一生懸命作ったはいいもののお客様に伝わらなかったら寂しいですからね。また、商売としてパンフレットを作るのであるならばなおのこと構成は重要になってきます。
みなさまもパンフレットを作る機会があったらぜひこの「構成」を思い出して作っていただけると嬉しいです。ただ漠然とデザインを作るよりは全然レベルの高いものができますよ!


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