見出し画像

自分に合ったストレス対処の見つけ方。行動しやすい「コーピングリスト」を作る。

先日、所属しているオンラインコミュニティで、コーピングリスト作成のグループワークに参加しました。
コーピングは「ストレスを軽減させるための行動」を指します。一人ひとり、ストレス対処法は異なるので、グループワーク中に考える時間をもらえ、最終的に文字に起こし整理しました。これがコーピングシートとなります。

ただ、リストを作って終わってしまっては勿体ない。実際に行動を起こしてみて、改めて自分がどのような状態にへと至ったか検証し、より具体化していくことで、より使いやすいモノへと進化を遂げていくのではないかと考えています。

また、そもそも行動が起こせない場合は、どのようにリストを作成したら行動してみたくなるかを考える必要があるでしょう。もっとも、そもそもストレスを感じていないから、行動の必要性を感じなかったパターンもあるとは思いますが・・・。

つまるところ、行動を起こそうが起こせまいが、「コーピングリストの具体化」というアップデートは大切。先日自分が作成したリストを改めて確認し、より行動しやすい形でアクションを設定してみます。

僕のコーピングリスト

各項目について再考する

ベッドで熟睡する

「熟睡」自体は自力でコントロールできるものではないので、「ベッドに転がって、毛布や掛け布団くるまる」あたりにしておこうと思いました。自分が不快感を感じているときに、どんな状態でベッドに居たいか想像した結果です。

サウナでととのう

このアクションそのものが、コーピングリストから外れるなと思いました。最近めっきりサウナ欲が減退しており・・・。

シーシャを吸う

店のタイプや、好きなフレーバーなどを明文化できると、より精度の高いアクションへと落とし込めそうです。まだシーシャ歴が浅く、そこまで詳しく言語化できないのですが。

あるいは、「吸いたいと思ったフレーバーのシーシャを吸う」と表記してもいいかもしれません。何味が吸いたいのか考える過程を踏まえ、シーシャを吸うといった感じです。

好きな音楽をリピートする

僕の場合はしょっちゅう好みの音楽が変わるので、「気分のアガる音楽を聞く」とか「不快感が吹っ飛ぶ音楽を聞く」など、曖昧な形で言語化することが最適だと思いました。人によっては、「サカナクションの『月の椀』を聞く」といったように具体化した方がしっくりくる方もいるかもしれませんね。超余談ですが僕はさっきまで、月の椀をリピートしてました。

食べたいものを好きなだけ食べる

このアクション自体も、僕にとってはコーピングにならないのではないかと振り返ってみて気づきました。好きなだけ食べると、その瞬間は幸福感に満ちているのですが、後からやってくる満腹感や眠気との戦いで再び若干のストレスを感じるんです。

食べること自体は確かに好きなのですが、何をどうやって、どんな環境で食べたらコーピングに繋がるのか、今後も考えてみます。

友人とたわいも無い話をする

こちらは実践を踏まえ、友人のタイプをより詳しく言語化することが必要だと感じました。もしくは、いっそのこと友人の名前を書いてしまっても良いかもしれません。

友人は友人でも、誰とたわいも無い話ができるか、したいと思っているのか。普段はあまり意識しないものの、「この人とはこういう話をしたい」とか「この人とはこういう過ごし方をしたい」といったように、意外とひそかな欲求を持っている気がしています。

コーピングリストをアップデートすること

コーピングリストは作っただけに終わらず、一度実践しただけに終わらず、常にアップデートされていくものだと、改めて痛感しました。行動を言語化してみたものの、意外と上手くできなかったり、できたとしても何だかしっくりこなかったりするものです。

最近、知人と「コーピングリストの作成とコーチングをセットにしたら良いのでは」と話をしました。一人では考えられる範囲に限界は出てきてしまいますし、実践の動機づけも難しい場合もあるため、コーチと一緒に自身のコーピングを深めていくのは、とても効率的だし精度も高めやすくなるのではないかと思っています。


僕は湿気に弱く、6,7月に調子を崩しがちです。夏生まれですが、日本の夏は超がつくほど苦手。
梅雨時のストレスに対処するために、コーピングリストを充実させていきたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?