仕事がしんどい

一年前に転職をした。

入ったのは、とんでもなく閉鎖的で忖度が大量発生しているような会社だった。

わたしは営業で、だから、お客様とのやり取りにやりがいと責任感を持ち、出来る限り、全力で仕事をしてきた。

その証に、先輩に「そんな一生懸命やる必要ないよ」と嘲笑われたことがある。入って半年、先輩の案件で起きたトラブルを何故か私が解決する立場になり、頭を抱えながら奔走していたあの日。

この言葉に感じた悔しさと虚しさを、私は未だ忘れられない。じゃあお前がやれよ。

そこからの半年間、売り上げは先輩についたまま、私は約13社のお客さんを担当している。
お客様は私に連絡をしてくる、私が主担当ぽくなったことを喜んでくれるお客様もいて、まだ救われていた。

でも、昨日何かが頭の中でキレて、涙が止まらなくなった。

先輩も上司も、自分の仕事で精一杯で、私が何をして、どんなことに悩んでいるか声を大きくし、助けて!というまで気が付かない。

確認を取っても、自由にしていいよ、の一言だ。分からないから相談してるのに。

ここですべては語れない。
でも、病む、という言葉や気持ちが全く理解出来なかった私が、いま、確かに病んでいる。

というわけで仕事を辞める。

ある人が教えてくれたヨーロッパの諺。
「悪い人とは、良い取引は出来ない。」

誠実に、生きてきた。
手を抜ければどんなに楽かと思ったこともある、でも、1人で戦場に立たされたとき手を抜いたら死ぬのだ。
私も、傍観している周りも。

自分が一番大切である。
父親に掛けられたこの言葉で、わたしは決心した。

今抱えている、大きな仕事を終えたら次に進もう。

夏のわたしが笑っていますように。

#日記 #仕事 #転職




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